たらの芽

たらの芽

たらの芽は「タラノキ」と呼ばれるウコギ科落葉低木の新芽です。
春を代表する山菜の一つで、山菜の王様とも言われます。ちなみに女王様は「コシアブラ」という山菜です。

タラノキは大きなものでも2・3mと低木がほとんどで、全体が鋭いとげで覆われています。
芽にもとげがありますが、中には少ないものもあります。これは地方によってとげの多いものは「男たら(おたら)」少ないものは「女たら(めたら)」等と呼ばれています。

たらの木

たらの芽が採れる時期は、葉もまだないため雑木林の中でもタラノキを発見することは比較的容易です。しかしこのとげが邪魔をして芽を採りにくくしています。
慣れないうちは軍手等をして採取しなければ傷だらけになってしまいます。

「漆(うるし)」の木と似ているため注意が必要です。漆との見分け方はとげがあるかないかです。

今では栽培物が出回っているのでスーパーでも手軽に手に入りますが、昔は貴重な山の幸として先を争って採られていました。
それほどまでに人気がある山菜ということですし、比較的容易に見つけることができる山菜であるため、今では必要以上の乱獲により何処も減少気味になっています。

たらの芽の産地

北海道から九州までほぼ全国に分布しています。
天然物は東北・北陸のものが人気があります。

栽培物は山形、秋田、新潟、埼玉、富山、徳島等各地のビニールハウスで水耕栽培が行われています。

たらの芽の選び方

大きすぎるもの、育ちすぎているものは避けましょう。適度な大きさは5~7cm位です。
ハウス物は大きさが揃っていますが、自然のものは不揃いです。あまりに細いものはおいしくありません。

又、自分で採りに行くときは先端のものを採るようにしましょう。木の胴から生えているものや枝から生えているものは味が落ちます。

たらの芽の食べ方・料理

春の山菜特有のほろ苦さが魅力です。食感ももちっとしており歯ごたえがあります。
代表的な料理は天ぷらです。

天ぷら以外では、茹でておひたしや和え物、炒め物、パスタ、等で利用されます。

たらの芽に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 たらの芽・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 27  4,2  0,2  4,3  1  460  16  120   0,9   0,8
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 48  0,15  0,14  81  30  0  5,2  0,1

栄養成分の詳細
たらの芽に多く含まれる栄養成分。

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たらの芽の効能

ミネラル、ビタミン、食物繊維はバランスよく含まれています。
ミネラルは体の調節機能に働き、体の潤滑油としても重要な役割を持ちます。

ビタミンは三大栄養素と呼ばれる糖質・タンパク質・脂質が十分に力を発揮できるように潤滑油としての働きをしています。これはミネラルも同様です。
又、血管や粘膜、骨、皮膚などの健康を保ち、新陳代謝を促す働きにも関与しています。

たらの芽の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・4~6月(栽培物は3~4月)
  • 理想的な保存方法・・・新聞紙で包み冷蔵庫へ(早めに食べないと香りが抜ける)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・生では1~2日

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高菜

高菜

高菜はアブラナ科の越年草(一年草)で、カラシナの変種です。
越年草とは1年で枯れるのだが、年をまたいで生存ことでこの名前で呼ばれます。別名は「冬型一年草」とか、「一年生作物」等。

原産は中央アジア。大きなものは50cmを超える程に成長します。
葉にはアブラナ科の植物特有の辛味があり、漬け物や炒め物等に利用されます。

高菜漬け

高菜の別名・地方名

「大葉芥(おおばがらし)」とか「大芥(おおがらし)」、「江戸菜」、「大菜」とも呼ばれます。
「芭蕉菜」も高菜系として扱われる。

高菜の種類・品種

「三池大葉縮緬高菜」、「柳川大縮緬高菜」、「赤大葉高菜」。

「長崎高菜」、「広島紫高菜」、「三池高菜」、「阿蘇高菜」、「大葉高菜」、「青葉高菜」、「三池高菜」、「鰹菜」、「川越菜」、等。

高菜の選び方

葉の緑色が濃いもの。みずみずしくしなびてないもの。葉が変色していないもの。

高菜の食べ方・料理

高菜は各地の郷土料理、名産品になっています。

  • 高菜漬け・・・九州の特産品。
  • 青菜漬け(せいさいづけ)・・・青菜は高菜の仲間。山形の漬け物。
  • 高菜飯・・・熊本県の郷土料理。
  • 目張り寿司・・・和歌山、、三重にまたがる熊野地方と奈良県吉野地方の郷土料理。
  • 明太高菜・・・博多の名産品。

