はっさく

hasaku

はっさく(八朔)はミカン科の柑橘類です。温州みかんに比べ直径が1cm以上大きくなります。
日本が原産で、江戸時代末期に広島県尾道市因島田熊町(旧因島市)の浄土寺で原木が発見され栽培が始まったそうです。

ここは瀬戸内海に面していることで気候が温暖なため柑橘類には適しています。
なおかつ「村上水軍」という海賊がおり、東南アジアのほうまで活動範囲を広げていたため、その遠征先から苗や果実、あるいは種を持ち帰ってきたと考えられているそうです。

はっさくの品種

通常の八朔と紅八朔があります。

  • 八朔・・・柑橘類としては果汁が少ないく、果皮が厚いの剥きにくい。12月くらいに収穫してからしばらく貯蔵して3月までには出荷が終える。木に出荷時まで成らしておきものは「木成り八朔」「完熟八朔」として出荷されます。
  • 紅八朔・・・果汁が多く比較的糖度が高い。果肉は橙黄色、果皮は淡橙なのが特徴。

はっさくの産地

和歌山県が全国の70%近くを生産しています。
それに次いで広島県、愛媛県、徳島県、大分県、静岡県、熊本県等、柑橘類の主要産地ではたいがい生産されています。
発祥の地広島県因島(いんのしま)では、現在も2千戸位の農家がはっさくを作っているそうです。

はっさくの選び方

表皮が鮮やかなオレンジ色で張りとつやがあるもの。ヘタは取れやすいので無くてもいいのですが、付いているものは枯れていないもの。持って見て重みを感じるものは果汁が詰まっています。

はっさくの食べ方・料理

皮がかたいのでナイフで切れ込みを入れてから剥きましょう。
そのまま6等分位に切り分け、ナイフで皮の部分を切り取って食べる方法もあります。
薄皮(じょうのう)も食べられますが、これも厚いので食べにくいと思います。

ゼリーやジュース、マーマレード、サラダ、ピール等に加工してもおいしくいただけます。

はっさくに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

はっさく・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
45  0,8 0,1  11,5  1  180 13  17  0,1  0,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 9  0,06  0,03  16  40  0  1,5  0

栄養成分の詳細
はっさくに多く含まれる栄養成分。

 

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はっさくの効能

柑橘類ですからビタミンCは豊富です。
抗酸化作用が強いので風邪の予防や生活習慣病の予防、またコラーゲンの生成に関与するので美肌効果も期待できます。

はっさくの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・2~4月
  • 理想的な保存方法・・・冷暗所で常温保存(冷蔵庫に入れる場合は乾燥しないようにする)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・1週間以上

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びわ

びわ

びわ(枇杷)はバラ科の常緑高木とその果実です。
中国南西部が原産とされ、日本には江戸時代末期に導入されたそうです。

写真でも分かるように、葉は厚く長い楕円形で枝の先端のほうに集中しています。
葉の根元部分に実が幾つもなっています。

びわ

実は大きくても7cm程度で、薄い皮を剥くと黄色い果肉が見てきます。
この果肉部分はそれほど多くなく、食べてみると大きな種が中心部分に2か3つ位入っています。

びわの品種

びわには多くの品種があります。その一部を紹介致します。

  • 田中(たなか)・・・明治12年に東京の田中芳雄氏によって作られた品種。果肉は大きく釣鐘型で甘味と酸味がとれている。
  • 楠(くすのき)・・・明治9年頃に高知県でできた品種。果実は50g前後と小さい。
  • 大房(おおぶさ)・・・田中と楠を交配したもの。大きな果実で甘味と酸味のバランスが良い。
  • 土肥(とい)・・・静岡県の土肥地域で作られていた品種。種が大きく可食部の割合が低い。
  • 茂木(もぎ)・・・長崎市茂木町で中国産ビワ(唐ビワ)から作られたもの。九州のビワの代表各。
  • 白茂木(しろもぎ)・・・長崎県の果樹試験場で作られた品種。茂木の種に放射線をあてて突然変異させたもの。
  • 瑞穂(みずほ)・・・昭和11年に旧農林省園芸試験場で公表した品種。実は大粒。
  • 福原(ふくはら)・・・瑞穂と中国の白びわを交配させた品種。

