ワインの種類とカロリー、飲み方、役立つ資格など!!

ぶどう酒

ワインは葡萄の果樹を醗酵させた果実酒。葡萄酒とも呼ばれます。
世界中で飲まれているアルコール飲料であり、その歴史も古い。
最も古いワイン造りは約8000年程前にメソポタミアの先住民シュメール人。遺跡から発券された土器から推定してるらしい。

時を経てヨーロッパ各地にワインは広がり、ローマ時代になるとワイン製造の技術が格段の進歩を遂げたようだ。製法の基礎が確立することでワインはストレートで飲む人が増えていったと言う。
それまでのワインはアルコール度数は低く、ブドウ果汁の糖分がかなり多いので、水で割りジュース感覚で飲まれていたらしい。

 

現代のワインの主要生産国としては、フランス、スペイン、イタリア、ドイツ、アメリカ、オーストラリア等が挙げられます。その中でもフランスはワイン造りの歴史、生産量と質ともに世界中に知られています。

日本でもワインは生産されていますが、まだ歴史は浅い。
ヨーロッパでは数千年の歴史がありますが、日本で本格的に生産されだしたのは明治時代の山梨県から。山梨県はブドウの産地であることからブドウ農家が集中していた勝沼に「大日本山梨葡萄酒会社」が設立され、本場の醸造技術を習得しワイン生産の技術を確立していったようだ。現代では北海道を初め各地でワインは生産されていますが、今でも山梨県は日本におけるワインの主産地になっています。

ワインの種類とカロリー・役立つ資格・メニュー

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 ワインの種類

ワインは世界各地で生産されていますので、産地により分類されています。さらに製造法やブドウの品種によっても味や香りが異なります。
フランスをはじめとした主要ワイン生産国のほとんどで「原産地統制呼称」・「原産地呼称統制」等に訳される品質保証制度「アペラシオン・ドリジーヌ・コントロ」が設けられています。

大別するとワインはその色により「白ワイン」・「赤ワイン」・「ロゼワイン」に分類されます。
白は無色のもの、赤は濃い紫や赤色、ロゼはピンク色という意味のフランス語、「ピンクワイン」とも呼ばれています。

製造法や原材料によっても分類されます。

  • スティルワイン・・・非発砲性ワイン。一般的に言うワインのこと。アルコール度数は9~14度。赤白、ロゼ、辛口、甘口、等。
  • スパークリングワイン・・・発砲性ワイン。フランスのシャンパーニュで生産されるシャンパンが有名。
  • フォーティファイド・ワイン・・・酒精強化ワイン。スティルワインの醗酵中か醗酵後にブランデー等を加えアルコール度数を上げたもの。スペインの「シエリー」ポルトガルの「ポートワイン」等が有名。
  • フレーバードワイン・・・混成ワイン・香味味付けワイン・アロマタイズドワイン。スティルワインをベースにスパイスやハーブなどの蒸留酒や浸出液、果汁などを加えて作るワイン。イタリアの「ベルモット」、スペインの「サングリア」等が有名。

ボルドーとブルゴーニュの特徴

ボルドーとブルゴーニュはフランスワインの代表格であり、最も歴史があります。世界各地で生産されているワインはこの2つが基になっていると言われます。
この2つの特徴、違いは以下のようなものが挙げられます。

  • ビン(ボトル)の形状・・・ボルドーは側面が直線で瓶口にかけて肩が張っている。ブルゴーニュのボトルは全体的になめらかな曲線。
  • ブドウの品種・・・ボルドーは複数のブドウをブレンドして造るがブルゴーニュは単一の品種で造られる。これは土壌が影響している。
  • 味・・・ボルドーはタンニンが強いので渋みがある。ブルゴーニュに比べると寝かせる期間が長い。ブルゴーニュは酸味がありフルーティーな味わい。
  • ワイナリー・・・ボルドーでは「シャトー」、ブルゴーニュは「ドメーヌ」と言う。ボルドーではナポレオン3世の指示に炒り」シャトーに対して格付けされている。現在でもその,格付けはワインの等級に多大な影響を与えていると聞く。

日本のワイン生産地

日本では北海道から九州まで全国でブドウが栽培されています。ワインも多くの地域で製造されています。
下記はその一部です。

  • 山梨県・・・勝沼ワイン・甲州ワイン。国産ワインの4分の1を生産している。
  • 北海道・・・十勝ワイン・ふらのワイン・おたるワイン
  • 長野県・・・信濃ワイン・井筒ワイン・サンクゼール
  • 山形県・・・朝日町ワイン・天道ワイン・高鼻ワイン