「高菜チャーハン」や豚骨ラーメンのトッピングとしても利用されています。
他には油との相性が良いので様々な炒め物で利用されたり、、おにぎりやパスタの具としても使われます。

高菜に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

高菜・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 21 1,8  0,2  4,2  43  300  87  35  1,7  0,3
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 190  0,06  0,10  180  69  0  2,5  0,1

栄養成分の詳細
高菜に多く含まれる栄養成分。

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高菜の効能

ミネラル、ビタミン、食物繊維がバランスよく豊富に含まれています。
特出しているのは、葉酸とビタミンCでしょうか。

ビタミンCは免疫力を高める白血球の働きの強化や、抗ストレスビタミン、メラニン色素の生成の抑制、赤血球の合成等多くの働きがあります。
又、抗酸化力が強いので動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞などの予防効果もあります。辛味はアリルイソチオシアネートで、血栓予防や抗がん作用が期待できます。

尚、高菜漬けにするとミネラル類とビタミンA、食物繊維は増えますが他のビタミン類は減少します。
ナトリウムは2300mg、食塩相当量は5,8gにもなるので食べすぎは気をつけましょう。

高菜の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬
  • 理想的な保存方法・・・新聞紙で包みポリ袋に入れ冷蔵庫で保存
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・3~5日

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菜の花

菜の花

菜の花はアブラナ科西洋アブラナの別名です。この他にもアブラナ科アブラナ属の植物の花の総称としても使われます。
西洋アブラナはアブラナ科の2年生植物で、主に食用油の原料として栽培されています。

菜の花は食用としても利用されますが、観賞用や修景用として作っている地域も数多くあります。
修景用では堤防や河川敷などで利用されます。特に西洋カラシナは荒れた地でも育つので適しているようです。

食用となっている花芽は「菜花(なばな)」とか、「花菜(はなな)」、「菜種(なたね)」とも呼ばれます。

菜の花の種類・アブラナ科アブラナ属の野菜

  • 西洋アブラナ
  • カラシナ
  • ブロッコリー
  • カブ
  • チンゲンサイ
  • 野沢菜
  • 白菜
  • ・・・等

アブラナ科の植物は4枚の花弁が十字架のようになっています。
抗菌・抗がん作用があるとされるイソチオシアネートを含んでいるのも特徴です。

菜の花の産地

ほぼ全国で栽培されていますが、出荷量が多いのは、茨木県、千葉県、香川県、徳島県、福岡県、高知県、大分県、京都府等が挙げられます。

菜の花の選び方

花芽のつぼみが大きなものは避ける。つぼみの大きさが揃っているもの。しおれていないもの。切り口が変色していないもの。緑が鮮やかなもの。

菜の花の食べ方

おひたし、和え物、炒め物、汁物の具、サラダ、等で広く利用されます。
又、日本料理のみならず中華料理やフランス料理、イタリア料理等の西洋料理でも使われます。

菜の花に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 菜の花・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
33 4,4 0,2 5,8 16 390 160 86 2,9 0,7
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 180  0,16  0,28 340  130  0  4,2  0

栄養成分の詳細
菜の花に多く含まれる栄養成分。

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菜の花の効能

ビタミン、ミネラルともにバランスよく含まれています。その量も多いほうです。
目立つのはカルシウムとビタミンCでしょうか。
カルシウムは骨や歯を丈夫にする働きがありますし、血液凝固や筋肉の収縮、神経の興奮抑制作用のほか、細胞内外のカルシウム濃度の差を利用して、細胞の機能調節をしたり、ナトリウムを排泄して血圧上昇を防ぐ働きもしています。

ビタミンCはタンパク質の約30%を占めるコラーゲンの生成に関与します。不足した場合は、コラーゲンの生成がうまくいかず、細胞の分裂が弱くなり懐血病になります。
又、強い抗酸化力により過酸化脂質の生成を抑制したり、免疫力を高める白血球の働きの強化や、抗ストレスビタミン、メラニン色素の生成の抑制、赤血球の合成など、多様な役割をしています。