他にもクイーン長崎(福原)、麗月、陽玉、涼風、長生早生、室戸早生、森尾早生、長崎早生などがあります。

びわの産地

長崎県が全国の3分の1弱を生産しています。
それに次いで千葉県、愛媛県、鹿児島県、香川県、和歌山県、等主に西日本での生産が中心です。

びわの選び方

果実の表面はつやとハリがあるもので、産毛が生えているもの。痛みやすい果物なのでキズが無いものを選ぶようにする。ヘタの部分が残っているもの。

びわの食べ方・レシピ

皮は薄いですから剥きやすいと思います。どちらからでも剥くことはできますが、尻のほうから剥くようにすると満遍なくきれいに剥くことができます。
後はそのままかぶりついてもいいですが、種が気になる人はナイフで切り分け種を出すようにしましょう。

シロップ漬けやコンポート、びわ酒、ゼリー、等に加工しても良いでしょう。

びわに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 びわ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
40 0,3 0,1 10,6 1 160 13 9 0,1 0,2
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 68  0,02  0,03 9  5  0 1,6  0

栄養成分の詳細
びわに多く含まれる栄養成分。

 

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びわの効能

実にはビタミンが多く含まれています。
これにはロドブシンという目に必要不可欠な物質が含まれています。

葉にはアミグダリンという物質やクエン酸が多く含まれています。
そのため、乾燥させてびわ茶や、生薬(枇杷葉(びわよう))として用いられます。
ただしアミグダリンという物質は胃腸で分解されると猛毒である青酸を発生させるので注意が必要です。

アミグダリンは胃腸で分解されると猛毒である青酸を発生する。そのため、葉などアミグダリンが多く含まれる部位を経口摂取する際は、取り扱いを間違えると健康を害し、最悪の場合は命を落とす危険性がある。

引用元:wikipedia.ビワ

びわの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・品種により多少の違いはありますが概ね初夏
  • 理想的な保存方法・・・冷暗所に保存(食べる直前に冷やす)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・1~2日

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日向夏(小夏・ニューサマーオレンジ)

日向夏

日向夏(ヒュウガナツ)はミカン科ミカン属の常緑低木の柑橘類です。
原産地は宮崎県。1820年に宮崎市の真方安太郎の邸内で自生しているのが発見されたそうです。

ユズが突然変異したものらしいのですが、見た目は黄色で大きく夏みかんに近い感じがします。
現在では他県でも作られており、高知県では「小夏」とか「土佐小夏」、愛媛県では「ニューサマーオレンジ」という名前で出荷しています。

主な品種は「種なし」「はるか」「小核」。
又、枝変わりによる変異種は「室戸小夏」「宿毛小夏」「西内小夏」「松岡小夏」の4種が品種登録されているそうです。

日向夏の産地

みかんの産地ではほとんど栽培されています。
宮崎県以外では静岡県の伊豆地域、神奈川県の湯河原や小田原、愛媛県、愛知県、高知県、熊本県等です。

日向夏の選び方

果皮の表面に光沢とハリがあり鮮やかな黄色をしているもの。
手に持って見て重みを感じるものは果汁が多いことになります。

日向夏の食べ方・レシピ

味はみかんよりもレモンかグレープフルーツに似ています。

日向夏は表面の果皮下にある白い皮の部分「アルベド」も食べられます。
そのため表面の皮を剥くときはナイフでりんごの皮をむくようにして、アルベドの部分を残します。
後は種を取りながら好みの大きさに切り分ければできあがりです。
切り分けた実には好みで砂糖や蜂蜜をかけたり、本場の宮崎ではしょうゆをかけて食べる人もいるそうです。

