五家宝(ごかぼう)

五家宝

五家宝(ごかぼう)は和菓子の一種で、埼玉県の三大銘菓として知られています。

穀物を飴で固めた和菓子「おこし」種を水飴等で固めて棒のようにして、廻りをきな粉に水飴などを混ぜた皮を巻きつけ、表面にきなこがまぶしてあります。
青い色のものもありますが、これは青大豆を使用しています。

五家宝の歴史・秘話

五家宝の誕生には幾つかの説があります。

  • 原料から名前をとったという説・・・原料に「五穀」を使ったことでこの名前が付けられたというもの。
  • 水戸が発祥と言う説・・・水戸の菓子「吉原殿中」を起源とするもの。
  • 茨木が発祥と言う説・・・五霞村(現茨城県猿島郡五霞町)で開発されたといもの。
  • 群馬が発祥と言う説・・・上州邑楽郡五箇村(現群馬県邑楽郡千代田町)で開発され、地名に因んだ名前が付けられたというもの。

五家宝に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

五家宝

エネルギー タンパク質 脂質 炭水化物 ナトリウム カリウム カルシウム リン 亜鉛
Kcal(カロリー) g g g mg mg mg mg mg mg
384 10,4 5,9  72,4 2 470 62 140  2,3  1,2
ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB2 葉酸 ビタミンC コレステロール 食物繊維 食塩相当量
μg mg mg μg mg mg g g
微量 0,19 0,07 62    0 0 4,3 0

栄養成分の詳細

五家宝に多く含まれる栄養成分。

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五家宝に含まれる栄養成分の効能

原料に大豆等を使っているので良質の植物性たんぱく質が含まれています。
食物繊維やミネラル類、ビタミンB群が比較的多いのもその影響です。

糖質は組織のエネルギー源になったり、筋肉グリコーゲンとして蓄えられることになります。
又、脳や神経系、赤血球、筋肉などが活動する場合のエネルギー源で、不足してしまうと血糖値が下がり機能が低下します。
糖質をとる量としては1日100g以上は必要ですが、過剰摂取は肥満のもとになり、生活習慣病をまねくおそれもあります。

カリウムも結構多く含まれています。
カリウムはナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、尿への排泄を促す働きがあることから、血圧を下げる作用があるとされ、高血圧を予防する効果があります。

五家宝の保存方法

  • 理想的な保存方法・・・高温多湿をさけ常温で保存
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・50日程度(開封後は早めに食べたほうが良い)

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かりんとう

かりんとう

かりんとうは小麦粉や砂糖を主成分とする油菓子です。

昔ながらのかりんとうは、小麦粉に砂糖や食塩、重曹、イースト等を入れ混ぜ合わせた生地を棒状にした生地を、油で揚げた後、砂糖を溶かしたものもからめます。
今では、生地の中に胡麻の実や大豆、蕎麦粉、ピーナッツ、野菜、等を混ぜたものが開発されています。

又、各地において特色があります。
関東では柔らかめに作り白砂糖を蜜に使い高級感を出していますが、関西では逆に硬めのものが好まれます。
東北でも各県で特色あるかりんとうが販売されているそうです。

似ている菓子「芋かりんとう」

本来は「芋けんぴ」という菓子です。
かりんとうに似ていることから「芋かりんとう」とも呼ばれます。

作り方は、さつまいもを短冊に切りあぶ

かりんとうに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

かりんとう・黒

エネルギー  タンパク質 脂質 炭水化物 ナトリウム  カリウム カルシウム  リン 亜鉛
Kcal(カロリー) g g g mg mg mg mg mg mg
441 7,4 11,8  76,2 8 310 68 65 1,7  0,7
ビタミンA  ビタミンB1 ビタミンB2 葉酸 ビタミンC  コレステロール 食物繊維 食塩相当量 
μg mg mg μg mg mg g g
0 0,11 0,06 25 0 微量 1,7 0

栄養成分の詳細

かりんとうに多く含まれる栄養成分。

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ちまきに含まれる栄養成分の効能

ミネラルで目立つものはカリウムとカルシウムです。

カリウムはナトリウム排出する働きがあるので、血圧を下げる作用があるとされ、高血圧を予防する効果があると考えられています。
カリウムは細胞内に存在し、ナトリウムは細胞外に存在します。その濃度の差は約30倍に保たれています。

