テンペ

てんぺ

テンペとはインドネシアの伝統的な発酵食品です。
茹でた大豆にテンペ菌を植え付けて醗酵させます。

テンペの食べ方・料理

製造方法が似ていることから「インドネシアの納豆」とも呼ばれていますが、納豆のような匂いや粘りは無く癖がないので食べやすい。
様々な料理に利用可能ですが、インドネシアでは炒めものや煮込み料理などで使われるようです。

インドネシアでは、食べやすい大きさに切って、塩水やサンバルなどに漬けて調味してから油で揚げたり、炒めたり、煮込み料理にしたり、火であぶってサラダに加える。欧米では、ベジタリアンのための肉の代用品として食べられ、調理したテンペをそのまま食べたり、チリコンカーン、スープ、シチューなどにも入れる。テンペは冷凍することもでき、現在では多くの先進国で入手できる。

引用元:wikipedia

テンペに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

テンペ

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 202  15,8 9,0  15,4  2  730  70  250  2,4  1,7
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 微量  0,07  0,09  49  微量  0  10,2  0
栄養成分の詳細
テンペに多く含まれる栄養成分の詳しい解説は
下記のリンクをご覧ください。

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テンペの効能

塩分が少なく栄養価に富んでいます。
又、食物繊維も豊富ですから腸内環境を整えてくれます。
生活習慣病の予防やダイエットなどに有効だと言われています。

テンペの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・・冷蔵・冷凍
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷凍で6ヶ月以上(解凍したものは約1ヶ月)

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ひしおみそ

なめみそ

ひしおみそ(醤味噌)とは「なめみそ」の一種です。
なめみそは調味料として使うものではなく、そのままご飯のおかずや酒の肴にして食べる味噌。金山寺味噌、鉄火味噌、ピーナッツ味噌、ゆず味噌などがあります。

ひしおみそは、麦、なす、きゅうり、砂糖、しょうゆなどを混ぜ2・3週間醗酵させたものです。
大麦、大豆を原料とした「ひしおの麹」が販売されていますので、これに醤油と水を合わせれば1週間程度で食べることができます。

醤(ひしお)とは

醤とは以下のようなものです。

醤(ひしお、字体について後述)は、何らかの食品を麹と食塩によって発酵させて製造した調味料または食品である。中国語では同文字を jiàng (チァン)と発音する。これに倣い中華料理の分野では日本語でも「ジャン」と読むことが多い。

引用元:wikipedia

ひしおみその食べ方・料理

一般的にはご飯のおかずやきゅうり(もろきゅう)、エシャレット、にんじん、冷奴、田楽などにつけて食べます。
和え物や焼き物、麺料理などに使ってもおいしい。アレンジ次第で様々な料理に使えます。

ひしおみそに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

ひしおみそ

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 206  6,5 2,7  38,8  1900  340  56  120  1,9  0,9
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,11  0,27  12  微量  0  2,8  4,8

栄養成分の詳細
ひしおみそに多く含まれる栄養成分。

 

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ひしおみその効能

ひしおみそもナトリウムが目立ちます。

ナトリウムの体内存在量は、体重の約1,5%で、そのほとんどは細胞外の体液(細胞外液)に含まれます。水分を保持しながら細胞外液や血液循環の量を調節しています。
又、カリウムとともに細胞内外の物質交換や細胞の浸透圧、水分調節、体液のph、神経の刺激伝達、心筋の弛緩を促すなど多くの働きをしています。
通常ではとりすぎたナトリウムは体外へ排出されていくのですが、慢性的にナトリウムを摂取している場合は、高血圧や動脈硬化、胃潰瘍、胃がんなどをまねくおそれがありますので注意が必要です。

ビタミンB群も多いほうでしょう。
ビタミンB群の働きは、酵素の手助けをすることです。酵素の中にはビタミンB群と結合することで活性化するものもあります。

ひしおみその保存方法

  • 理想的な保存方法・・・・常温・冷蔵
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・長期保存が可能(保存方法による)

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金山寺みそ

みそ

金山寺みそとは、米・大豆・野菜・麦こうじ、香辛料などを混ぜ合わせ熟成させた味噌です。径山寺味噌(きんざんじみそ)とも書きます。
主に静岡県、和歌山県、千葉県などで生産されており、特産物にもなっています。

和歌山県の特産品として和歌山県推薦優良土産品に指定されているほか、千葉県でも特産品、推奨土産品として扱われている。

引用元:wikipedia.

