キャベージローズ

バラ

キャベージローズとはバラ科のハーブ。原種の「オールドローズ」の仲間です。
オールドローズは1867年に発表されたモダンローズ「ラ・フランス」以前に栽培されていた品種のことです。

古来より「肌と魂」に良いと言われ、薬用ハーブとして利用されてきました。

 キャベージローズの利用法・効能・メニュー

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キャベージローズの豆知識

  • 学名・・・Rosa centifolia
  • 和名・・・西洋バラ
  • 分類・・・バラ科バラ属
  • 原産地・・・モロッコ

キャベージローズの利用法・効果・効能

利用部分は花。香りは甘くやわらか。

精神強壮ハーブとして動悸やストレス、不眠症などに効果があると考えられています。
喘息や呼吸器疾患などにも利用されるようです。

インドの伝承医学アーユルヴェーダでは月経促進、神経調整、血液浄化などに有効と考えられているらしい。

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キャッツクロー

キャッツクロー

キャッツクローとはアカネ科の蔓性植物です。
葉の付け根部分にネコの爪のようあトゲがあることから名前が付けられました。

南米ペルーのアマゾン奥地、標高400~800mに自生する植物。
インカの時代からリウマチなどの伝承薬として利用されているようだ。

キャッツクローの効能・メニュー

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キャッツクローの豆知識

  • 学名・・・Uncaria tomentosa
  • 英名・・・Cat’s Claw
  • スペイン名・・・ウニャ・デ・ガト
  • 分類・・・アカネ科カギカズラ属
  • 原産地・・・アマゾン奥地の原生林

キャッツクローの利用法・効果・効能

利用する部分は根、樹皮、葉。
世界保健機構(WHO)では、副作用のない抗炎症剤として認定。

一般にサプリメントのキャッツクローは、この植物の根や樹皮から抽出した五環系オキシインドールアルカロイド (POAs) を有効成分としたものを指していると思われる。世界保健機関 (WHO) は、1994年5月ジュネーブ会議でキャッツクローを副作用のない抗炎症剤として公式に認定した。 キャッツクローは免疫強化作用を持つ薬用植物と思われる。

引用元:wikipedia

別種の「カギカズラ」

生薬の「釣藤鈎(ちょうとうこう)」は同属別種の「カギカズラ」という植物のトゲ。
頭痛やめまいなどに効果があると言われます。

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キクカ(菊花)

菊

菊花は食用菊の花を乾燥させたもの。
中国では漢方のひとつ。生薬名が「菊花」。日本には奈良時代に中国から伝来したと言われます。

食用菊は菊の一種で食用に栽培されている。
料理のかざりでも使われます。日本での生産量が多いのは愛知県、山形県、福井県、等。

菊花の効能・と利用法・メニュー

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菊花の豆知識

  • 学名・・・Chrysanthemum morifolium
  • 別名・・・ノギク、ショクヨウギク(食用菊)
  • 英名・・・クリサンスマム
  • 分類・・・キク科キク属
  • 原産地・・・中国、朝鮮半島、日本

菊花の利用法・効果・効能

  • 食用・・・酢の物、和え物、吸い物、天ぷら、料理の飾り、
  • 薬用・・・生薬としてかすみ目や頭痛、発熱等に商法される。西洋では火傷や湿疹、吹き出物などでも使われるらしい。
  • 観賞用・・・切花、鉢植え、花壇、等。

食用菊の栄養

食用菊の花には以下のような効能が認められています。

菊そのものの解毒効果に関しては、株式会社ポーラの研究により、生体内の解毒物質「グルタチオン」の産生を高めることが発見されている。また、食用菊としては、日本大学薬学部・理学部 山形県衛生研究所により、発ガン効果の抑制・コレステロールの低下・中性脂肪を低下させる効果の研究結果が発表されている。栄養面では、ビタミンやミネラルが比較的に多く、特にβ-カロテンやビタミンC、葉酸をはじめとしたビタミンB群などの抗酸化作能力の高い栄養素を多く含む。さらに、紫菊花には抗糖化作用があるとされ、アンチエイジングの観点からも注目されている。

引用元:wikipedia

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カレーリーフ・オオバゲッキツ

オバゲッキツ

オオバゲッキツはミカン科の常緑樹です。
南インドなどに原生しており、成長すると6m程の大きさに育ちます。

葉をたたくとカレーに似たスパイシーな香りがします。そのため「カレーリーフ」とも呼ばれます。
料理に使っている地域では欠かすことができないスパイスです。

 オオバゲッキツの利用法・メニュー

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オオバゲッキツの豆知識

  •  学名・・・Murraya koenigii
  • 和名・・・オオバゲッキツ(大葉月橘)・ナンヨウザンショウ(南洋山椒)
  • 英名・・・curry tree
  • 別名・・・カレーリーフ、カレーノキ
  • 分類・・・ミカン科ゲッキツ属
  • 原産地・・・インド・スリランカ