ジュースやスムージー、ケーキ、マーマレード、ゼリー、ジャム、砂糖漬け、サラダ、ちらし寿司等にも利用されます。

日向夏に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 日向夏・生(袋・わた付き)

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
45 0,6 0,1 11,7 1 130 23 11 0,2 0,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,05  0,03  16  26  0  21  0

栄養成分の詳細
日向夏に多く含まれる栄養成分。

 

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日向夏の効能

白い皮の部分「アルベド」には食物繊維が多く含まれています。
食物繊維には整腸作用やコレステロールを排出する作用がありますので、生活習慣病の予防に有効です。

カルシウムも多く含まれています。
カルシウムは骨や歯を丈夫にするのですが、クエン酸が柑橘類には多く含んでいますのでカルシウムの吸収を促進させます。
又、当然ビタミンCは豊富です。これには肌にハリを与えたり、抗酸化作用が動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞などの予防に有効です。

日向夏の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬から春
  • 理想的な保存方法・・・ビニール袋等に入れて冷蔵庫の野菜室へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・加工すれば長期保存が可能

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ピタヤ(ドラゴンフルーツ)

ドラゴンフルーツ

ピタヤはその独特の形からかドラゴンフルーツとも呼ばれています。
サボテン科ヒモサボテン属のサンカクサボテンの果実のことです。

原産地は中南米やメキシコ。
ドラゴンフルーツとは中国語の漢字を英語にした販売用の商品名だそうです。

果実の表面は葉にも棘にも見えるような突起物があるのが特徴で、果皮は鮮やかな赤と黄色のものがあります。
割ってみると中身はびっしり詰まっており、その中にはゴマのような種が一面にあります。

果実

 

ピタヤ(ドラゴンフルーツ)の種類・品種

主にその色によって何種類かのものがああります。

  • ホワイトドラゴン・ホワイトピタヤ・・・上の写真のように果肉が白いもの。甘味はそれほどないが水分が多い。最も一般的なドラゴンフルーツ。
  • レッドドラゴン・レッドピタヤ・・・濃い赤紫の果肉。ホワイトドラゴンに比べると甘いがそれほでもない。赤い色素はポリフェノール。
  • イエロードラゴン・イエローピタヤ・・・果皮が黄色で小さい。甘味は比較的強くジューシー。あまり流通していない。
  • ピンクドラゴン・・・ホワイトとレッドを掛け合わせて作った品種。海外産と国内産のものがある。

ピタヤ(ドラゴンフルーツ)の選び方

追熟させる必要はないので新鮮なものを選ぶ。果皮の表面にある棘状のものが新しいもの。果皮がつやがあり色が鮮やかなもの。持って見て重みを感じるもの。

ピタヤ(ドラゴンフルーツ)の産地

日本では沖縄県での生産がほとんどです。
鹿児島の奄美地方や宮崎等でも生産されています。

海外では中南米の他にタイやマレーシア、ベトナム、インドネシア、中国南部や台湾、等でも栽培されています。

ピタヤ(ドラゴンフルーツ)の食べ方・レシピ

食べる前に十分冷やしましょう。
縦に半分に切った後、又半分づつにして皮を剥きます。後は食べやすい大きさに切れば出来上がりです。

面倒な人は半分に切った後、スプーンで果肉をすくって食べるという方法もあります。
又、皮が剥きやすいのでイチジクのように手で先端から剥いて食べるのもありです。

「レッドドラゴン・レッドピタヤ」を食べるときは色素が服に付かないように気をつけましょう。服に付くと赤く染まってしまいます。

ピタヤ(ドラゴンフルーツ)に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 ピタヤ(ドラゴンフルーツ)・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
50 1,4 0,3 11,8 微量 350 6 29 0,3 0,3
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,08  0,06 44  7  0 1,9  0

栄養成分の詳細
ピタヤ(ドラゴンフルーツ)に多く含まれる栄養成分。

 