金山寺みその食べ方・料理

金山寺みそは「なめ味噌」の一種です。
ごはんのおかずや酒の肴としてそのまま食べるのが一般的です。

なめ味噌とは

なめ味噌はそのまま食べる味噌で調味料としての味噌ではありません。
金山寺味噌の他、鉄火味噌、ピーナッツ味噌、ゆず味噌、鯛味噌などがあります。

金山寺みそに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

金山寺みそ

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 256  6,9 3,2  50,0  2000  190  33  130  1,7  0,7
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,12  0,18  34  微量  0  3,2  5,1

栄養成分の詳細
金山寺みそに多く含まれる栄養成分。

 

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金山寺みその効能

ナトリウムが目立ちます。

ナトリウムの体内存在量は、体重の約1,5%で、そのほとんどは細胞外の体液(細胞外液)に含まれます。水分を保持しながら細胞外液や血液循環の量を調節しています。
又、カリウムとともに細胞内外の物質交換や細胞の浸透圧、水分調節、体液のph、神経の刺激伝達、心筋の弛緩を促すなど多くの働きをしています。

通常ではとりすぎたナトリウムは体外へ排出されていくのですが、慢性的にナトリウムを摂取している場合は、高血圧や動脈硬化、胃潰瘍、胃がんなどをまねくおそれがありますので注意が必要です。

金山寺みその保存方法

  • 理想的な保存方法・・・冷蔵
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・2ヶ月位

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湯葉

ゆば

湯葉は豆乳を加熱したとき表面にできる薄い膜をすくってまとめた食品です。
本来は精進料理の材料の一つであり、1200年ほど前に中国から持ち帰ったとされます。
最初に伝わったのは比叡山の天台宗総本山の延暦寺。ここには当時唄われた童歌が残されているそうです。

湯葉の種類

  • 生湯葉・・・豆乳を煮詰めて表面にできた膜をそのまま引き上げたもの。「引き上げ湯葉」とも呼ばれます。
  • 汲み上げ湯葉・・・豆乳の温度が上がりきらないうちに汲み上げるもの。「つまみ湯葉」とも呼ばれます。
  • 乾燥湯葉・・・生湯葉を専用の器具で引き上げそれを乾燥させたもの。乾燥させた湯葉は巻き湯葉や結び湯葉、平湯葉などの加工します。

湯葉の産地

古くから精進料理に利用されたことから、有力な寺院や神社の周辺で栄えた町が有名な産地です。
京都、日光(栃木)、身延町(久遠寺・山梨県)等が有名です。

湯葉の食べ方・料理

刺身(生をそのまま食べる)、サラダ、湯葉巻き、蒸し物、揚げ物、汁物、しゃぶしゃぶ、等。

湯葉に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

湯葉・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 231  21,8 13,7  4,1  4  290  90  250  3,6  2,2
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,17  0,09  25  微量  0  0,8  0

栄養成分の詳細
湯葉に多く含まれる栄養成分。

 

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湯葉の効能

大豆加工食品ですから栄養分が豊富です。
豊富に含まれているタンパク質は、体を作っていくうえで必要な栄養素ですが、他にも酵素や、免疫抗体、血液成分、遺伝子、神経伝達物質、エネルギーなどにも利用されます。
カリウム、鉄、亜鉛、カルシウムといったミネラルも豊富です。ミネラルは骨や歯の構成成分として重要ですし、有機物と結合して体の組織をつくるのに必要不可欠な栄養素です。
さらにミネラルは、体の調節機能に働き、体の潤滑油としても重要な役割を持ちます。

湯葉の保存方法

  • 理想的な保存方法・・・・常温・冷蔵
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・生湯葉は冷蔵で3日前後・乾燥湯葉は半年以上(保存状態にもよる)

