昆布茶は、海藻のこんぶを乾燥させ刻んだものにお湯を注いで飲むものです。
粉末状のものやこんぶに味が付いたもの、玉露や梅が配合されたものなど幾つかの商品が販売されています。
昆布茶のおいしい飲み方
刻んだ昆布と粉末のものに大別されます。
刻み昆布の場合は、茶碗に昆布を入れ熱湯を注いでから、少し待って飲みます。残ったこんぶは食べることができます。
粉末のものは、茶碗に適量昆布茶を入れてからお湯を注ぎ少し混ぜて出来上がり。量が多すぎると塩辛くなるので注意が必要です。
その他、パスタやお茶漬け、和え物、から揚げの衣、漬け物のもと、スープ、等、料理の調味料でも使えます。
昆布茶の効能と含まれる栄養成分
可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
昆布茶(粉末)
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 |
Kcal(カロリー) | g | g | g | mg | mg | mg | mg | mg | mg |
98 | 5,7 | 0,4 | 42,3 | 19000 | 770 | 80 | 35 | 1,9 | 0,2 |
ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | 葉酸 | ビタミンC | コレステロール | 食物繊維 | 食塩相当量 |
μg | mg | mg | μg | mg | mg | g | g |
1 | 0,02 | 0,06 | 10 | 0 | 0 | 2,7 | 48,3 |
こんぶのヌメリ成分は「アルギン酸」です。
アルギン酸には胆汁酸を排出する作用や、コレステロールやナトリウムを排出する効果があります。
その結果、高血圧や動脈硬化、大腸がんなどの生活習慣病の予防に有効とされています。
昆布茶の保存方法
- 理想的な保存方法・・・高温多湿を避け常温で保存
- 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・目安としては半年から1年(保存状態による)