ビオチンの働き・効能
ビオチンはビタミンB群の一種です。
ビオチンの働きは、糖質やタンパク質、脂質の代謝を助けてエネルギーに変えます。糖質の代謝では重要な役割を果たしている「ピルビン酸カルボキシラーゼ」の補酵素として働き、たんぱく質や脂質の代謝に深く関与しています。
さらに、アミノ酸の代謝やDNAの成分になる核酸を作る場合も必要とされます。
ビオチンは皮膚炎を予防する物質として発見されたビタミンです。脱毛や白髪、アトピー性皮膚炎、などの改善に有効と考えられています。
ビオチンは多くの食品に含まれますので通常なら不足しませんが、生卵を毎日たくさん食べるような生活をするとビオチンの吸収が阻害されますから気をつけましょう。
過剰摂取と不足
ビオチンは、微量ですが多くの種類の食品に含まれています。そして、腸内細菌でも合成されますので欠乏症は起きにくいといわれます。
ただし、抗生物質を長期に服用したようなときは、腸内のバランスが崩れますのでビオチンの含有量が減りますから、通常の食事からしっかり摂るようにしましょう。
極端な偏食者や長期間経管栄養を受けているような人は、皮膚炎や脱毛、食欲不振などの欠乏症が見られます。
又、生の卵白を多量に摂取した場合、含まれているアビジンというたんぱく質がビオチンの吸収を阻害し、欠乏状態を招くことがあります。
1日の摂取量・摂取基準
成人50μgです。(妊婦は+2、授乳婦は+5を付加)
ビオチンの上手なとりかた
さまざまな種類の食品に広く含まれていますのでバランスの良い通常の食事を摂っている限り、必要とする量は十分とることはできます。
加熱などによる調理損失もありません。
ビオチンを多く含む食材
レバー、魚、肉、豆類、野菜など多くの食品に含まれます。
健康な成人であれば、食事からの摂取量にくわえ、腸内細菌からも作られますから、1日あたりの摂取基準を十分満たすことができます。
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