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おから

とうふ

おからとは、大豆から豆乳を絞ったときに出る残り物です。
簡単に言えば残りかすみたいなものですが、ミネラルや食物繊維を多く含んでいる優れた食品です。

おからの別名

  • 卯の花(うのはな)・・・空木(うつぎ)と言う「植物」の別名が「卯の花」。おからがこの花に似ていることから付けられたようです。主に関東で呼ばれています。
  • 雪花菜(きらず)・・・関西での呼び名。包丁を使わなくても食べられるということで「きらず(雪花菜)」と言う名が付けられたらしい。

おからの食べ方・料理

一般的な食べ方は、にんじんや椎茸、ごぼう、長ねぎなど加え、出し汁と調味料で炒ったものを煮たもの。スーパー等で惣菜コーナーにある定番です。
他はコロッケやハンバーグ、サラダ、などにアレンジして使ってもおいしい。又、各地におからを使った郷土料理もあります。

おからに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

おから

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 111  6,1 3,6  13,8  5  350  81  99  1,3  0,6
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,11  0,03  14  微量  0  11,5  0

栄養成分の詳細
おからに多く含まれる栄養成分。

 

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おからの効能

面白いのは豆乳を絞った残りかすのわりには、豆乳より栄養価が優れていること。
たんぱく質はやカリウム、リンは約2倍、カルシウムに至っては5倍以上、食物繊維も豊富です。

脂質にはリノール酸が含まれています。リノール酸体内で合成できない必須脂肪酸です。コレステロールを肝臓に閉じ込めて血中のコレステロール値を下げる効果があります。
他にも脳の記憶力を高めるホスファチジルコリンが豊富に含まれています。

含まれている粗脂肪(油分)の約50%は不飽和脂肪酸のリノール酸である。また、おからには脳の記憶力を高めるホスファチジルコリン(レシチンとも)が豊富に含まれている。記憶に関連した脳内物質としてアセチルコリンがある。アセチルコリンを作るにはコリンという物質が欠かせない。その前駆物質がホスファチジルコリンであり、ネズミにコリンを与えたところ、記憶力が良くなったという報告もある。

引用元:wikipedia

おからの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・冷蔵・冷凍
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵では2・3日(冷凍は1ヶ月程度)

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生揚げ(厚揚げ)

あつあげ

生揚げは豆腐を厚切り、あるいは1丁まるごと揚げたものです。
中身が豆腐そのままの状態になっていることから「生揚げ」と呼ばれます。厚みがあることから「厚揚げ」とも呼ばれます。

油揚げとの違い

油揚げは豆腐を薄切りにして油で揚げています。そのため十分に中まで揚げられており、袋状にもなっています。
厚揚げに対して「薄上げ」との呼ばれます。

生揚げ(厚揚げ)の食べ方・料理

煮物、焼き物、おでん、炒め物、味噌汁の具、等。
そのまま焼いて生姜醤油やポン酢などで食べれば良いおつまみ・酒の肴になります。

生揚げ(厚揚げ)に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

生揚げ(厚揚げ)

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 150  10,7 11,3  0,9  3  120  240  150  2,6  1,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,07  0,03  23  微量  微量  0,7  0

栄養成分の詳細
生揚げ(厚揚げ)に多く含まれる栄養成分。

 

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生揚げ(厚揚げ)の効能

油揚げに比べるとカリウムが倍以上多く含まれています。
カリウムは、細胞内の酵素反応を調節する働きがあります。エネルギーの代謝を円滑にし、細胞が正常に活動する環境づくりをしています。
又、ナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、尿への排泄を促す働きがあることから、血圧を下げる作用があるとされ、高血圧を予防する効果があると考えられています。

因みに、カリウムは細胞内に存在しナトリウムは細胞外に存在します。その濃度の差は約30倍に保たれています。
カリウムは血液中にもあり、食塩の摂取が多いと細胞外のナトリウムが増加し、カリウムとのバランスをとるため、血漿(けっしょう)の量が増加して高血圧の原因になりますので、ナトリウムが多いときはカリウムも同時に多めにる必要があります。

生揚げ(厚揚げ)の保存方法

  • 理想的な保存方法・・・冷蔵・冷凍
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵では4・5日(冷凍は2週間~1ヶ月程度)

