八角・スターアニス

はっかく

スターアニスはトウシキミと言う中国原産の常緑樹の果実を乾燥させたものです。
中華料理などで使われる香辛料で「八角」とも呼ばれます。

スターアニスの効能・メニュー

 

スターアニスの豆知識

  • 学名・・・Illicium verum
  • 別名・・・八角(はっかく)、八角茴香(はっかくういきょう)、大茴香(だいういきょう)
  • 生薬名・・・大茴香
  • 分類・・・マツブサ科シキミ属
  • 原産地・・・中国南部、ベトナム北部

スターアニスの利用法・効果・効能

果実は名前のとおり八角形、あるいは星型をしています。
熟した果実を乾燥させて香辛料や医薬品で使います。

中華料理では特に四川料理に利用され、豚の角煮や麻婆豆腐などで使われます。
独特の甘味や辛味、爽やかな香りがあるのが特徴。

生薬名は大茴香であり、杜仲と木香とを配合した思仙散は腰痛に用いる漢方薬である

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アダン

スクリューパイン

アダンは亜熱帯から熱帯に生育するタコノキ科の植物です。
樹高2~6m前後の常緑小高木で葉は1m程の針金状、実は20cm前後でパイナップルに似ています。

日本ではトカラ列島以南に分布しています。
葉の繊維を使ってカゴなどを編んだり観葉植物としても利用されています。

アダンの利用法と効能・メニュー

 

アダンの豆知識

  • 学名・・・Pandanus odoratissimus
  • 和名・・・阿檀
  • 別名・・・スクリューパイン
  • 分類・・・タコノキ科タコノキ属
  • 原産地・・・南アジア

 主な生育地

奄美諸島、トカラ列島、沖縄諸島、台湾、中国、東南アジア(マレーシア、インドネシア、タイ、等)

アダンの利用法・効果・効能

生育地では観葉植物や街路樹、防風林、防潮林などで一般的に利用されています。
葉は煮て感想させてから敷物やカゴ、草履などに加工されます。

実は食用として利用されていたこともあったようですが現在ではパイナップルが使われるようです。
マレーシアでは葉の色素を使った伝統菓子もあるらしい。

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スギナ

つくし

スギナはトクサ科トクサ属の植物の一種です。
春に地下茎から出る芽のようなものが「土筆(つくし)」と呼ばれます。

ツクシは春の山菜として食べらることができます。
スギナは田畑など何処にでも生えてくることで一般的には雑草として扱われることが多いのですが。古くから生薬としても利用されてきました。

スギナの効能・メニュー

 

スギナの豆知識

  • 学名・・・Equisetum arvense
  • 別名・・・ツクシ、ツクシンボウ
  • 生薬名・・・問荊(モンケイ)
  • 分類・・・トクサ科トクサ属

スギナの利用法・効果・効能

スギナを乾燥させたものは「問荊(モンケイ)」という生薬で古くから利尿作用があるとされ利用されてきました。
近年では花粉症対策にも効能があるという発表があったそうです。

ツクシは春の山菜として煮物などで食べられてきました。
ただ多量の摂取には気をつけたほうが良いようです。

「ツクシ(土筆)」は春の山菜として親しまれている。袴を取って茹でて灰汁を抜き、だしで軟らかく煮たり、佃煮にしたりして食用とする。しかし、チアミナーゼ、アルカロイド、無機ケイ素などを含むため、多量の摂取は推奨されない。また、心臓、腎臓の疾病を有する人、ニコチンに対する過敏症がを有する人の使用は禁忌とされる。更に、チアミナーゼによるビタミンB1欠乏症を起こす恐れがあるとされている。

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シロタエギク

シロタエギク

シロタエギクはキク科の耐寒性多年草です。
耐寒性の植物は、東京の冬の寒さを基準にして露地で越冬できるものを指します。

草丈は最大100cm位、茎や葉に白い繊毛があるのが特徴です。
観賞用として栽培されますが、

シロタエギクの利用法と効能・メニュー

 

シロタエギクの豆知識

  • 学名・・・Senecio cineraria
  • 別名・・・ダスティーミラー(Dusty miller)、シルバーレース
  • 分類・・・キク科キオン属
  • 原産地・・・地中海沿岸

 