 ワインの飲み方

ワインはその種類により注ぎ方や適温があります。
例えば、ブルゴーニュワインはボルドーに比べてボルトがなで肩の形状をしているので澱(沈殿物)が出やすい。注ぐ際には多少の技術が必要になります。

グラスの選び方、栓の抜き方、香りの楽しみ方、マナー、等。飲む前に覚えておきたい事が幾つかあります。
詳しくは下記の参照先をご覧ください。

参照先:ワインを美味しく飲むためのマナー(アサヒビール)

 ワインに関する資格

ワインに関する資格は幾つかあります。プロを目指す方のものと一般愛好者向けに分かれます。

  • ソムリエ・・・フランスでは国家資格となっている。レストランで客の要望に応えてワインを提供する専門の給仕人。
  • ワインアドバイザー・・・日本ソムリエ協会が認定する民間資格。ワインおよびアルコール飲料の輸入、販売等に従事している方を対象としている。
  • ワインエキスパート・・・日本ソムリエ協会が認定する民間資格。ワイン愛好家の方を対象にしている。
  • ワインコーディネーター/ソムリエ・・・全日本ソムリエ協会の認定資格。受験資格は申込時に満20歳以上。
  • ワイン検定・・・全日本ソムリエ協会が主催する検定。受験資格は申込時に満20歳以上。3級まであり1級は2級合格者。

詳細は下記の関連記事をご覧ください。

ワインに含まれる栄養成分

最大の特徴はポリフェノールが多く含まれていること。動脈硬化やガンといった生活習慣病の予防に有効とされます。
ただ、慢性的な飲み過ぎは健康を害するので注意が必要です。

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

ワイン(白)

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g   mg  mg  mg  mg  mg  mg
 73  0,1  微量  2,0  3 60  8  12  0,3   微量 
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0  0  0  0  0  –  0

ワイン(赤)

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g   mg  mg  mg  mg  mg  mg
 73  0,2  微量  1,5  2 110  7  13  0,4   微量 
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0  0,01  0  0  0  –  0

ワイン(ロゼ)

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g   mg  mg  mg  mg  mg  mg
 77  0,1  微量  4,0  4 60  10  10  0,4   微量
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0  0  10  0  0  0  0

ワインの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・温度・湿度などを管理した冷暗所や専用のストッカーが理想
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・ワインによる(基本的には賞味期限は無いと言われる)

関連記事・参照先

発泡酒の種類とカロリー

アルコール

発泡酒は原料に麦芽等や麦などを使用したビール風のアルコール飲料です。
ビールに比べると風味や苦味が薄い。ただ値段はビールに比べ格安なため一般に広く普及しています。

ビールとの違い

  • 原料・・・ビールの原料は政令により定められている。発泡酒はビールに使用できない原料も使用。
  • 麦芽使用率・・・ビールは67%以上・発泡酒は66%以下。
  • プリン体・・・銘柄にもよるが発泡酒はビールに比べ少ない。
  • 酒税・・・発泡酒は酒税が安い(麦芽の使用率により酒税が異なる)。

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第3のビールとは

ビール、発泡酒とは異なる原料と製法で作られたビール風アルコール飲料です。メーカーでは「新ジャンル」とも表現しています。
発泡酒の税率が引き上げられたのをきっかっけに、低価格で提供できるよう開発されました。第1号となったのはサッポロビールの「ドラフトワン」。

ただし、その後改正酒造法によりこの第3のビールも増税されることになり、新たな商品を開発し続けるのは難しくなったメーカーもあるようです。逆に、発泡酒から第3のビールに切り変えたメーカーもある。
今後もビールメーカーは消費者離れを防ぐため新たなアルコール飲料の開発をしていくことでしょう。そして国税庁はまた酒税法を改正する。・・・まるで「いたちごっこ」?!

発泡酒の種類

メーカーから様々なものが発売されていますし、今後も新たなものが開発されると思います。
その反面、売れ方次第で廃盤になるものも出てきます。

  • キリンビール・・・端麗シリーズ・キリンゼロ
  • サッポロビール・・・北海道生搾り・極ゼロ
  • アサヒビール・・・本生シリーズ・スタイルフリー

発泡酒に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

発泡酒

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g   mg  mg  mg  mg  mg  mg
 45  0,1  0  3,6  1 13  4  8  0  微量
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0  0,01  4  0  0  0  0

発泡酒の保存方法

  • 理想的な保存方法・・・冷蔵か常温
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・美味しく飲めるのは9ヶ月位(保存状態による)