オオバゲッキツの利用法・効果・効能

葉を食用として利用します。
カレーに似たスパイシーな香りと柑橘類のフルーティーな香りが混じったような香りです。

インドやスリランカ料理の香辛料として、カレーやベジタリアン料理には必ず利用されるようです。
乾燥タイプ(ドライ)よりも生(フレッシュ)のほうが香りが強い。

他の利用法

樹木は緑色で硬い。農具などに用いられるらしい。
家庭で栽培している地域では生垣としても植えられています。

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キダチアロエ

アロエ

アロエとはアロエ科アロエ属の多肉植物の総称です。
日本で一般的に見られるのは「アロエベラ」と「キダチアロエ」。

キダチアロエの特徴としては、アロエベラに比べ葉が細く小さいこと。
「木立ち」の名前が付いているように茎が伸びています。そのため観賞用としても栽培されています。

キダチアロエの効能・メニュー

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キダチアロエの豆知識

  • 学名・・・Aloe arborescens
  • 和名・・・キダチロカイ(木立蘆薈)
  • 別名・・・医者いらず
  • 分類・・・アロエ科アロエ属

キダチアロエの産地

原産地は南アフリカおよびマダカスカル。
キダチアロエのほうが寒さに強いようで日本では本州、四国、九州の各地で栽培されています。

有名な産地としては静岡県の伊豆半島(南伊豆)や沖縄県の宮古島等。

キダチアロエの利用法と効能・効果

キダチアロエは昔から「医者いらず」との別名があるほど利用されてきました。
葉から出る汁には健胃効果があるため消化不良や胃炎に効果があると言われます。
又、外用として傷や火傷の治療にも使われてきました。

利用上の注意点

妊娠中の人、過敏症腸症候群、虫垂炎、内痔咳、腎臓疾患のひとなどは避けたほうが良いらしい。
又、長期間の多量摂取も避けたほうが良いようです。

キダチアロエの食べ方

葉の中のゼリー状の部分が食用になります。
ヨーグルトに入れたりシロップに漬け込んだりすると良いおやつになります。

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カレープラント

カレープラント

カレープラントとはキク科の多年草です。
葉からカレーに似た香りがすることからこの名前が付けられています。

花は黄色。草丈は60cm程度までは育ちます。
食用としては苦味が強いため香り付け程度しか使われません。又、カレーの原料としても使われていません。

 カレープラントの利用法と効能・メニュー

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カレープラントの豆知識

  • 学名・・・Helichrysum italicum
  • 英名・・・curry plant
  • 別名・・・イモーテル、エバーラスティング
  • 分類・・・キク科ムギワラギク属
  • 原産地・・・南ヨーロッパ

カレープラントの利用法・効果・効能

利用部分は花、葉、茎です。

  • 観賞用・・・鉢植え、花壇、ガーデニング、等
  • クラフト・・・ポプリ、ドライフラワーにすると虫除けや防臭効果があると言われます。
  • 薬用・・・イモーテルと呼ばれアロマで利用される。精神安定や疲労回復効果、抗うつ作用などが期待できるらしい。

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カルダモン

カルダモン

カルダモンはショウガ科の多年草です。
原産地であるインドではキリストの誕生以前から利用されてきたスパイスの一つと言われます。

紀元前2世紀頃にはヨーロッパに輸出されていた最も古いスパイスの一つです。
樹脂系のさわやかな香りがあることで、「スパイスの女王」とも呼ばれます。

紀元前2世紀ごろにはすでにインドからヨーロッパに輸出されていた、最も古いスパイスのひとつ。ユーカリ油、樟脳、そしてレモン油の香りが入り混じったような樹脂系のさわやかで上品な香りがあり、「スパイスの女王(the queen of spices)」と呼ばれることがある。「高貴な香り」と形容されることも多い。

カルダモンの利用法と効能・メニュー

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カルダモンの豆知識

  • 学名・・・Elettaria cardamomum
  • 和名・・・ショウズク(小荳蒄)
  • 分類・・・ショウガ科ショウズク属
  • 原産地・・・インド、スリランカ、マレー半島