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ピタヤ(ドラゴンフルーツ)の効能

葉酸は造血のビタミンと呼ばれるように、赤血球を正常に作り出すために必要不可欠とされる成分です。
カリウムはナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、尿への排泄を促す働きがあることから、高血圧を予防する効果があると考えられています。

ピタヤ(ドラゴンフルーツ)の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・国産は夏から秋
  • 理想的な保存方法・・・袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・1~2日

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パパイヤ

パパイア

パパイアはパパイア科パパイア属の常緑小高木です。
原産地はメキシコ南部で、日本では主に沖縄や鹿児島(奄美など)や宮崎で栽培されています。。

木は10m程に成長し、葉の茎の根元に青い実が集中しています。
これが熟すにつれ黄色くなってきて、実を割ると中心部に黒く小さい種が詰まっています。

パパイアの名前

パパイアは「乳瓜木(チチウリノキ)」とか「木瓜(モッカ・モクカ)」と呼ばれます。他にも以下のような呼び名があります。

「チチウリノキ(乳瓜木)」、「モッカ(木瓜)」、「マンジュマイ(万寿瓜)」、「パウパウ」、「ポーポー」、「ママオ」、「ツリーメロン」などと呼ばれることもある。

引用元:wikipedia:パパイア

パパイアの種類・品種

  • サンライズ・ソロ・・・果肉は熟すと赤オレンジ色になります。食感がなめらかでジューシー、さっぱりしや甘味が特徴。ストロベリーパパイアとも呼ばれます。
  • カポホ・ソロ・・・果肉は濃い黄色。ハワイのカポホ地区で生産されたことかこの名が付いたらしい。糖度が高くねっとりした食感が特徴です。
  • カミヤ・・・ハワイ限定の品種で会社名の「カミヤ」が品種名になっています。
  • レインボー・・・ハワイで生産されている遺伝子組み換え品種。

パパイアの産地

主な生産国はタイ、フィリピン、メキシコ、台湾、ハワイ、ブラジル、等ですが日本に輸入されているものはフィリピンやハワイ産のものが多く出回っています。
日本では沖縄や鹿児島の離島、宮崎が主な産地になります。沖縄では個人の家庭の庭に自生しています。

パパイヤの選び方

果皮が黄色になり芳香がでてきたころが食べごろで、その頃は実に弾力が出てきます。果実に重みがあり傷や変形しているものは避けましょう。

パパイヤの食べ方

熟す前の青い果実は野菜として扱われます。炒め物やサラダ、等の惣菜に利用されます。

フルーツとして生で食べるときは、縦に半分に切り、真ん中の種を取り除き果肉をスプーン等ですくって食べます。
実と皮を放し、実の部分をサイコロのように切って食べても良いでしょう。

パパイヤに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

パパイヤ・完熟

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 86  0,5  0,2   9,5  6  210  20  11   0,2   0,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 40  0,02  0,04  44  50  0  2,2  0

栄養成分の詳細
パパイヤに多く含まれる栄養成分。

 

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パパイヤの効能

パパイアで目立つのはビタミンCです。100g中に50mg以上含まれています。
そして完熟したものにはカロテンも480μgと豊富に含まれていますし、タンパク質分解酵素のパパイン、なども含まれています。
ビタミンCやカロテンの効能としては、美肌保持や風邪に効果を発揮します。パパインは肉や魚の消化吸収を助けます。
さらに、カルパインという抗がん活性効果がある成分がありますのでガンにも有効です。

パパイヤの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・輸入物は周年・国産は6~8月
  • 理想的な保存方法・・・完熟してないものは常温で保存(完熟したらポリ袋などに入れ冷蔵庫へ)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1週間

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パッションフルーツ

パッションフルーツ

パッションフルーツはトケイソウ科の果物です。
原産はアメリカ大陸の亜熱帯地域です。

和名は花が時計のように見えることから「クダモノトケイソウ(果物時計草)」と呼ばれます。
英語ではトケイソウを「passion flower 」と呼ぶことから 「passion fruit」の名がついたそうです。