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油揚げ

揚げ

油揚げとは、豆腐を薄く切ったものを油で揚げたものです。
一般的なものは中は袋のようになっているので、詰め物料理に重宝されます。
又、各地で特色ある油揚げが作られています。

油揚げの別名

薄揚げ、稲荷揚げ、狐揚げ、寿司あげ、等。

きつねと油揚げ

油揚げは昔から狐の好物とされています。そのため「稲荷様」には油揚げをお供えする週間が定着しています。又、きつねうどんに油揚げが入っているのもその影響でしょう。
これには諸説あるようですが、狐の好物が揚げたねずみであったことで、殺生を禁じた仏教の影響からかわりに油揚げになったと言われます。

生揚げ(厚揚げ)との違い

生揚げも豆腐の加工食品です。
豆腐を半分程度に切り油で揚げます。中みが十分に揚げられてないので生揚げと呼びます。又、厚いことで厚揚げとも呼ばれます。

油揚げの食べ方・料理

稲荷ずし、煮物、炊き込みご飯、炒め物、焼き物、味噌汁、等。

油揚げに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

油揚げ

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 386  18,6 33,1  2,5  10  55  300  230  4,2  2,4
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 30  0,06  0,03  19  微量  微量  1,1  0

栄養成分の詳細
油揚げに多く含まれる栄養成分。

 

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油揚げの効能

ミネラル、たんぱく質が豊富です。
特に目立つのはカルシウム。カルシウムは人体の2%前後をしめています。
その99%が骨や歯の成分で「貯蔵カルシウム」と呼ばれ、残りは筋肉などにあり「機能カルシウム」と呼ばれます。

貯蔵カルシウムは強い骨を作り、機能カルシウムは人体の生命の維持に必要な役割を果たします。カルシウムを貯蔵できるのは35歳前後と言われます。そして骨密度のピークは20歳位と言われますから、それゆえ若い頃からカルシウムをとる必要があります。

体内に存在する残り1%のカルシウムは。血液や筋肉、すべての細胞に分布しています。
血液凝固や筋肉の収縮、神経の興奮抑制作用のほか、細胞内外のカルシウム濃度の差を利用して、細胞の機能調節をしたり、ナトリウムを排泄して血圧上昇を防ぐ働きをしています。

油揚げの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・冷蔵・冷凍
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵では4・5日(冷凍は2週間~1ヶ月程度)

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豆腐よう

とうふ

豆腐ようは島豆腐を使った発酵食品。
紅麹、米麹、泡盛、塩、等を使った漬け汁で長期間醗酵、熟成させて作る沖縄県の郷土料理です。
沖縄では琉球王朝時代に中国から伝わり貴族の間で食べられていたようです。

豆腐ようの起源

中国料理の発酵食品「腐乳(ふにゅう・フールー)」が元になっていると言われています。
腐乳は豆腐に麹をつけて塩水の中で醗酵させます。

腐乳(ふにゅう、フウルウ)は、豆腐に麹をつけ、塩水中で発酵させた中国食品である。豆腐乳(ドウフールー)、乳腐(ルーフー)、南乳(ナンルウ)とも呼ばれる。

引用元:wikipedia

豆腐ようの味・食べ方

赤い色は紅麹の色です。
味は塩味。ウニのような風味とチーズのようなねっとりとした舌触りがします。

主に酒の肴として食べられます。
食べ方は、そのままのものを少しづつ箸や楊枝で少しづつ切り取って食べるのが一般的です。

豆腐ように含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

豆腐よう

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 189  9,5 8,3  19,1  760  38  160  190  1,7  1,7
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 微量  0,02  0,07  7  微量  0  0,8  1,9

栄養成分の詳細
豆腐ように多く含まれる栄養成分。

 

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豆腐ようの効能

沖縄豆腐は生絞り法で作る固い豆腐です。普通の木綿豆腐に比べたんぱく質やミネラルが豊富です。
豆腐ようも沖縄豆腐を使っているため同様に栄養成分が凝縮しています。

コレステロール合成阻害効果があるそうです。

豆腐ようの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・常温(開封後は冷蔵)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・5・6ヶ月(保存状態による)

