プレッツェルはドイツの焼き菓子。正式にはブレーツェルといいます。
原料は小麦とイースト、焼き上げる前には岩塩をまぶします。生地をねじっているのが特徴です。
プレッツェルは柔らかく焼いたものと固く焼いた小さいものがあります。
柔らかいものは焼き立てを食べます。固く焼き上げたものはスナックタイプのようなもので保存性があります。
日本のプレッシェル
日本ではステックタイプのものが一般的です。例えばグリコのプリッツ等。
輸入食料本店では海外のものも販売されています。
プレッシェルに含まれる栄養成分
可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
プレッシェル
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 |
Kcal(カロリー) | g | g | g | mg | mg | mg | mg | mg | mg |
480 | 9,9 | 18,6 | 68,2 | 750 | 160 | 36 | 140 | 0,9 | 0,5 |
ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | 葉酸 | ビタミンC | コレステロール | 食物繊維 | 食塩相当量 |
μg | mg | mg | μg | mg | mg | g | g |
5 | 0,13 | 0,11 | 27 | – | – | 2,6 | 1,9 |
栄養成分の詳細
プレッシェルに多く含まれる栄養成分。
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プレッシェルに含まれる栄養成分の効能
最も多く含まれているのがナトリウム。
ナトリウムの体内存在量は、体重の約1,5%。そのほとんどは細胞外の体液(細胞外液)に含まれます。水分を保持しながら細胞外液や血液循環の量を調節しています。
又、カリウムとともに細胞内外の物質交換や細胞の浸透圧、水分調節、体液のph、神経の刺激伝達、心筋の弛緩を促すなど多くの働きをしています。
通常ではとりすぎたナトリウムは体外へ排出されていくのですが、慢性的にナトリウムを摂取している場合は、高血圧や動脈硬化、胃潰瘍、胃がんなどをまねくおそれがありますので注意が必要です。
食塩相当量は成人男性9,0g未満、成人女性7,5g未満です。
ビタミン類では葉酸も目立ちます。
これは、赤血球が新しくなるときの細胞分裂に必要とされたり、核酸(DNAやRNA)の合成に働く補酵素として細胞の分裂や成熟に深くかかわったり、さらに、アミノ酸の合成、神経細胞や脳の神経伝達物質の生産など、造血や発育にかかすことのできないビタミンです。
プレッシェルの保存方法
- 理想的な保存方法・・・常温(冷凍も可)
- 理想的な保存期間の目安・・・ソフトタイプは2・3日(冷凍では1ヶ月以上)