アブラナ科の野菜に多く含まれるイソチオシアネートは殺菌作用があるとされます。

菜の花の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・1月から3月中旬位
  • 理想的な保存方法・・・濡れ新聞紙やキッチンペーパーに包み冷蔵庫の野菜室へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・2~3日

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たいさい(杓子菜)

おたま菜

たいさい(杓子菜)はアブラナ科アブラナ属の野菜です。

正式名称は「雪白体菜(せっぱくたいさい)」です。
杓子(しゃくし)に似ているというか、ほとんど杓子と同じ形をしていることから「杓子菜」と呼ばれています。

中国野菜の一種「パクチョイ」が似ています。

間引いた菜のことは「つまみ菜」と呼ばれます。
つまみ菜は大根や蕪でも呼ばれますが、関東では一般的にたいさいの間引き菜を指します。

たいさい(杓子菜)の産地

園芸用としてはなじみが深く全国で作られています。
関東では埼玉県秩父が産地として有名で、白菜のかわりにつくられてきたそうです。

主に「しゃくしな漬け」という漬け物に利用されます。
JA秩父ではこのしゃくしな漬けを、ふるさとの味として「秩父菜漬け」という商品名で販売しています。

たいさい(杓子菜)の別名

杓子菜は秩父地方の呼び方です。
他にも、ゆり菜、へら菜、おたま菜、等と呼ばれています。

たいさい(杓子菜)と選び方

茎の部分が白く葉の緑が鮮やかなもの。ハリがありしなびてないもの。切り口や葉がが変色していないもの。育ちすぎていないもの。茎の根元に厚みがあるもの。

たいさい(杓子菜)の食べ方・料理

漬け物以外では鍋物の具が一般的です。
他は炒め物や吸い物や汁物の具、間引いたつまみ菜はサラダでも利用されます。

たいさい(杓子菜)に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

たいさい(杓子菜)・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 16  0,9  0,1 3,5  38  340  79  49 1,1 0,7
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 130  0,07  0,07  120  45  0  1,6  0,1

つまみ菜・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 20  1,9  0,3 3,6  22  450  210  55  3,3 0,4
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 160  0,06  0,14  65  47  0  2,3  0,1

栄養成分の詳細
たいさい(杓子菜)に多く含まれる栄養成分。

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たいさい(杓子菜)の効能

ミネラル、ビタミンともに多く含まれているほうだと思います。
その中でもビタミンCと葉酸は特に多く含まれています。
ビタミンCは、免疫力を高める白血球の働きの強化や、抗ストレスビタミン、メラニン色素の生成の抑制、赤血球の合成など多様な役割をしています。又、強い抗酸化力により過酸化脂質の生成を抑制し、動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞などの生活習慣病の予防効果もあります。

葉酸は赤血球が新しくなるときの細胞分裂に必要とされたり、核酸(DNAやRNA)の合成に働く補酵素として細胞の分裂や成熟に深くかかわったり、さらに、アミノ酸の合成、神経細胞や脳の神経伝達物質の生産など、造血や発育にかかすことのできないビタミンです。

たいさい(杓子菜)の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・春から夏
  • 理想的な保存方法・・・新聞紙やポリ袋に入れ冷蔵庫の野菜室へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・1~2日

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かいわれ大根

かいわれ大根

かいわれ大根は大根が発芽したばかりの胚軸と子葉のこと。幼菜です。
胚軸とは発芽した苗の茎のことで、子葉とは初めに出た葉のことをいいます。

豆苗(とうみょう)やブロッコリースプラウト同様、スプラウト食材の一つです。
スプラウトとは新芽野菜のことで、代表的なものに「もやし」が挙げられます。

かいわれ大根が有名になった事件

1996年に大阪堺市の学校で起きたO157による集団食中毒。
患者数は約8000人、死者も3人出るという大事件になりました。

この時の原因食材が「かいわれ大根」ではないかと、当事の厚生省大臣である管直人氏が記者会見で発表。
結果的に原因は特定できなかったのだが、風評被害は広がり、倒産や破産する生産者が出たり、中には自殺する生産者まで現われるという大変な事態になりました。事態の収拾に務める管直人氏は安全性をアピールするため記者会見でかいわれ大根を食べると姿が報道されました。