又、血液中にもあり、食塩の摂取が多いと細胞外のナトリウムが増加し、カリウムとのバランスをとるため、血漿(けっしょう)の量が増加して高血圧の原因になりますので、ナトリウムが多いときはカリウムも同時に多めにとらないとバランスがとれなくなってしまいます。

かりんとうの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・高温多湿をさけ常温で保存
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・約2ヶ月・(冷凍の場合は長期保存が可)

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おのろけ豆

おのろけ

おのろけ豆とは、炒った落花生に醤油と砂糖で味付けした米粉の衣をかけ、それを焼いた豆菓子です。
表面には刻みのりがかけられます。
名前の由来は、製造工程で粒どうしが仲よさそうにくっついてしまうことからきているようです。

おとぼけ豆という豆菓子もある

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似たようなものに「おとぼけ豆」というものがあります。
「豆源」というお店の豆菓子で、海老、青のり、刻み海苔の3種類の衣で豆を包んでいます。
同時に3つ食べると、とぼけた味になるということで付けられたそうです。

きんつばに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

おのろけ豆

エネルギー タンパク質 脂質 炭水化物 ナトリウム カリウム カルシウム リン 亜鉛
Kcal(カロリー) g g g mg mg mg mg mg mg
448 11,7 13,5  69,8 390 270 17 180  1,1  1,9
ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB2 葉酸 ビタミンC コレステロール 食物繊維 食塩相当量
μg mg mg μg mg mg g g
微量 0,13 0,04 24 0 0 2,3 1,0

栄養成分の詳細

おのろけ豆に多く含まれる栄養成分。

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おのろけ豆に含まれる栄養成分の効能

糖質(炭水化物)は組織のエネルギー源になったり、筋肉グリコーゲンとして蓄えられることになります。

又、脳や神経系、赤血球、筋肉などが活動する場合のエネルギー源で、不足してしまうと血糖値が下がり機能が低下します。
糖質をとる量としては1日100g以上は必要ですが、過剰摂取は肥満のもとになり、生活習慣病をまねくおそれもあります。

ナトリウムはカリウムとともに細胞内外の物質交換や細胞の浸透圧、水分調節、体液のph、神経の刺激伝達、心筋の弛緩を促すなど多くの働きをしています。
摂り過ぎは高血圧や動脈硬化等の生活習慣病につながることがあります。

カリウムも多く含まれています。
カリウムはナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、尿への排泄を促す働きがあることから、血圧を下げる作用があるとされ、高血圧を予防する効果があります。

リンは体内に多く含まれ、体重の約1%位あります。その量の85%程度がカルシウムやマグネシウムと結合して骨や歯の主成分になります。
残りの15%のリンの大部分は、たんぱく質や脂質、糖質などと結合して、細胞膜のリン脂質として、DNAやRNA(遺伝情報物質)などの核酸の構成成分として、あらゆる細胞に存在しています。

おのろけ豆の保存方法

  • 理想的な保存方法・・・未開封のものは高温多湿をさせ涼しいところに保存
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・商品に記載されている(90日くらい)

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おこし

おこし

おこし(粔籹)とは、米等の穀物を揚げるなどして飴で固めた和菓子のことです。
菓子の分類としては「干菓子」に入ります。
材料は米以外では、ゴマや大豆、落花生、はと麦等を使ったものあります。

本来は中国の菓子で、日本には平安時代に伝ったとされます。
江戸時代の料理書には「おこし米」という名前で製法が記されているそうです。

おこしの種類

各地に様々なものがあります。

  • 雷おこし・・・東京都台東区浅草の土産物。
  • 岩おこし・・・大阪の銘菓。原料は米。
  • 栗おこし・・・大阪の銘菓。原料は米だが細かくして栗のように見せている。
  • 米おこし・・・長崎県 諫早市の銘菓。愛媛県でも同じ名前のものがある。
  • あわやおこし・・・久留米の銘菓。

おこしに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

おこし(米おこし・栗おこし含む)