果実は卵型に近い球形で、表皮は濃い紫か赤、黄色のものもあります。
果肉は黄色いゼリー状が種を包むようにして入っています。

パッションフルーツの産地

世界中の熱帯、亜熱帯地域で栽培されています。
最も多いのはブラジルです。ハワイやオーストラリア、ニュージーランド、パラグアイなどでも盛んに生産されています。
日本の生産量のトップは鹿児島県(奄美諸島・種子島・等)で、それに次いで沖縄県、熊本県、岐阜県、栃木県、長野県、東京都の小笠原などです。
岐阜県では「関むぎパッションフルーツ組合」というものを作っており、本州最大規模の露地栽培が行われています。

パッションフルーツの選び方

鮮やかな色をしているもの。香りが豊かなもの。すぐに食べるのであれば果皮にシワがあるものを選ぶようにすると良い。

パッションフルーツの食べ方・レシピ

果皮にシワがあるものは熟しています。もし無いようであれば追熟させてからのほうが甘味は増します。
生で食べるときは半分に割り、スプーンで種ごとすくうようにします。種を食べても問題ありませんが、噛み砕く必要はありません。

生食以外では香りを生かしジュースやゼリー、ジャム、ケーキ、等で利用されます。

パッションフルーツに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

パッションフルーツ果汁・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
64 0,8 0,4 16,2 5 280 4 21 0,6 0,4
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 89  0,01  0,09  86  16  0 0  0

栄養成分の詳細
パッションフルーツに多く含まれる栄養成分。

 

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パッションフルーツの効能

ビタミンもミネラルも比較的豊富に含まれています。
特に目立つのはビタミンAと葉酸。ビタミンAは目に必要不可欠なロドブシンという物質を作るのに重要な働きをしています。
葉酸は「造血のビタミン」とも呼ばれ、ビタミンB12とともに新しい赤血球を正常に作り出すために重要な物質です。

パッションフルーツの保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・産地により変わりますが国産は主に初夏から夏です
  • 理想的な保存方法・・・追熟が必要なときは常温で保存します
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・追熟させたものはできるだけ早く食べるようにしましょう

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ハスカップ

hasukapu

ハスカップはスイカズラ科スイカズラ属の落葉低木で実が食用となります。
スイカズラ科は16属500種くらいあり、特に北米や東アジアに多く生存しています。
和名はクロミノウグイスカグラ(黒実鶯神楽)といい、ハスカップはいう名称はアイヌ語からきているそうです。
日本では主に本州以南の高山に自生しています。

果実はブルーベリーに似ていますが、こちらは1,5cm~2,5cm位の楕円形になっています。
品種も幾つかあり、果皮が紫色や赤、黄色のものもあります。

ハスカップの産地

日本では北海道の千歳市で1970年ごろから栽培が始まったようです。
今も主に北海道で生産されています。生産量が多いのは美唄市や苫小牧市、厚真町、余市町、当麻町等です。

ハスカップの選び方

実に傷がなくつぶれていないもの。皮は濃い青紫色をしていて表面に白い粉状のもの(ブルーム)が残っているもの。

ハスカップの食べ方・レシピ

栽培されたものは品種改良されて甘味が増したものもありますが、本来酸味が強いのが特徴です。特に野生のものは甘味がほとんどありません。
生は保存が難しいのでほとんどの場合、ジャムやゼリー、果実酒、ジュース、スムージー、ムース等で利用されます。

ハスカップに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

ハスカップ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 53  0,7  0,6  12,8  微量  190  38  25  0,6   0,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 11  0,02  0,03  7  44  0  2,1  0

栄養成分の詳細
ハスカップに多く含まれる栄養成分。

 

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ハスカップの効能

ミネラルやビタミンがバランスよく含まれていることで、アイヌ人の間では「不老長寿の秘薬」とか「幻の果実」呼ばれていました。

紫色の色素はアントシアニンです。ブルーベリーにも含まれていますがハスカップのほうが多く含まれています。
これは目のために良い成分で、視力低下や目の疲れ、等に有効です。