それでも簡単には事態は収拾せず、しばらくの間食料品店の店頭からかいわれ大根は姿を消していました。

かいわれ大根の産地

恐らく「ブロッコリースプラウト」が世に出たころから、新芽野菜の栄養成分に注目が集まったと思います。
スプラウトを生産する業者はかいわれ大根も含めて幾つかのスプラウトを生産しています。

かいわれ大根の出荷量で多いのは、福岡県、神奈川県、千葉県、大分県、大阪府、高知県等が挙げられます。

新芽野菜(スプラウト)の種類

かいわれ大根以外では下記のようなものがあります。

  • アルファルファ・・・もやしの一種として流通しているが、本来は牧草。日本名は「ムラサキウマコヤシ」。
  • 豆苗・・・えんどう豆の新芽。中華料理の食材として知られている。
  • ギァバ発芽大豆・・・大豆を発芽させたもの。成分にアミノ酪酸(ギャバ)を含んでいる。
  • 赤ラデッシュ・・・赤い大根の新芽。辛味があるのが特徴。
  • もやし・・・緑豆もやし、黒豆もやし、子大豆もやし、等の種類がある。
  • ブロッコリースプラウト・・・ブロッコリーの新芽。
  • オクラスプラウト・・・オクラの新芽。
  • ソバスプラウト・・・蕎麦の新芽。

かいわれ大根の選び方

茎にハリがありまっすぐのびているもの。葉の緑が濃く茎が真っ白なもの。根が付いているスポンジが汚れていないもの。

かいわれ大根の食べ方・料理

サラダや和え物が一般的です。様々なアレンジを加えた料理が作れます。
他は、おひたしや巻物の具等でも利用されます。

かいわれ大根に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 かいわれ大根・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
21 2,1 0,5 3,3 5 99 54 61 0,5 0,3
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 160  0,08  0,13 96  47  0  1,9  0
栄養成分の詳細
かいわれ大根に多く含まれる栄養成分
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かいわれ大根の効能

ビタミン、ミネラルともにバランスよく含まれています。
ミネラルは骨や歯の構成成分として重要ですし、有機物と結合して体の組織をつくるのに必要不可欠な栄養素です。又、体の調節機能に働き、体の潤滑油としても重要な役割を持ちます。

ビタミンは、三大栄養素と呼ばれる糖質・タンパク質・脂質が十分に力を発揮できるように潤滑油としての役目をしています。又、血管や粘膜、骨、皮膚などの健康を保ち、新陳代謝を促す働きにも関与しています。

辛味成分はアブラナ科の野菜に多く含まれるイソチオシアネートと呼ばれるもので、殺菌作用があるとされます。

かいわれ大根の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・通年
  • 理想的な保存方法・・・パックのまま冷蔵庫へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・2~3日

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ターサイ(ターツァイ)

ターサイ

ターサイ(ターツァイ)はアブラナ科アブラナ属の野菜。漢字では「搨菜」となります。
中国野菜と呼ばれる野菜のひとつです。

中国野菜とは1972年の「日中国交正常化」頃から日本で普及し始めた野菜のことです。
ターサイは、一つの葉を取ると同じ中国野菜の青梗菜の緑を濃くしたような感じですが、葉の数が圧倒的に多くしわがあり、不結球のため地面に対して広がっています。
又、味も青梗菜に似ています。

ターサイの別名と栽培の要点

如月菜(キサラギナ)とも呼ばれます。
これはターサイが2月頃に収穫されるため、旧暦の2月が如月と呼ばれることでこの名前で付けられています。

耐寒性があるため低温期の栽培に適しています。又、生育も旺盛であるため比較的容易に栽培できます。
ただし、暑さには強くないので早まきには気をつけなければなりません。

ターサイの産地

原産地は中国です。
日本では石川県がシェアの50%以上を占めています。
それに次いで茨城県が生産量が多く、後は千葉県や北海道、富山県等が続きます。

おいしいターサイの選び方・見分け方

緑色が濃いのが特徴です。そのため葉はハリがあり深い緑色でなければなりません。
甘味があるおのは葉に細かいしわが多いものだとされます。
又、変色しているものや、あまり広がっていないものは良品とはいえません。

ターサイの食べ方・料理

見た目はくせがありそうな感じですが、甘味もあり軟らかいのでどんな料理でも利用できます。

主に、炒め物やスープの具、花芽はお浸し、煮物等が挙げられます。

ターサイに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

ターサイ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 13  1,3  0,2  2,2  29  430  120  46  0,7  0,5
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 180  0,05  0,09  65  31  0  1,9  0,1