エネルギー タンパク質 脂質 炭水化物 ナトリウム カリウム カルシウム リン 亜鉛
Kcal(カロリー) g g g mg mg mg mg mg mg
383 3,8 0,8 90,1 95 25 4 22 0,2  0,8 
ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB2 葉酸 ビタミンC コレステロール 食物繊維 食塩相当量
μg mg mg μg mg mg g g
0 0,02 0,01 3     0 0 0,4 0,2

栄養成分の詳細

おこしに多く含まれる栄養成分。

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おこしに含まれる栄養成分の効能

ナトリウムが多いのは、製法の段階で米などで作った餅を乾燥させ、粒状に砕き、それを釜で炒るときに塩を使うからでしょう。
塩は分離・回収されますが、おそらく成分が残っているのだと思います。

ナトリウムはカリウムとともに細胞内外の物質交換や細胞の浸透圧、水分調節、体液のph、神経の刺激伝達、心筋の弛緩を促すなど多くの働きをしています。
しかし慢性的な摂り過ぎは、高血圧や動脈硬化といった生活習慣病をまねくことになります。

おこしの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・高温多湿を避け常温で保存
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・包装紙に記載されている(30日位)

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芋かりんとう(芋けんぴ)

芋かりんとう

芋かりんとう(芋けんぴ)はサツマイモを短冊のような棒状に切り、植物油で揚げ、砂糖を絡めて作ります。
かりんとうに似ていることで「芋かりんとう」と呼ばれます。

食感は砂糖がコーティングされているので硬い。
胡麻が和えられているものもある。

大学芋との違い

大学芋と作り方が似ています。
原料はほとんど同じですが、大学芋のほうは挙げた後「糖蜜」を絡めているので時間が経つと表面が溶けてきます。
芋かりんとうのほうは時間が経過しても表面はカリカリしています。

芋かりんとう(芋けんぴ)に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

芋かりんとう

エネルギー  タンパク質 脂質 炭水化物 ナトリウム  カリウム カルシウム  リン 亜鉛
Kcal(カロリー) g g g mg mg mg mg mg mg
476 1,4 20,6  71,3 5 550 47 53 0,8  0,2 
ビタミンA  ビタミンB1 ビタミンB2 葉酸 ビタミンC  コレステロール 食物繊維 食塩相当量 
μg mg mg μg mg mg g g
2 0,13 0,03 57 34 微量 2,7 0

栄養成分の詳細

げっぺいに多く含まれる栄養成分。

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芋かりんとうに含まれる栄養成分の効能

カルシウムが多く含まれますが、骨や歯を形成するのに重要な働きをしています。
他にも、血液凝固や筋肉の収縮、神経の興奮抑制作用のほか、細胞内外のカルシウム濃度の差を利用して、細胞の機能調節をしたり、ナトリウムを排泄して血圧上昇を防ぐ働きをしています。

リンはカルシウムの次に体内に多く含まれ、体重の約1%位あります。その量の85%程度がカルシウムやマグネシウムと結合して骨や歯の主成分になります。
ナトリウムも多いのですが、これは水分を保持しながら細胞外液や血液循環の量を調節しています。ただ摂りすぎは生活習慣病をまねくおそれがありますから注意が必要です。

ビタミンCも比較的多く含まれます。
強い抗酸化力により過酸化脂質の生成を抑制し、動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞などの予防効果もあります。
又、抗ストレス作用を持つ副腎皮質ホルモンの合成を促進したり、腸管での鉄の吸収率を高めるといった働きもあります。

芋かりんとうの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・ 直射日光、高温多湿を避け常温保存
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・商品に記載されている

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あめ玉

飴玉

飴玉は、でんぷんを糖化して作ります。
糖類を加熱して溶融した後冷却して固形状にしたキァンディも含みます。
粘液状の飴は「水飴」、固形のものは「固飴」と呼びます。

飴の種類

飴も多くの種類があります。

  • りんご飴・いちご飴・・・表面に食紅で染めた熱い砂糖水をかけ冷やして固める。
  • 塩飴・・・原料に塩が含まれている。
  • のど飴・・・喉頭の炎症などの低減を目的とした薬効成分が含まれる飴の総称。
  • 黒飴・・・黒色にするためカラメルや黒砂糖が含まれている。
  • 金太郎飴・・・断面が顔になるように作られている飴細工。株式会社金太郎飴本店の登録商標。
  • 水飴・・・粘液状の飴。