ハスカップの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・夏(北海道)
  • 理想的な保存方法・・・生の状態では実が液状化してしまうので加工したほうが良い
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・生は冷凍すれば長持ちはするが早めに食べたほうがいい

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パインアップル(パイナップル)

パイン

パイナップルは熱帯パイナップル科の多年草です。
多年草とは複数年に渡り生存する植物のことで、その逆に一年で枯れてしまうものは一年草と呼ばれます。
果実はパイナップルとかパイン、パインアップル等と呼ばれますが、植物としてはアナナスと呼ぶこともあります。
又、「Dole」のロゴで知られる「ドール・フード・カンパニー」というアメリカの多国籍企業では、収穫時にカットした葉を再利用して新しいパイナップルを作っており、「エコパイン」の名称で既に販売されています。

ブラジルやパラグアイを流れるパラナ川やパラグアイ川の流域を含む熱帯アメリカ原産のトロピカルフルーツです。
最初はこの地の先住民(トゥピ語族)が栽培していたらしく、その後ヨーロッパ人やコロンブスにより世界各地に徐々に広まっていったそうです。
日本には小笠原諸島の父島に1830年に伝来し、1845年にはオランダ船が長崎へ持ち込んだ記録もあるとのこと。

日本には1830年東京の小笠原諸島・父島に初めて植えられたが、1845年にオランダ船が長崎へもたらした記録もある。

wikipedia:パイナップル

パイナップルの産地

輸入物が多いのですが、生産量が多いのはタイ、ブラジル、コスタリカ、ナイジェリア、ケニア、メキシコ、フィリピン、インドネシア、インド、中国等です。
日本では主に沖縄の八重山諸島(石垣島や西表島)や本当の北部(ヤンバル)等で生産されています。これは平均気温22度という亜熱帯の気候が栽培人適しているからです。

パイナップルの品種・種類

パイナップルには幾つかの品種があります。

  • ボゴールパイン・・・スナック菓子のようにちぎって食べれることからスナックパインとも呼ばれます。葉に棘があり糖度が高く芯まで食べられるのが特徴です。
  • スムース・カイエン・・・世界各地で最も生産されています。「N67-10」という品種に属するもので酸味と甘味のバランスがとれたパイナップルです。
  • サマーゴールド・・・クリームパイン「McGregor ST-1」を交配して作られたもので、2004年に登録された品種。
  • ピーチパイン・・・桃の香りがするパイン。ソフトタッチという品種で重さは500g前後と小さく、芯も食べられます。沖縄ではミルクパインとも呼んでいます。
  • ゴールデンパイン・・・デルモンテ社が改良して作った品種。スムースカイエンの仲間で糖度が高いためジュースにも使用されます。
  • ハニーブライト・・・2001年に登録された品種。ボゴールパイン(スナックパイン)に似ていますが葉に棘がありません。
  • スウィーティオパイナップル・・・主産地はフィリピンでスムース・カイエンの仲間。「スウィーティオ」は英語の「sweet=甘い」をもとにした造語で、ドール・フード・カンパニー(ドール社)が「開発したフルーツやデザートのブランドです。
  • 芳香パイン・・・「香水パイン」と言われるほど香りが良い品種。台湾が原産で手でちぎって食べられます。高知県でも栽培されています。

パイナップルの選び方

葉が付いているものは緑色が鮮やかなもの。形は変形しておらず尻に向けて太くなっているもの。傷がなく持ち重りするもの。香りが良いもの。

パイナップルの食べ方・レシピ

ナイフで切る場合は葉の部分と尻のほうを切り落とします。
それを食べやすいサイズとなる6等分に縦切りにし、一つずつ芯の部分と皮を切り落とします。
残った実のところは食べやすい大きさに切り分けます。

