ヒマワリ(向日葵)はキク科の一年草です。
夏咲く代表的な植物で、花は直径30cm位まで草丈は大きなもので3mくらいには成長します。
太陽の動きにつれて黄色い花が回ることが名前の由来となっています。
観賞用として家庭で気軽に栽培されますが、種実は食用の油として利用されます。
ヒマワリの利用法と効能・メニュー
ヒマワリの豆知識
- 学名・・・Helianthus annuus
- 英名・・・サンフラワー、(Sunflower)
- 別名・・・ニチリンソウ(日輪草)
- 分類・・・キク科ヒマワリ属
- 原産地・・・北アメリカ
日本の産地
日本で生産量が多いのは北海道(名寄市、北竜町)、長野県(富士見町、信濃町、筑北村、諏訪市、阿南町)、山梨県(北杜市明野村)、等、多くの地域ので栽培されています。
又、都道府県や市町村の花にも指定されています。
ヒマワリの利用法・効果・効能
原産地では紀元前からインディアンの食用として種が重要な位置を占めていたとされます。
最初に栽培されたのはスペイン。日本には17世紀に伝来しているそうです。
- 花・・・園芸用、観賞用
- 種子・・・食用(ヒマワリ油、おつまみ)
- ペット用・・・・小鳥やハムスターなどの餌
ヒマワリ油の成分
不飽和脂肪酸が多く含まれています。
不飽和脂肪は善玉の脂肪で、不飽和脂肪酸は主にコレステロールを下げる働きがあります。
飽和脂肪酸とは、融点が低く、血中のコレステロール値を上げたり、蓄積しやすいという欠点を持っています。
又、成長や健康維持に不可欠な脂肪酸のうち、体内で合成されない脂肪酸を「必須脂肪酸」といいます。多価不飽和脂肪酸のリノール酸やアラキドン酸等がこれにあたり、食物から摂取しなければなりません。
必須脂肪酸が不足すると、皮膚に異常が出たり、感染症にかかりやすくなります。又、コレステロールの血管への沈着、脂質異常症の抑制に効果を発揮しているといわれますので、適量にとることが必要です。
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