あめ玉に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

あめ玉

エネルギー タンパク質 脂質 炭水化物 ナトリウム カリウム カルシウム リン 亜鉛
Kcal(カロリー) g g g mg mg mg mg mg mg
390 0 0 97,5 120 1 2 1 微量  微量
ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB2 葉酸 ビタミンC コレステロール 食物繊維 食塩相当量
μg mg mg μg mg mg g g
0 0 0 0 0 0 0 0

栄養成分の詳細

あめ玉に多く含まれる栄養成分。

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あめ玉に含まれる栄養成分の効能

ほとんどが炭水化物(糖質)です。
糖質は脳や神経系、赤血球、筋肉などが活動する場合のエネルギー源で、不足してしまうと血糖値が下がり機能が低下します。
ただし、過剰摂取すれば体脂肪として蓄積され、しいては生活習慣病の原因にもなりますから注意が必要です。
特に砂糖や果実に含まれる糖質は脂肪に変わりやすいので、できれば穀類やイモ類からとるほうが、糖尿病の予防には効果的です。

糖質をとる量としては1日100g以上は必要です。

あめ玉の保存方法

  • 理想的な保存方法・・・直射日光・高温多湿を避け常温で保存(冷蔵庫で保存したものは常温保存に適さなくなることもある)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・商品に記載されている

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ようかん

羊羹

ようかん(羊羹)は、小豆の餡を「羊羹舟」という型に流し込んで寒天や小麦粉、葛粉で固めた和菓子です。
小麦粉や葛粉で固めるときは蒸します。これは蒸し羊羹と呼ばれます。
寒天で固めたものは「練り羊羹」と呼びます。

餡には栗やさつまいも、塩、色インゲン等を混ぜたものがあります。
菓子としては「棹物(さおもの)」に分類されます。そのため、1棹、2棹と数えます。

一説では、中国料理で羊の肉を煮たスープが基となっています。
日本には鎌倉時代ごろ禅僧により伝わったそうですが、禅宗では肉食は禁止されているため、精進料理として羊の代わりに小豆を用いたものが原型になっているそうです。

水羊羹(みずようかん)

水羊羹と羊羹の違いで大きな点は水分量です。
水羊羹は水分を多くして小豆と砂糖の量を減らし、一般の羊羹と同じように型の流し込んで作ります。
現在では夏の菓子ですが、昔は冬に自然に冷やして固めたそうです。

ようかんに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

ようかん(練りようかん)

エネルギー タンパク質 脂質 炭水化物 ナトリウム カリウム カルシウム リン 亜鉛
Kcal(カロリー) g g g mg mg mg mg mg mg
296 3,6 0,2 70,0 3 24 15 32 1,1  0,4
ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB2 葉酸 ビタミンC コレステロール 食物繊維 食塩相当量
μg mg mg μg mg mg g g
0 0,01 0,02 1 0 0 3,1 0

栄養成分の詳細

ようかんに多く含まれる栄養成分。

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ようかんに含まれる栄養成分の効能

原料となる小豆にはサポニンという物質が含まれています。
これには、血糖値を抑制する効果があります。

食物繊維も比較的多いですが、これは寒天が原料になっているからでしょう。
寒天には多くの食物繊維が含まれており、コレステロールや血圧を下げる効果があります。

ようかんの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・常温で保存(冷凍も可)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・商品に記載されている(5年も保存できるものもある)

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ゆべし

yubesi

ゆべし(柚餅子)とは、柚子を原料の一つにした和菓子です。
源平の時代(11世紀末から12世紀末)にはあったようで、当時は保存食や携帯食として食べられたそうです。

全国には味・形・製造方法が違う様々なものが存在しています。
ほとんど柚子を加えていますが中には含まれていないものもあります。

各地のゆべし

全国には多くの種類があります。その一部は以下のようなものです。

  • 棒ゆべし・・・刻んだ柚子の皮ともち米粉、上新粉、白味噌、醤油、砂糖などを混ぜて蒸し、竹の皮に包んだもの。
  • 丸ゆべし・・・柚子の実の中身をくり抜き、中に柚子の果肉、もち米粉、上新粉、白味噌、砂糖などを混ぜたものを入れて蒸してある。
  • 東北のゆべし・・・柚子が入っていない。棒状の「くるみゆべし」や「胡麻ゆべし」、三角のものがある。