関連記事・参照先

ビールの種類とカロリー・ビールに関する資格と検定

ビール

ビールは、麦芽をビール酵母で発酵させたアルコール飲料です。
原料は水、麦芽、ホップ(香味料)、ビール酵母など。ホップとはアサ科のつる性多年草。苦味や香りを付けるのに重要な役目を果たしています。

アルコール分が20%未満、酒税法では以下のように定められています。

  •  麦芽、ホップ及び水を原料として醗酵させたもの
  • 麦芽、ホップ、水及び麦その他の政令で定める物品を原料として発酵させたもの(その原料中当該政令で定める物品の重量の合計が麦芽の重量の100分の50を超えないものに限る。)

参照:酒税法第3条第12号(hoka.com)

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日本酒の種類とカロリー

酒

日本酒は米と麹、水を原料として醗酵させ、こした醸造酒です。
日本で造られている酒では「清酒」に分類されます。アルコール度は22度未満と定められています。

酒税法における「清酒」の定義

国税庁によると清酒は下記のような酒類をいいます。

  • 米、米こうじ及び水を原料として発酵させて、こしたもの
  • 米、水及び清酒かす、米こうじその他政令で定める物品を原料として発酵させて、こしたもの(イ又はハに該当するものを除く。)。但し、その原料中当該政令で定める物品の重量の合計が米(こうじ米を含む。)の重量をこえないものに限る。
  • 清酒に清酒かすを加えて、こしたもの

参照:国税庁HP

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乳酸菌飲料(ヤクルト)

ヤクルト

株式会社ヤクルトが製造販売している乳酸菌飲料です。
名前となってる「Yakult」はエスペラント語でヨーグルトの意味を持つ「Jahurto(ヤフルト)」から付けられた造語。

乳酸菌シロタ株

ヤクルトの創始者である医学博士「代田稔」が開発した乳酸菌の一種。
胃液や胆汁などの消化液に影響を受けず生きたまま腸に到達して悪い菌を退治する乳酸菌。
酸性培地で乳酸菌を培養し、さらに耐酸性の高い株を選抜した結果得られた。そのため「ラクトバチルス・カゼイ・シロタ株」と命名されたそうです。

シロタ株が入った商品

様々な種類が発売されていますが、下記は特定保健用食品に指定されています。

  • ヤクルト400・・・乳酸菌シロタ株は400億個
  • ヤクルト400LT・・・乳酸菌シロタ株の数は400億個と一緒でカロリーが低い
  • ニューヤクルト・・・乳酸菌シロタ株200億個
  • ヤクルトAce・・・乳酸菌シロタ株300億個

 ヤクルトの飲み方・レシピ

乳酸菌シロタ株は腸に定着しません。生きた乳酸菌を維持するためには毎日飲用するほうが効果的。

スムージーやホットケーキ、パン、クッキー、ゼリー、ケーキなどの材料に使うことも可能。

ヤクルトに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

乳酸菌飲料・乳製品(ヤクルトなど)

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g   mg  mg  mg  mg  mg  mg
 71  1,1  0,1  16,4  18 48  43  30  微量   0,4 
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,01  0,05  微量  微量  1  0  0

栄養成分の詳細
ヤクルトに多く含まれる栄養成分。

 

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ヤクルトの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・冷蔵
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・ヤクルト400で製造日+17日

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乳酸菌飲料(マミー)

マミー

マミーは森永乳業の乳酸菌飲料です。1965年から発売されています。
特徴はミルクカルシウムという成分が含まれていること。これは、牛乳の加工過程で出る乳清(ホエイ)を原料とした天然カルシウムです。

 マミーの種類

ビン、紙パック、ブリック容器のものがあります。

  • マミーキッズ・トミカりんご・・・リンゴ果汁が含まれているので甘酸っぱい。子供向け。
  • 甘さひかえめ・・・乳酸菌とミルクオリゴ糖入り。甘さひかえめの商品。
  • マミーキッズ・プラレール・・・プラレールで人気の車両をあしらった楽しいパッケージデザインになっている。

 マミーのレシピ・おやつ

パンやゼリー、シャーベット、ムース、ホットケーキ、クッキー、プリン、フレンチトースト、スムージー等。

マミーに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

乳酸菌飲料・非乳製品(マミーなど)

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g   mg  mg  mg  mg  mg  mg
 58  0,4  0  14,0  19 32  17  12  微量   微量 
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  微量  微量  微量  0  1  0  0

栄養成分の詳細
アイスミルクに多く含まれる栄養成分。

 