シロタエギクの利用法・効果・効能

主な利用法は観賞用です。ガーデニングや鉢植え、寄せ植えに適しています。
耐寒性に優れており、栽培の手間がかからないのが特徴です。

ハーブとしては防虫効果や殺菌効果などがあると言われますが、効果のほどは定かではないようです。

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ジャスミン

ジャスミン

ジャスミンはモクセイ科の植物の総称で世界では約300種程度が知られています。
そのうち幾つかの品種の花には強い芳香があり、香水やジャスミン茶の原料に使われています。

原産地でもあるエジプトでは古代から観賞用としても栽培されていたようです。
名前はペルシャ語に由来するそうで、欧米から中近東では助成の名前にも用いられています。

ジャスミンの利用法と効能・メニュー

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ジャスミンの豆知識

  • 学名・・・Jasminum
  • 英名・・・jasmine
  • 別名・・・ポエツジャスミン
  • 分類・・・モクセイ科ソケイ属
  • 原産地・・・アジアからアフリカの熱帯・亜熱帯

ジャスミンの仲間ソケイ属の植物

オオバナソケイ(大花素馨)とも呼ばれます。マツリカ、オウバイ、オウバイモドキ、シロモッコウ、等。

1〜4mの高さに生長する。葉は長く、5-12cmで、奇数羽状複葉になる。小葉は卵状楕円形で、2-4対ある。花は枝先や上部の葉腋に直径約3.5cm。7-11月に咲き、白く、独特で甘い香りがする。花冠は長さ約1.8mの筒状。先は4-5裂し、平開する。雄蕊2本は花冠から少し突き出る。温帯や亜熱帯地域でよく生育する。

ジャスミンの利用法・効果・効能

花には甘い香りがあります。
香りの成分には鎮静作用やリラックス効果があるとされます。

  • 観賞用・・・園芸、
  • 飲料用・・・ジャスミン茶
  • 香料用・・・香水、入浴剤、等

注意点

モクセイ科ソケイ属ではありませんが、黄色い花を咲かせる「カロライナジャスミン(マチン科ゲルセミウム属)」には毒性があります。栽培はできますが飲用には適しません。

全草にゲルセミシン、ゲルセミン、センペルビリンなどの有毒成分を含む有毒植物である(特に、根茎にシクトキシンを含む)。脈拍増加、呼吸麻痺、中枢神経刺激作用、血圧降下、心機能障害の症状。

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シナモン

しなもん

シナモンはクスノキ科の常緑樹です。
樹皮から香辛料が作られ、「ニッキ」とも呼ばれます。

シナモンは世界最古のスパイスと言われ「スパイスの王様」とも呼ばれます。
紀元前4000年ごろからエジプトでミイラの防腐剤として使われていたようです。
日本には8世紀前半に伝来しています。

シナモンの利用法と効能・メニュー

シナモンの豆知識

  • 学名・・・Cinnamomum verum
  • 和名・・・ニッキ、ニッケイ(肉桂)、桂皮
  • 分類・・・クスノキ科ニッケイ属
  • 原産地・・・中国南部からベトナム

シナモンの利用法・効果・効能

樹皮はステック、ホール、パウダーに加工されて利用されます。

  • 食用・・・樹皮をはがして乾燥させたものをスパイスとして利用。洋菓子の香り付けやインド料理のガラムマサラやチャイには欠かすことができない。
  • 薬用・・・漢方では桂皮(ケイヒ)と呼ばれます。発汗作用などがあるとされ、風邪や婦人薬など多くのものに処方されます。

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セイヨウネズ

せいようねず

セイヨウネズはヒノキ科の針葉樹です。
種子は「ジュニパーベリー」と呼ばれ、松やにのような香りがありジンの香りとして知られます。

セイヨウネズの利用法と効能・メニュー

 

セイヨウネズの豆知識

  • 学名・・・Juniperus communis
  • 英名・・・ジュニパーベリー(Juniper berry)
  • 和名・・・西洋杜松
  • 分類・・・ヒノキ科ビャクシン属
  • 原産地・・・北アメリカ、ヨーロッパ

セイヨウネズの利用法・効果・効能

実を食用、薬用として利用されます。

  • 食用・・・ジンの香りづけ。料理では獣肉の臭い消しなどで使われる。他のハーブとのブレンドも。
  • 薬用・・利尿作用、抗炎症作用があるとされる。

ジンの名前の由来

オランダ語で「ジュニパー」を意味する「ジュネバ」に由来すると言われています。

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サルサパリラ

さるさぱりら

サルサパリラはサルトリイバラ科のつる性植物です。
全世界に300種以上が分布しており、古くから山菜や薬用として利用されてきました。

サルサパリラの利用法と効能・メニュー

 

