チロシンの働き
チロシンは、フェニルアラニンという必須アミノ酸から作られる物質です。
チロシンは神経伝達物質のドーパミンやノルアドレナリンの原料になりるもので、脳の機能の働きを助けます。
チロシンが不足した場合は、循環機能やエネルギー代謝の低下、低体温、やる気の低下、無気力など、乳幼児では成長発育障害や精神知能の発育遅延がおこることもあるようです。
ナットウや味噌などの表面に出る白い結晶や、たけのこの水煮でも白いアクのようなものが見えますが、それがチロシンです。
チロシンを効果的に脳に送るためには、糖質が含まれる食品とともに摂ると良いといわれます。
りんごを変色させる原因となる物質としても知られている。 タケノコの水煮では、節の中に、しばしば白く析出したチロシンが見られる。 納豆では長く発酵させると、大豆タンパク質の分解が進み水に溶けにくいチロシンが豆の表面にプツプツと現れる。食感もジャリジャリとした感じになる。この状態を納豆業界では「チロっている」と呼んでいる。
引用先:wikipedia-チロシン
チロシンの効能・効果
脳内神経伝達物質にドーパミンがありますが、これは満足感を起こさせる快感物質です。
チロシンは、このドーパミンをたくさん出させる作用を持っていますので、神経を安定させやる気をださせるような効果があります。これは、同時にうつ病の改善にも役に立ちます。
又、この神経伝達物質を回復させることで、慢性疲労症候群を軽減させます。慢性疲労症候群とは現代病ともいえるもので、特定の要因があるわけでもないのに、長期にわたり疲労感、倦怠感が続く症状です。
過剰摂取
チロシンの過剰摂取による人体への悪影響はそれほどないようですが、甲状腺ホルモンがチロシンから作られることから、摂りすぎは甲状腺ホルモン亢進症になるおそれがあるようです。
甲状腺ホルモン亢進症とは、甲状腺ホルモンが異常に多く分泌される病気で、発汗、動悸、微熱等がおき、理解力や集中力の低下、精神不安定、不眠などの神経症状、月経異常、等の症状があらわれます。
又、ノルアドレナリンを増やすことになりますから、過剰に摂り過ぎた場合、血圧が上がる可能性があります。
チロシンを多く含む食材
チロシンを多く含んでいる食品としては、鰹節・たらこ・脱脂粉乳・プロセスチーズ・しらす干、バナナ、アボカドなどです。
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