切った物は生で食べたり中華料理の酢豚やエスニックチャーハン等で利用されます
他の食べ方ではジュースやシャーベット、ジャム、スムージー、等。

パイナップルに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 パイナップル

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 51  0,6  0,1   13,4  微量  150  10  9   0,2   0,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 3  0,08  0,02  11  27  0  1,5  0

栄養成分の詳細
チェリモヤに多く含まれる栄養成分。

 

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パイナップルの効能

ビタミンCは抗酸化作用で生活習慣病を予防する効果が期待できます。
カルシウムが以外に含まれていますが、これは骨や歯を丈夫にする働きの他に、血液凝固や筋肉の収縮、神経の興奮抑制作用のほか、細胞内外のカルシウム濃度の差を利用して、細胞の機能調節をしたり、ナトリウムを排泄して血圧上昇を防ぐ働きをしています。

食物繊維は乳酸菌などの有益菌を増やして腸内環境を改善する効果があります。

パイナップルの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・輸入ものは通年(沖縄産は夏)
  • 理想的な保存方法・・・頭の部分を逆さかにすることで甘味が全体に廻ると言われます。大きなものは切り分け新聞紙等につつみ冷蔵庫の野菜室へ保存。
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・できるだけ早めに食べる

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ナツメヤシ(デーツ)

なつめやし

ナツメヤシはヤシ科の常緑高木です。
トルコやエジプトといった西南アジアのペルシャ湾沿岸か北アフリカが原産と言われます。

木の高さは20m以上にもなり、てっぺんに羽根状の3m程になる葉が密集します。
実はその真ん中に集中して生り、のような形をしていて大きさも変わりません。
ただし、ナツメヤシは400種類以上もあると言われ、その中には1本の木に300個も500個も実を付ける品種もあれば、小ぶりで軟らかいようなものもあります。
名前も熟す度合いにより変わるそうです。

ナツメヤシの果実はアラビア語ではタマルなど熟度に応じて17にも達する名称を持ち、例えば緑色のものはキムリ(kimri、未熟な)、赤みを帯びた黄色のものはハラール(khalāl、カリカリした)、熟したものはルターブ(rutāb、成熟してやわらかい)、完熟したものはタムル(tamr、天日で乾燥した)などと呼ばれる。

引用元:wikipedia:ナツメヤシ

ナツメヤシの実の名前

果実は英語で「デーツ(Date)」。
アラビア語では「タマル」、ウルドゥ語では「カジュール」と呼ばれます。

ナツメヤシの歴史

メソポタミアや古代エジプトでは紀元前6000年代(ヨーロッパの中石器時代・日本は縄文時代早期〜前期)にはすでに栽培が行われていたそうです。
又、アラビア東部ではは紀元前4000年代(西洋から見た東洋では青銅器時代)に栽培されていたことを示す考古学的証拠が現存するそうです。
他には聖書の「生命の樹」のモデルであったりとか、聖母マリアがナツメヤシの木の下でイエスキリストを産んだ等といった歴史や伝説が各地にたくさん残っています。

ナツメヤシの産地

中近東が主な産地でペルシャ湾岸から北アフリカの方まで広く栽培されています。
その中でもエジプト、サウジアラビア、イランでも生産量が多く、他はパキスタン、北アフリカ、オマーン、リビア等でも作られています。。
アメリカ(カルフォルニア)でも生産されています。

ナツメヤシの食べ方・利用法

北アフリカや中東では主要な食品の1つに入り、熟して軟らかくなったものや干したものをそのまま食べることができます。
とろみがかかったような食感で干し柿の味を濃くしたような甘味があります。
加工しての食べ方では、ジャムやジュース、ゼリー、ケーキといったスイーツヤデザート等で利用されますし、お好み焼きやとんかつ用のソースに含まれるものもあります。

世界にはらくだの餌や種子の油を化粧品や石鹸にしたり、樹液を発酵させてラグビ(Laghbi)という酒を作る地域もあるそうです。

ナツメヤシに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

ナツメヤシ・乾燥

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
266  2,2  0,2  71,3  微量 550  71  58  0,8   0,4
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 13  0,07  0,04  19  0  0 7,0  0