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乳酸菌の効能

悪玉菌を減少させることで、腸内菌のバランスの改善効果がある。悪玉菌が減れば有害物質も減るので、肝臓の負担が軽くなることになります。その結果、腸の老化や癌などの発生リスクも低くなるということに繋がります。

乳酸菌は、腸を通るときに酸を作り出します。
これにより、悪玉菌の増殖を抑えて腸内を整える働きを行います。この効果は、消化吸収が促進されたり、便通が改善されます。

さらに、有害物質が吸収されるのを防いだり、免疫力を高める働き、そして腸内環境がよくなることで肌荒れなども改善されます。その結果、花粉症などのアレルギー改善効果が期待されます。

マミーの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・冷蔵
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・ビンと紙パックは15日、ブリックタイプは120日(いずれも開封前)

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乳酸菌飲料(カルピス)

乳酸菌飲料

カルピスはカルピス株式会社が製造販売する乳酸菌飲料です。

カルピスの主な原料は牛乳と乳酸菌です。
乳酸菌飲料ですが殺菌乳製品に属します。
乳酸菌飲料および発酵乳の規格では殺菌タイプのものは無脂乳固形分が3%以上のものとなります。

生乳を加熱殺菌したものを使います。その後、脱脂して乳酸菌と酵母で醗酵させます。
最後の行程で加熱処理をして密閉しますので乳酸菌は死滅しますが、乳酸菌がつくりだした乳酸の作用は残ります。

カルピス乳酸とその効能

カルピス社では牛乳から脂肪分を除いた脱脂乳に、「カルピス菌」と呼ばれる乳酸菌と酵母を加えて醗酵させたものを「カルピス乳酸」と呼んでいます。
カルピス社の研究の結果ではカルピス乳酸には抗腫瘍・免疫賦活作用や血圧降下作用、美肌効果などの働きをする有用な成分が含まれることが判明したそうです。

参照:カルピス社HP

カルピス社の商品

  • カルピスウォーター・・・1991年に発売された乳清飲料。
  • カルピスソーダ・・・1973年に発売された乳性炭酸飲料。
  • カルピスサワー・・・1994年から発売しているカルピスのチューハイ。同年12月10からアサヒビールから発売。
  • カルピスバター・・・カルピス食品工業で1963年から発売されているバター。

他にも他社と提携した商品が幾つかあります。

カルピスの飲み方・利用法

原液は高濃度なため水やお湯などで2,5~5倍程度に薄めて飲むか、あるいはカキ氷のシロップにも使えます。
他にもパンやゼリー、プリンなどの材料でも利用できます。

カルピスに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

乳酸菌飲料・殺菌乳酸菌(カルピスなど)

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g   mg  mg  mg  mg  mg  mg
 217  1,5  0,1  52,6  19  60  55  40   0,1   0,2 
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,02  0,08  微量  0  2  0  0

栄養成分の詳細
カルピスに多く含まれる栄養成分。

 

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カルピスの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・開封後は冷蔵
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・開封後は早めに飲む(目安は10日から2週間)

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シャーベット

シャーベット

シァーベットは果物の果汁などにシロップや甘味料を加えた氷菓子です。アイスキャンディーとも呼ばれます。
本来は発砲性か氷で冷やしたフルーツ飲料のことをシャーベットと呼んだが、イギリス、アメリカ、オセアニアで異なるものに変化していったらしい。

シャーベットは、古くは発泡性または氷で冷やしたフルーツがベースのであったが、イギリス、アメリカ、で異なるものを意味するように変化していくに連れ、その意味(及びスペルと発音)は、三つの英語圏の国の間で分離していった。

引用元:wikipedia

 食品分類上のシャーベット

乳及び乳製品の成分規格等に関する省令では「氷菓」に分類されます。

  •  アイスクリーム・・・乳固形分15,0以上、そのうち乳脂肪分8,0以上
  • アイスミルク・・・乳固形分10,0以上、そのうち乳脂肪分3,0以上
  • ラクトアイス・・・乳固形分3,0以上
  • 氷菓・・・乳固形分3,0%未満

シャーベットの種類

イチゴやオレンジ、桃、メロン、グレープフルーツ、パイナップル、リンゴ、スイカ等のフルーツを使ったものが多い。
中には抹茶や梅酒、トマトなどを使ったものもある。

シャーベットに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

シャーベット(乳成分入り)

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g   mg  mg  mg  mg  mg  mg
 127  0,9 1,0  28,7 13 95  22  22   0,1   0,1 
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,04  0,05  微量  0  1  0  0

