ビタミンB17の働き・効能
ビタミンB17は「アミグダリン」ともいわれます。
ビタミンB17は、あんずの種から発見された物質です。あんずの種子成分からアミグダリンを抽出してそれを結晶化したものを「レートリル」と名づけられているようです。
癌(がん)の治療に効果があるとして代謝療法や自然療法などで用いられ、治療薬に認定している国もあるようですが、わが国ではまだその効果については認定していないようです。
日本の場合、薬に認可されるまでにはかなりの時間を要すとされますが、それにしても肝臓癌や消化器系の癌等が治癒したり、末期癌から生還した患者がいる、等という話がある場合、はたしてどれほどの信憑性があるのかは不明です。
まだまだ不明な点が多い物質ですから今後の研究に注目していきたいところです。
アミグダリンの効果は本当なのか!!
アミグダリンはあんずや梅、びわなどの未成熟な実や種、葉などに含まれる成分です。
アミグダリンで検索してみても、ビタミンB17同様、癌の治療薬や様々な療法に使用されているとか身体に良い健康食品などとして、かなりの情報がヒットします。
その情報の根拠を知る良しもありませんから、否定するわけでも肯定するわけでもありませんが、下記のような記事も公開されていますので参考にしてみてはいかがでしょうか。
米国国立癌研究所(NCI)によると、癌への治療や改善、延命などに対して効果が無く、逆に青酸中毒を起こし死に至る恐れがある事を指摘している。
また、アミグダリンをビタミンB17として扱った事があったが過去の話で、現在では否定されている。健康食品(サプリメント)などに配合される事もあるが、生体の生命活動に必須となる栄養素ではなく、欠乏症の症例も出ていない事からビタミンの定義から外れてしまう。つまり、アミグダリンはビタミンとは言えない。それどころか、サプリメントとして使用したために青酸中毒となり、健康障害を引き起こしたり、場合によっては死に至るなどおよそ健康とはかけ離れた結果となった例が多数報告されている。なお、米国では米国食品医薬品局(FDA)により、アミグダリンの販売は禁止されている。
引用先:wikipedia-アミグダリン
この記事の続きをみると、日本の研究機関でもアミグダリンの健康効果については科学的根拠が確認されてない・・・みたいなことが書かれています。しかも、健康効果が否定されているにもかかわらず、効能を謳った健康食品などが多く出回っているとのことです。
また、過剰摂取をしたときは健康障害を招く恐れがある、とも書かれていますから注意ををするにこしたことはないでしょう。
ビタミンB17を多く含む食材
ビタミンB17を多く含んでいる食品としては、りんご・あんず・びわ・桃・梅、などです。
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