カルダモンの種類

カルダモンは近縁種、変種が世界中に多い植物です。

  • マラバルカルダモン・・・本種。通常カルダモンと言うとマラバルカルダモンのこと指す。
  • グリーンカルダモン・・・最も良質とされる。
  • ホワイトカルダモン・・・グリーンカルダモンを漂白したもの。
  • ブラウンカルダモン・・・ワイルドカルダモンとも呼ばれる別種。

カルダモンの利用法・効果・効能

スパイス意外には薬用としても利用されます。

  • 食用・飲料用・・・コーヒー、パン、ケーキ、カレー、アイスクリーム、等には欠かせない。
  • 薬用・・・インドの伝統医学アーユルヴェーダでは消化促進剤として利用されているそうです。

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没食子・ガルナッツ

ガルナッツ

没食子(もっしょくし)とは、ブナ科の植物の若芽が変形して、直径15~20mm位のこぶのこと。
このこぶは若芽にインクタマバチが産卵することでできた「虫コブ」です。

「ガルナッツ」とも呼ばれます。

 没食子の利用法

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没食子の豆知識

  • 名称・・・没食子(もっしょくし)・ガルナッツ(Gallnuts)
  • 科名・・・ブナ科

五倍子とは

五倍子(ごばいし)はウルシ科の植物ヌルデにできる虫こぶのこと。
染料や生薬として利用されてきました。

没食子の利用法

コブにはタンニンが多く含まれています。
このタンニン酸(没食子酸)と硫酸鉄を調合してインク(没食子インク)が作られます。

没食子インクは時間の経過と共に濃くなります。
中世から近世ヨーロッパでは筆記用や描画用のインクとして一般的の使われてきたようです。

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ガランガル・カー

カー

ガランガルとはショウガ科の多年草です。
見た目はほとんど生姜、風味も似ています。

東南アジアから中国南部あたりに生育し、タイ料理やインドネシア料理、マレーシア料理等で広く利用されます。
世界三大スープのひとつトムヤンクンや煮込み料理などに欠かすことはできません。

ガランガルの効能・メニュー

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ガランガルの豆知識

  •  学名・・・Alpinia Galanga
  • 和名・・・ナンキョウ(南薑)
  • 別名・・・カー、レンクアス、タイショウガ、ラオ、ガランガ
  • 分類・・・ショウガ科ハナミョウガ属
  • 原産地・・・インド東部(大ガランガル)・中国南部(小ガランガル)

 大ガランガルと小ガランガル

ガランガルは「大ガランガル」と「小ガランガル」に大別されます。
大ガランガルに比べると小ガランガルは辛味が強い。香りはユーカリに似ています。

どちらも東南アジアの料理で使われます。

ガランガルの利用法・効果・効能

利用する部分は根です。食用、薬用として利用されます。
健胃作用、発汗作用、鼻孔の炎症、呼吸器疾患、等に効果があると言われます。

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ガラナ

がらな

ガラナはムクロジ科のつる性植物です。
語源となっているのはアメリカ先住民族のひとつ「グアラニー族」から。
この民族は種子を焙煎して水に溶かし、砂糖で甘味をつけて飲んでいたそうです。

ガラナはカフェインやタンニンを多く含み、疲労回復や滋養強壮に利用されます。

ガラナの効能・メニュー

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ガラナの豆知識

  • 学名・・・Paullinia cupana
  • 分類・・・ムクロジ科ガラナ属
  • 原産地・・・南米アマゾン

ガラナ飲料とは

ガラナ飲料はガラナの実を利用した炭酸飲料です。
甘味は少なく色はコーラに似ています。カフェインやタンニンを多く含んでいます。
ブラジルでは一般的なソフトドリンクらしい。

ブラジルではコーラ類と並ぶ国民的なソフトドリンクで、現インベブ(InBev)社(旧アンタルチカ社「ガラナ・アンタルチカ」)、コカコーラ社(ブランド名「クアッチ」)など多数のメーカーで製造・販売されている。なお、ガラナ・アンタルチカは2002年よりサッカーブラジル代表セレソンともいう)公式飲料となっている。また、一部は日本でも入手できる。

引用元:wikipedia

ガラナの利用法・効果・効能

飲料や菓子に利用されています。
日本では炭酸飲料の他、チョコレートやガムなどに配合されています。

ガラナの種子にはカフェインやタンニンが豊富に含まれます。
ここからアルコール抽出したエキスは疲労回復や滋養強壮に用いられます。
ただ、過量や長期間の使用は避けたほうが良いとも言われています。。

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