栄養成分の詳細
シャーベットに多く含まれる栄養成分。

 

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シャーベットの栄養

最も多く含まれるものは炭水化物(糖質)。

一般的にアイス類に含まれる糖質は「乳糖」がほとんどです。
乳糖は腸で乳酸菌の栄養源になって乳酸菌を増やす働きをします。この乳酸菌は、腸の健康を保つ働きがあり、生活習慣病などの予防に効果があります。

シャーベットの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・冷凍
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・商品によって半年から1年程

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ラクトアイス

アイス

ラクトアイスはアイスクリームの一種です。
乳及び乳製品の成分規格等に関する省令において乳固形分3,0%以上と規定されています。

乳固形成分が少ない分、植物性脂肪が多く使われます。

アイスクリームの成分の違いとは

「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」とは食品衛生法に基づく厚生省令です。
この省令では下記のように牛乳やその他の乳、乳製品などについての成分規格や製造基準、容器包装の規格、表示方法などが定められています。

  • アイスクリーム・・・乳固形分15%以上(うち、乳脂肪分8%以上)
  • アイスミルク・・・乳固形分10%以上(うち、乳脂肪分3%以上)
  • ラクトアイス・・・乳固形分3%以上

 ラクトアイスの種類

風味や栄養成分より価格の安さを重視しているのが特徴です。
巷で見かける商品では、パピコやパナップ、エッセルスーパーカップ、白くま、等。

ラクトアイスに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

ラクトアイス・普通脂肪(主な脂質は植物性脂肪)

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g   mg  mg  mg  mg  mg  mg
 224  3,1 13,6  22,2 61 150  95  93   0,1   0,4 
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 10  0,03  0,15  1  微量  21  0  0,2

ラクトアイス・低脂肪(主な脂質は植物性脂肪)

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g   mg  mg  mg  mg  mg  mg
 108  1,8 2,0  20,6 45 80  60  45  0,1   0,1 
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,02  0,12  1  0  4  0  0,1

栄養成分の詳細
アイスミルクに多く含まれる栄養成分。

 

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アイスミルクの栄養

アイスクリームの中では乳固形分が最も少ないため、栄養成分も他と比べると低めです。
それでも普通脂肪を使ったものは脂質が多いためかカロリーは高い。

脂質はエネルギー原として重要な役目を果たしていますが、慢性的な過剰摂取は肥満を引き起こす恐れがあるため注意が必要です。
肥満は糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病につながるおそれもあります。

アイスミルクの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・冷凍
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷凍での賞味期限は記載されていないが、解凍したものは再冷凍させないほうが良い

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アイスミルク

アイスミルク

アイスミルクとはアイスクリームの一種です。
法律(乳及び乳製品の成分規格等に関する省令)では乳固形分10,0以上、そのうち乳脂肪分3,0以上のものと定められています。

特徴は栄養分が牛乳並みに高いこと。植物性の脂肪も使われているものもある。

 アイスクリームの成分の違い

乳及び乳製品の成分規格等に関する省令では以下のように規定されています。

  • アイスクリーム・・・乳固形分15,0以上、そのうち乳脂肪分8,0以上
  • アイスミルク・・・乳固形分10,0以上、そのうち乳脂肪分3,0以上
  • ラクトアイス・・・乳固形分3,0以上
  • 氷菓・・・乳固形分3,0%未満

 もう一つのアイスミルク

喫茶店などにあるメニューです。
通常冷やした牛乳のことを指しますので、ここで言うアイスクリームの種類のことではありません。

 アイスミルクの種類

商品としては「雪見だいふく」や「チョコモナカジャンボ」、「ジャイアントコーン」等。
イチゴジャムを混ぜたものや、フルーツが入ったもの、キャンディー状のもの等、アレンジ次第で様々なものが作れます。

アイスミルクに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

アイスミルク(植物性脂肪含む)

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g   mg  mg  mg  mg  mg  mg
 167  3,4 6,4  23,9 75 140  110  100   0,1   0,3 
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 22  0,03  0,14  微量  微量  18  0  0,2

栄養成分の詳細
アイスミルクに多く含まれる栄養成分。

 

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アイスミルクの栄養

栄養分はアイスクリームに比べ若干低いのですが、牛乳なみにカルシウムも多いので骨粗しょう症の予防などに有効です。
ただ、アレンジするものによってはカロリーも変わってくるのでダイエットなどをしている方は注意が必要です。

アイスミルクの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・冷凍
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷凍での賞味期限は記載されていないが、解凍したものは再冷凍すると風味が落ちることもある

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