中にジャムを仕込んだ菓子パン。
製造を始めたのは「木村屋」。1900年(明治33年)に開発されたようです。
当初はアンズのジャムが使われていたようですが、イチゴ栽培が始まった大正の頃からイチゴジャムが使われるようになりました。
昭和20年ごろにはイチゴジャムが一般的になっています。現在はブルーベリージャム等を使ったものもあります。
ジャムパンに含まれる栄養成分
可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
ジャムパン
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 |
Kcal(カロリー) | g | g | g | mg | mg | mg | mg | mg | mg |
297 | 6,6 | 5,8 | 54,5 | 310 | 95 | 31 | 66 | 0.5 | 0,5 |
ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | 葉酸 | ビタミンC | コレステロール | 食物繊維 | 食塩相当量 |
μg | mg | mg | μg | mg | mg | g | g |
1 | 0,07 | 0,04 | 33 | 3 | 0 | 1,8 | 0,8 |
栄養成分の詳細
ジャムパンに多く含まれる栄養成分。
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ジャムパンに含まれる栄養成分の効能
イチゴにはビタミンCが多く含まれるのですがジャムにするとかなり失われます。
さらにパン焼き上げられるとほとんど残らないようです。これはビタミンCが熱に弱いという特徴があるからでしょう。
最も多いのがナトリウム。
ナトリウムは、カリウムとともに細胞内外の物質交換や細胞の浸透圧、水分調節、体液のph、神経の刺激伝達、心筋の弛緩を促すなど多くの働きをしています。
ただし慢性的な摂りすぎは生活習慣病に繋がる恐れがあるので注意が必要です。
ジャムパンの保存方法
- 理想的な保存方法・・・常温で保存(冷凍も可能)
- 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷凍では長期保存が可能(食べるときは冷蔵庫で半冷凍しレンジで温める)