もめん豆腐(木綿豆腐)は、豆乳に凝固剤を加えて混ぜ合わせ固めたものを、一度崩してから専用の型に木綿を敷いて流し込み再度固めて作ります。
昔から作られている一般的な豆腐で、様々な商品が販売されています。
絹ごし豆腐との違い
もめん豆腐は製造工程で圧力をかけ水分を搾るため適度な固さがあります。
又、余分な水分が抜けているので栄養分が凝縮されています。
もめん豆腐の食べ方・料理
冷奴、湯豆腐、煮物、味噌汁、ステーキ、ハンバーグ、麻婆豆腐、揚げ出し豆腐、豆腐チャンプルー、等々、多くの料理で利用されています。
もめん豆腐に含まれる栄養成分
可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
もめん豆腐
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 |
Kcal | g | g | g | mg | mg | mg | mg | mg | mg |
72 | 6,6 | 4,2 | 1,6 | 13 | 140 | 120 | 110 | 0.9 | 0,6 |
ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | 葉酸 | ビタミンC | コレステロール | 食物繊維 | 食塩相当量 |
μg | mg | mg | μg | mg | mg | g | g |
0 | 0,07 | 0,03 | 12 | 微量 | 0 | 0,4 | 0 |
栄養成分の詳細
もめん豆腐に多く含まれる栄養成分。
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もめん豆腐の効能
ミネラル、たんぱく質が豊富です。
特にカルシウム、リンが目立ちます。
カルシウムには「貯蔵カルシウム」と「機能カルシウム」があります。
貯蔵カルシウムは強い骨を作り、機能カルシウムは人体の生命の維持に必要な役割を果たします。
又、血液凝固や筋肉の収縮、神経の興奮抑制作用のほか、細胞内外のカルシウム濃度の差を利用して、細胞の機能調節をしたり、ナトリウムを排泄して血圧上昇を防ぐ働きをしています。
リンはカルシウムやマグネシウムと結合して骨や歯の主成分になります。
又、ATP(アデノシン三リン酸)という高エネルギーを発生する物質の構成成分でもあり、生命活動を支える重要な役割を担っています。
もめん豆腐の保存方法
- 理想的な保存方法・・・冷蔵・冷凍
- 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵で1週間から10日位(商品により違う)