ゆべしに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

ゆべし(くるみ入り)

エネルギー  タンパク質 脂質 炭水化物 ナトリウム  カリウム カルシウム  リン 亜鉛
Kcal(カロリー) g g g mg mg mg mg mg mg
327 2,4 3,5  71,4 230 62 6 41 0,4  0,4
ビタミンA  ビタミンB1 ビタミンB2 葉酸 ビタミンC  コレステロール 食物繊維 食塩相当量 
μg mg mg μg mg mg g g
微量 0,03 0,02 0 0 0,5 0,6

栄養成分の詳細

ゆべしに多く含まれる栄養成分。

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ゆべしに含まれる栄養成分の効能

ミネラルが全般的に多く含まれています。
ミネラルの多くは、小腸で吸収されますが、亜鉛の一部は胃、ナトリウムの一部は大腸で吸収されます。又、カルシウムの吸収率は小腸にビタミンDや乳糖、タンパク質などあると増加します。鉄はビタミンCがあると吸収率が増加します。吸収後は肝臓に送られ、血液で各組織に運ばれ利用され、毎日尿や汗により排泄されます。

ミネラルは骨や歯の構成成分として重要ですし、有機物と結合して体の組織をつくるのに必要不可欠な栄養素です。さらにミネラルは、体の調節機能に働き、体の潤滑油としても重要な役割を持ちます。

ゆべしの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・常温で保存(冷凍も可能)
  • 理想的な保存期間の目安・・・賞味期限を参照(冷凍では1ヶ月程度・自然解凍)

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もなか

monaka

もなか(最中)は全国各地に銘菓として存在しています。そのため贈答品や御土産もので利用される傾向にあります。

中身は小豆餡が一般的ですが、中には栗、求肥などを入れたものもあります。
表面の皮は餅から作ったもので、これで餡を包んでいます。
皮は元々菓子であったことで「皮種」と呼ばれています。菓子種、最中種、種物ともいいます。

各地のもなか

各地に様々なものがあります。その一部を紹介致します。

  • 都電もなか・・・東京都北区で売られている都電の形をした最中。
  • 江ノ電もなか・・・神奈川県湘南の銘菓。扇屋という店で売られている。
  • 田子の月もなか・・・餡に求肥を入れたもの。静岡県富士市の銘菓。
  • 白松がモナカ・・・仙台市青葉区にある会社が製造。宮城県の銘菓となっている。
  • スバル最中・・・スバルの形をしている。富士重工業(スバル)群馬製作所本工場の向かいにある和菓子店「伊勢屋」が製造。

もなかに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

もなか

エネルギー タンパク質 脂質 炭水化物 ナトリウム カリウム カルシウム リン 亜鉛
Kcal(カロリー) g g g mg mg mg mg mg mg
285 4,8 0,4 65,6 2 37 12 49 1,3 0,7
ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB2 葉酸 ビタミンC コレステロール 食物繊維 食塩相当量
μg mg mg μg mg mg g g
0 0,02 0,02 2 0 0 3,1 0

栄養成分の詳細

もなかに多く含まれる栄養成分。

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もなかに含まれる栄養成分の効能

多く含まれるカリウムには細胞外液に多いナトリウムと作用しながら、細胞の浸透圧を維持したり、水分を保持したりします。
又、細胞内の酵素反応を調節する働きがあります。エネルギーの代謝を円滑にし、細胞が正常に活動する環境づくりをしています。
カリウムには、ナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、尿への排泄を促す働きがあることから、血圧を下げる作用があるとされ、高血圧を予防する効果があると考えられています。

リンも多いですが、これはほとんどがカルシウムやマグネシウムと結合して骨や歯の主成分になります。
リンを多くとった場合逆にカルシウムの吸収率は低下します。加工食品などの添加物に多く含まれていますので注意が必要です。リンとカルシウムの摂取量は1対1が理想です

