アブラナ科

アブラナ科の植物とは

アブラナ科の植物とは、4枚の花弁が十字架のように見える植物の総称で、世界に3000種類程があるといわれます。

地中海地方の気候に適応しているらしく、主に地中海沿岸から西アジアに広く分布しているようです。

身近な野菜でみるとキャベツやブロッコリー、カリフラワー、白菜、チンゲン菜、からし菜、、等多くのものがあります。

 

アブラナ科のファイトケミカルの働き・効能

アブラナ科には幾つかのファイトケミカル含まれ、さまざまな抗がん作用があります。
ここでは、インドール類とイソチオシアン酸類について簡単に効能を解説してみます。

 

インドール類

これは、発ガン物質であるフリージカル(活性酸素)を無毒化する働き(抗酸化作用)があります。

又、免疫力を強化して体内に侵入した異物を取り除く働きもします。

インドール3カルビノールが知られているようですが、これにはコレステロールを値を下げる効果や、閉経後の女性の乳がんの発生リスクを低くする働きがあるそうです。

 

イソチオシアン酸類

イソチオシアン酸類には、DNAの損傷を抑えたり、ガンを防ぐ効果があります。

さらに、さわびに含まれる成分は強力な抗菌作用がありますので、食中毒を防止する効果があります。

 

過剰摂取

特に必須栄養素ではないようですから過剰にとる必要はないと思われます。

本来アブラナ科の野菜に微量に含まれている成分ですから、健康食品やサプリメントで摂らなくても通常の食事から摂取しても問題ないかと思います。

 

上手なとりかた

新鮮なうちに食べるようにしましょう。

様々な料理に利用できますが、他の有効成分も含まれていることから汁ごと食べられる調理法が良いかと思います。

 

アブラナ科の野菜の種類

アブラナ科の野菜には、貝割れ大根、大根、野沢菜、白菜、小松菜、かぶ、ケール、カリフラワー、キャベツ、クレソン、コールラビ(キャベツの仲間)、タアサイ(中国野菜)、高菜、チンゲン菜、菜花、ブロッコリー、水菜、ラデッシュ、芽キャベツ。

 

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