目・耳・口・鼻の病気
目・耳・口・鼻はどれも人間の五感をつかさどる器官です。それゆえ、目・耳・口・鼻を酷使すれば、様々な体の不調を招くことにもなります。
目の病気として一般的なものは、目の酷使などによる「疲れ目」があげられます。
この症状としては、充血や痛み、なみだ目などがあります。
耳の病気で一般的なものは「耳なり」や「難聴」があります。
鼻では「花粉症」が増加傾向にあります。これは鼻水をともない、けっこう悩まされる人が多いようです。
口の病気としては「口内炎」や「歯周病」などが増えています。
疲れ目に有効な食品と栄養成分
疲れ目は頭痛や肩こりを招くこともありますから、常日頃からバランスがとれた食事をするようにしましょう。特に「目のビタミン」といわれるビタミンAは目の粘膜を潤し、網膜を健康に保ちます。
ビタミンAは脂溶性ですから、植物性食品ととると吸収力が高まります。植物性食品に含まれるカロテンは体内でビタミンAに変わります。
ブルーベリーなどに含まれるアントシアニンはロドブシンの再結成を活性化します。又、ホタテの貝柱などに含まれるタウリンは網膜細胞の機能を正常に保ち、いづれも目の疲れを緩和します。
他にも、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEなど、これらの栄養素はドライアイや疲れ目を解消してくれます。
栄養成分についての知識 栄養成分についてのの詳しい解説は 下記のリンクをご覧ください。 スポンサーリンク |
耳鳴りや難聴に効果的な栄養素
この症状は血液の循環が悪いときに起こるといわれます。EPAなどは血行を促進します。
花粉症の食事対策
花粉症は完全に治すことはできないといってもいいでしょう。しかし、食生活の改善で、症状を軽減することは可能です。基本的にはバランスのとれた食事ですが、特にビタミンB6とビタミンCは重要で、たんぱく質のとりすぎは注意が必要です。
ビタミンB6には、免疫機能を正常に維持する働きがあり、不足するとアレルギー症状が出やすくなります。抗酸化作用があるビタミンCは活性酸素を除去してくれるのでかゆみや炎症を抑えることが期待できます。たんぱく質は摂りすぎると異物への反応が過敏になり、アレルギーを起こしやすくなります。
又、花粉症の症状をやわらげるには、αリノレン酸、カテキン、乳酸菌、IPA・DHAなどの機能性成分も有効です。
口内炎・歯周病の食事対策とおすすめ食品・成分
口内炎はビタミンB群が不足するとかかりやすくなります。かつおやまぐろ、さばやレバーは良い供給源です。
細菌に対する抵抗力をつけるためにはビタミンAとビタミンCが必要です。これらは、たんぱく質の代謝にかかわり皮膚や粘膜を健康に保ちます。症状を悪化させないためには、薄い味付けとやわらかく煮る、細かく刻む、熱いものは避ける、などがあげられます。
歯周病の予防ですが、やわらかい食品は歯にこびりついて歯垢を形成しやすくなります。食後は歯磨きをして、食べかすを残さないようにしましょう。
おすすめの食品としては、緑茶やヨーグルトです。緑茶にはカテキンが含まれ、これは歯周病菌を殺菌する働きがあります。ヨーグルトの乳酸菌は歯周病菌の働きを抑えます。
目・耳・口・鼻の病気に効く食品
- ビタミンA・・・豚鶏レバー・あんこう・うなぎ蒲焼
- ビタミンE・・・アーモンド・虹鱒・うなぎ蒲焼・へーゼルナッツ
- ビタミンC・・・アセロラ・グアバ・パプリカ・いちご
- βカロテン・・・モロヘイヤ・にんじん・西洋かぼちゃ・あしたば
- マグネシウム・・・乾燥ごま・玄米・ピーナッツ・納豆
- EPA・・・養殖はまち・きんき・まいわし・さば
・・・など
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