ゴーダチーズはオランダ産のセミハードチーズです。表面は黄色がかった褐色ですが中身は白や黄色い。
形は円盤状。正式なサイズは直径35cm×高さ11cm。重さ約12kgと決められています。それより小さなものは「ベビーコーダ」と呼ばれています。
ロッテルダム近郊のゴーダ地方で作られているもので、オランダを代表するチーズの一つです。
生産量はオランダチーズの60%を占めているらしい。
セミハードチーズとは
チーズを作る行程でプレスして水分を少なくしたもの。
熟成期間は長くても1年程度。かちかちではありませんが比較的硬めのチーズになります。
ゴーダチーズの食べ方・料理
加熱すると溶けやすい。味はマイルドでクセがないので料理との相性も良い。
サラダやリゾット、グラタン、チーズケーキ、トースト、パスタ、等。
ゴーダチーズに含まれる栄養成分
可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
ゴーダチーズ
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 |
Kcal(カロリー) | g | g | g | mg | mg | mg | mg | mg | mg |
380 | 25,8 | 29,0 | 1,4 | 800 | 75 | 680 | 490 | 0,3 | 3,6 |
ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | 葉酸 | ビタミンC | コレステロール | 食物繊維 | 食塩相当量 |
μg | mg | mg | μg | mg | mg | g | g |
270 | 0,03 | 0,33 | 29 | 0 | 83 | 0 | 2,0 |
栄養成分の詳細
ゴーダチーズに多く含まれる栄養成分。
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ゴーダチーズの効能
栄養成分は豊富です。
特に目立つのはカルシウムとリンでしょうか。
カルシウムは骨や歯の成長に関与していますので骨粗しょう症の予防に有効です。
リンはカルシウムの次に体内に多く含まれ、体重の約1%位あります。その量の85%程度がカルシウムやマグネシウムと結合して骨や歯の主成分になります。ただし過剰摂取は、逆にカルシウムの吸収に悪影響を与えことになるので注意が必要です。
リンとカルシウムの摂取量は1対1が理想です。加工食品に含まれていますので、良く食べる人は積極的にカルシウムの多い食品を摂らなければカルシウム不足になります。
ゴーダチーズの保存方法
- 理想的な保存方法・・・冷蔵・冷凍
- 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・熟成期間が長いものほど保存期間も長い