栄養成分の詳細
ナツメヤシに多く含まれる栄養成分。

 

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ナツメヤシの効能

健康食品としても「奇跡のフルーツ」というようなキャッチフレーズで出回っていますが、栄養成分を見ると乾燥ナツメのほうが優れています。
ただ、同じように騒がれるプルーンよりは全てにおいて成分は多く含まれています。

優れているのはカルシウムやマグネシウムが豊富に含まれる点です。
マグネシウムはリンやカルシウムとともに骨を構成する重要な成分となります。

マグネシウムは生体内の300種類以上の酵素の反応に関係しています。
これらの酵素反応を介して、エネルギーの生産、タンパク質の合成、神経伝達、筋肉収縮、体温調節、血圧調節などに関与しています。
又、マグネシウムはカルシウムとバランスよくとることで、循環器系の健康を守り、骨や歯を強くします。

ナツメヤシの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・通年(生は夏)
  • 保存方法・・・未開封のものは冷暗所で常温保存
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・開封後はできるだけ早めに使い切る

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なつめ

なつめ

なつめはクロウメモドキ科の落葉高木です。
原産地は中国から西アジア一帯で、日本には奈良時代に伝来したそうです。
観賞用の庭木や街路樹に利用されることが多いのですが、実は2・3cm程度の楕円形で種が比較的多く、食べるとスカスカしたりんごに似たような味がします。

 なつめの生薬

果実を乾燥させたものは「干しなつめ」として生薬でも利用されます。
生薬は「大棗(たいそう)」というもので、強壮作用や鎮静作用がありますので様々な漢方薬に配合されます。

種も「酸棗仁(さんそうにん)」という生薬になります。
これは鎮静作用や催眠作用があることで、「酸棗仁湯(さんそうにんとう)」という不眠症等に効果的な漢方薬に配合されます。

なつめの食べ方・選び方

生でそのまま食べられます。実は大きさが大小ありますが、味には特に影響しません。
2cm程の大きさになり、まだ赤みが出る前が食べごろです。
熟してくると赤黒くなりますが、この頃が最も甘い時期です。ただし、実の食感はねっとりしてきますので好みが分かれます。

韓国では薬膳料理「サムゲタン」の材料やナツメ茶で使われます。

韓国では、薬膳料理として日本でも知られるサムゲタンの材料に使われるほか、砂糖・蜂蜜と煮たものを「テチュ茶(ナツメ茶)」と称して飲用する。

引用元:wikipedia:ナツメ

又、干したものはお粥や煮物、スープ等でも利用されますし、生は甘露煮やジャム等でも利用されます。

なつめに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

なつめ・乾燥

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 287  3,9  2,0  71,4  3  810  65  80 1,5  0,8
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,10  0,21  140  1  0  12,5  0

栄養成分の詳細
なつめに多く含まれる栄養成分。

 

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なつめの効能

乾燥なつめは生薬にされるだけあってかなりの栄養成分を含んでいます。
特出しているのはカリウム・リン・カルシウム・食物繊維・葉酸です。

カリウムにはナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、尿への排泄を促す働きがあることから、血圧を下げる作用があるとされ、高血圧を予防する効果があります。
カルシウムもかなり含まれています。カルシウムは骨や歯を丈夫にしますし、血液凝固や筋肉の収縮、神経の興奮抑制作用等もあります。
リンはカルシウムやマグネシウムと結合して骨や歯の主成分になります。
食物繊維は整腸作用や排泄を促す作用、葉酸は「造血のビタミン」とも呼ばれていますが、それはビタミンB12とともに新しい赤血球を正常に作り出すために必要不可欠とされるからです。

なつめの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・夏(8月~9月)
  • 理想的な保存方法・・・生は常温保存でも良いですが長持ちさせるには冷蔵庫の野菜室です(干せば長持ちします)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・生は早めに食べるようにしましょう

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