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豆腐ちくわ

ちくわ

豆腐ちくわは鳥取県東部で食べられてる郷土料理です。
木綿豆腐と白身魚のすり身を混ぜ合わせた後に蒸します。

豆腐ちくわの歴史は古く、一説には慶応元年には既に鳥取市で製造されていたようです。
鳥取県鳥取市では「世界とうふちくわ会議」が2002年に開催されました。それをきっかけに「とうふきくわ総研」が設立され、全国に向けてとうふちくわの魅力をPRしています。

豆腐ちくわで作る「とうふるーと」

豆腐ちくわで作る笛のこと。
鳥取とうふちくわ総研に所属する「イワミノフ・アナミール・アゾースキー(本名・河下哲志)」という方が奏者です。

豆腐ちくわの食べ方・料理

そのままをおやつや酒のつまみでいただけます。
煮物、炒め物、天ぷら、焼き物、サラダ、などでもおいしい。

豆腐ちくわに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

豆腐ちくわ(蒸し)

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 126  14,9 4,4  6,7  740  140  70  150  2,0  1,0
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 3  0,12  0,08  11  微量  12  0,8  1,9

栄養成分の詳細
豆腐ちくわに多く含まれる栄養成分。

 

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豆腐ちくわの効能

ミネラルが豊富です。
魚肉が原料の一部となっているので、ビタミン類も通常の豆腐に比べると多い。特にビタミンB群は栄養価の高い「沖縄豆腐」より豊富です。

ビタミンB群の働きは酵素の手助けをすること。
ビタミンB1は、体内で糖質がエネルギーに変わるときに必要な補酵素として重要な働きをしています。又、脳の中枢神経や手足の末梢神経の働きを正常に保つという役目も果たしています。そのため、不足すると反射神経の異常や手足のしびれなどが現れます。

ビタミンB2は、脂質や糖質、タンパク質を分解してエネルギーに変える反応を、補酵素として助ける働きがあります。「発育のビタミン」とも呼ばれ、成長の促進や皮膚や髪、爪などの細胞の再生に関与しています。

豆腐ちくわの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・冷蔵
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・真空パックのもので約2週間

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凍り豆腐(高野豆腐)

高野豆腐

凍り豆腐は、豆腐を凍結乾燥させて作る日本古来の伝統食品です。「
鎌倉時代に、和歌山県の高野山で修行している僧侶たちが食べていたことで、関西圏では「高野豆腐」とも呼ばれます。

形状は薄い板状のものやサイコロ状のもの、細く切ったもの、粉末にしたものがあります。

凍り豆腐の地方名・別名

  • 凍み豆腐・連豆腐・・・甲信越・東北・北海道での呼び名。
  • ちはや豆腐・・・大阪府南河内地域にある千早赤阪村での呼び方。千早赤阪村は大阪府で唯一の村。金剛山や千早城があることで知られる。
  • 一夜凍り・・・厳寒期に1夜のみ外で凍らせて作ったことで呼ばれる名前。
  • 氷豆腐・・・江戸時代の呼び名。
  • 粉豆腐・雪豆腐・・・主に長野県で作られている。高野豆腐を作る際に出る形状不良のものを粉末にしたもの。

 日本農林規格(JAS)の名称

「凍り豆腐」が正式名称。

 凍り豆腐の産地

現在では長野県が一大産地になっています。他は石川県、北海道、等。

 凍り豆腐の食べ方・料理

一般的には煮物や炒め物、汁物。

凍り豆腐に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

凍り豆腐

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 529  49,4 33,2  5,7  380  30  660  880  6,8  5,2
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,01  0,01  5  微量  0  1,8  1,0

栄養成分の詳細
凍り豆腐に多く含まれる栄養成分。

 

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凍り豆腐の効能

当時は精進料理として重要な食材の一つです。豆腐をはるかに上回る栄養成分で、たんぱく質、脂質、ミネラルが豊富です。
成長促進、骨粗しょう症予防、貧血予防、歯や骨の強化、整腸作用、等の効果が期待できます。

凍り豆腐の保存方法

  • 理想的な保存方法・・・常温(もどしたものは冷凍)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・6ヶ月(保存状態による)

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