もなかの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・常温で保存(冷凍も可)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・常温では約1週間(冷凍では長期保存が可)

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中華まん(あんまん・肉まん)

あんまん・肉まん

あんまんは蒸し饅頭に小豆餡を入れたものです。
肉まんには豚肉ひき肉などを味付けしたものが入っています。
生地は小麦粉、水、砂糖、イースト、酵母、ベーキングパウダーなどをこねて発酵させていますから軟らかくなっています。

中華まんを日本ではじめに売り出したのは、東京の老舗菓子メーカー「中村屋」だと言われます。
現在ではコンビニなどで売られていますが、バリエーションはカレーまんやピザまん、餃子まん、牛筋まん、トンポーローまん等、多くのもが開発されています。

豚まんの日

豚まんは神戸が発祥だといわれます。

「KOBE豚饅サミット」が行われ、その実行委員会が豚まんの原材料の豚の鼻の形が11に見えることから、それを並べた11月11日を「豚まんの日」と制定しています。
これは日本記念日協会に申請し認定されています。

もう一つの「中華まんじゅう」

中華まんじゅう

中華饅頭(ちゅうかまんじゅう)と呼ばれるものには、「中華まん」とは全く異なる三日月形のどら焼みたいなお菓子があります。
生地の原料は小麦粉と砂糖、卵など。
この生地は「中花種(ちゅうかだね)」と呼ばれるもので、漢字が「中華」に変わり、今のものになったなったと言われます。

各地の中華饅頭

各地に似たものがあります。

  • 中花まんじゅう・中皮まんじゅう ・・・北海道の一部地域で表記されています。餡はこしあん。
  • 「中皮(ちゅうかわ)」・「中花」・・・東北の中華饅頭。白餡と黒餡がある。中花は秋田県のお菓子。
  • 栗中華・・・長崎県の盛進堂銘菓。栗をこしあんで覆っている。原型となる中華饅頭の名前の由来は、須坂藩主に奥女中が持ち込んだそうだが、この奥女中の名前が「千代香(ちよか)」ということで、その名前から「千代香の饅頭」から「千代香饅頭」、そして「中華饅頭」になったそうです。

中華まんに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

中華まん(あんまん)

エネルギー タンパク質 脂質 炭水化物 ナトリウム カリウム カルシウム リン 亜鉛
Kcal(カロリー) g g g mg mg mg mg mg mg
281 5,9 5,8 51,2 11 66 53 61 1,1  0,6
ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB2 葉酸 ビタミンC コレステロール 食物繊維 食塩相当量
μg mg mg μg mg mg g g
微量 0,08 0,04 9 0 3 2,7 0

中華まん(肉まん)

エネルギー タンパク質 脂質 炭水化物 ナトリウム カリウム カルシウム リン 亜鉛
Kcal(カロリー) g g g mg mg mg mg mg mg
251 9,2 4,4 43,6 360 340 28 100  0,8  1,1
ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB2 葉酸 ビタミンC コレステロール 食物繊維 食塩相当量
μg mg mg μg mg mg g g
3 0,21 0,13 44 9 15 3,8 0,9

栄養成分の詳細

中華まんじゅうに多く含まれる栄養成分。

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中華まんに含まれる栄養成分の効能

たんぱく質は、体を作っていくうえで必要な栄養素です。
又、酵素や、免疫抗体、血液成分、遺伝子、神経伝達物質、エネルギーなどにも利用されます。

炭水化物(糖質)は脳や神経系、赤血球、筋肉などが活動する場合のエネルギー源で、不足してしまうと血糖値が下がり機能が低下します。
しかし、摂り過ぎは肥満の原因にもなりますから注意が必要です。

肉まんは特にナトリウムやカリウムが多く含まれています。
ナトリウムは成人で1日あたり6g以下が理想とされます。
ナトリウムは、カリウムとともに細胞内外の物質交換や細胞の浸透圧、水分調節、体液のph、神経の刺激伝達、心筋の弛緩を促すなど多くの働きをしていますが、摂り過ぎは生活習慣病を招く恐れがあります。

中華まんの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・冷蔵では5日前後・長期保存する場合は冷凍
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷凍では1ヶ月位まで

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