サルサパリラの豆知識

  • 学名・・・Smilax regelii
  • サルトリイバラ科シオデ属
  • 原産地・・・熱帯アメリカ

サルサパリラの利用法・効果・効能

利用する部分は根。乾燥させたものを使います。
効能は以下のようになります。

強壮、駆風、発汗作用、利尿、解毒、血液浄化、抗炎症、肝臓保護、鎮咳消炎など。

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ジギタリス

じぎたりす

ジギタリスはゴマノハグサ科の植物です。
一年草の他、二年草、多年草、低木もあります。

草丈は大きなもので約1,5mくらいに成長します。
花は紅紫色で中心の茎を上に向かって数珠つながりのように咲きます。

観賞用としても栽培されますが、全草が有毒なため注意が必要です。

ジギタリスの利用法と効能・メニュー

 

ジギタリスの豆知識

  • 学名・・・Digitalis L.
  • 別名・・・キツネノテブクロ
  • 分類・・・ゴマノハグサ科ジギタリス属
  • 原産地・・・ヨーロッパ

名前の由来

ラテン語で「ゆび」を表すdigitusに由来する。これは花の形が指サックに似ているためである。

ジギタリスの利用法・効果・効能

全草に猛毒があるため取り扱いには注意が必要です。
薬用としては、古代から切り傷や打ち身に使われていたようだ。
強心剤としての薬効があるとされてから、うっ血性心不全の特効薬として利用されています。

古代から切り傷や打ち身に対して薬として使われていた。1776年、英国のウィリアム・ウィザリングが強心剤としての薬効を発表して以来、うっ血性心不全の特効薬として不動の座を得るに至っている。ただし、猛毒があるため素人が処方すべきではない。以前は日本薬局方にDigitalis purpurea を基原とする生薬が「ジギタリス」「ジギタリス末」として医薬品各条に収載されていたが、第14改正日本薬局方第二追補(平成17年1月)でともに削除された。ほかに視覚異常の副作用もある。

 

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ヒマワリ・サンフラワー

ヒマワリ・

ヒマワリ(向日葵)はキク科の一年草です。
夏咲く代表的な植物で、花は直径30cm位まで草丈は大きなもので3mくらいには成長します。
太陽の動きにつれて黄色い花が回ることが名前の由来となっています。

観賞用として家庭で気軽に栽培されますが、種実は食用の油として利用されます。

ヒマワリの利用法と効能・メニュー

 

ヒマワリの豆知識

  • 学名・・・Helianthus annuus
  • 英名・・・サンフラワー、(Sunflower)
  • 別名・・・ニチリンソウ(日輪草)
  • 分類・・・キク科ヒマワリ属
  • 原産地・・・北アメリカ

日本の産地

日本で生産量が多いのは北海道(名寄市、北竜町)、長野県(富士見町、信濃町、筑北村、諏訪市、阿南町)、山梨県(北杜市明野村)、等、多くの地域ので栽培されています。
又、都道府県や市町村の花にも指定されています。

ヒマワリの利用法・効果・効能

原産地では紀元前からインディアンの食用として種が重要な位置を占めていたとされます。
最初に栽培されたのはスペイン。日本には17世紀に伝来しているそうです。

  • 花・・・園芸用、観賞用
  • 種子・・・食用(ヒマワリ油、おつまみ)
  • ペット用・・・・小鳥やハムスターなどの餌

ヒマワリ油の成分

不飽和脂肪酸が多く含まれています。

不飽和脂肪は善玉の脂肪で、不飽和脂肪酸は主にコレステロールを下げる働きがあります。
飽和脂肪酸とは、融点が低く、血中のコレステロール値を上げたり、蓄積しやすいという欠点を持っています。

又、成長や健康維持に不可欠な脂肪酸のうち、体内で合成されない脂肪酸を「必須脂肪酸」といいます。多価不飽和脂肪酸のリノール酸やアラキドン酸等がこれにあたり、食物から摂取しなければなりません。
必須脂肪酸が不足すると、皮膚に異常が出たり、感染症にかかりやすくなります。又、コレステロールの血管への沈着、脂質異常症の抑制に効果を発揮しているといわれますので、適量にとることが必要です。

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