パクチョイ(白硬菜・小白菜)は中国野菜の一種、アブラナ科に属します。タイサイに似ています。
中国では「小白菜」と呼ばれています。
葉の色の緑が濃く、茎は白菜のように真っ白な色をしています。
中国野菜とは1972年の「日中国交正常化」頃から日本で普及し始めた野菜のことで、多くの種類があります。
パクチョイの選び方
葉の緑と茎の白がはっきりしているもの。切り口が変色していないもの。みずみずしいもの。
パクチョイの食べ方・料理
中華料理では青梗菜と同じように、炒め物や煮物、スープ等で利用されます。ただし、青梗菜のほうが需要は多いようです。
日本料理でも炒め物や煮物で利用できますし、和え物や漬け物等でも大丈夫です。
パクチョイに含まれる栄養成分
可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
パクチョイ・生
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 |
Kcal | g | g | g | mg | mg | mg | mg | mg | mg |
15 | 1,6 | 0,2 | 2,7 | 12 | 450 | 100 | 39 | 0,8 | 0,3 |
ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | 葉酸 | ビタミンC | コレステロール | 食物繊維 | 食塩相当量 |
μg | mg | mg | μg | mg | mg | g | g |
150 | 0,07 | 0,12 | 140 | 45 | 0 | 1,8 | 0 |
栄養成分の詳細
パクチョイに多く含まれる栄養成分。
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パクチョイの効能
カルシウムが多いことがわかると思います。白菜の倍以上あります。
カルシウムは骨や歯を丈夫にしますし、血液凝固や筋肉の収縮、神経の興奮抑制作用のほか、細胞内外のカルシウム濃度の差を利用して、細胞の機能調節をしたり、ナトリウムを排泄して血圧上昇を防ぐ働きもしています。
パクチョイの旬と保存方法
- 食べると良い時期(旬)・・・秋
- 理想的な保存方法・・・新聞紙で包みポリ袋に入れ冷蔵庫の野菜室へ
- 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・1週間以内が理想