栄養成分の詳細
ターサイに多く含まれる栄養成分。

 

 

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ターサイの効能

ミネラル類は他の野菜に比べ多いほうです。
特に目立つのはカルシウム。

カルシウムには骨や歯を丈夫する役割がありますし、血液凝固や筋肉の収縮、神経の興奮抑制作用のほか、細胞内外のカルシウム濃度の差を利用して、細胞の機能調節をしたり、ナトリウムを排泄して血圧上昇を防ぐ働きもあります。

ターサイの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬
  • 理想的な保存方法・・・新聞紙で包みポリ袋に入れ冷蔵庫の野菜室へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・1週間以内が理想

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そら豆

そら豆・花

そら豆はマメ科の一年草です。一年草とは複数年にわたり生存しない植物です。
大きなものは高さ5・60cmに成長し、そこに3・4個の豆が入った10~20cm位のさやをつけます。

原産は地中海・西南アジアと推測されるそうです。
日本へは8世紀(奈良時代)ごろに、インドの僧により伝えられたといわれます。

漢字では「蚕豆」とか「空豆」と表されます。
これは莢が空を向いてつくことと、蚕を飼う初夏に食べられること、あるいは莢が蚕の形に似ていることから呼ばれます。

そら豆の実・2

そら豆の別名・地方名

別名、ノラマメ(野良豆)、ナツマメ(夏豆)、テンマメ(天豆)、シガツマメ(四月豆)。

引用元:wikipedia・ソラマメ

他にも、五月豆、夏豆、唐豆、於多福豆(おたふくまめ)、一寸豆、大和豆等と呼ぶ地域もあります。

そら豆の産地

千葉県、茨木県、愛知県、鹿児島県、長崎県、新潟県等が生産量が多い地域です。
この中でも、鹿児島県は生産量日本一。鹿児島県の中では指宿地区が最も多く生産されています。

そら豆の選び方

莢つきのものを選ぶようにしましょう。豆だけのものは必要以上に乾燥してしまったようなものがあります。
莢つきのものはしなびてないもの、変色していないもの、傷がないもの、弾力があるようなものを選ぶようにしましょう。

そら豆の食べ方・料理

塩茹で、和え物、サラダ、天ぷら、冷製スープ、混ぜご飯、がんもの具、煮物、焼きそら豆、等が挙げられます。
塩茹でにいておけば、様々な料理で使えることになります。

そら豆に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

そら豆・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 108  10,9  0,2 15,5  1  440  22  220  2,3 1,4
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 20  0,30  0,20  120  23  0  2,6  0

栄養成分の詳細
そら豆に多く含まれる栄養成分。

 

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そら豆の効能

上記の成分表は「生」のものですが、「ゆで」たとしてもそれほど極端に成分の変化はありません。食物繊維に関していえば茹でることで2,6から4,0に増えます。

ビタミン・ミネラルともに多く含まれています。
中でもビタミンB1・B2は多く含まれているほうです。

B1は体内で糖質がエネルギーに変わるときに必要な補酵素として重要な働きをしています。B2は脂質や糖質、タンパク質を分解してエネルギーに変える反応を、補酵素として助ける働きがあります。

そら豆の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・主に4月から6月・北海道は7月~10月
  • 理想的な保存方法・・・莢のままビニール袋で包み野菜室へ(鮮度が落ちるのが早いので早めに食べる)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・2~3日

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ぜんまい

ぜんまい

ぜんまいはゼンマイ科の多年生植物。 多年生植物とは複数年に渡り生存する植物のこと。
胞子によって増えるシダ植物の仲間で、春を代表する山菜の一つでもあります。

大きなものは1m程度まで育ちますが、食用とするのは新芽が渦巻状になっている20~30cm程度のもの。
湿気があるような山野に生えてきます。ほぼ全国に分布しますが、今ではその数は各地で少なくなっているようです。

ぜんまいの産地

北海道から九州に至るまで、全国の山野に分布しています。
ただ、名産地と言えば岩手、秋田、山形といった東北地方が挙げられます。

ぜんまいの採り方・見つけ方

まず山歩き、沢歩きに適した服装をしなければなりません。軍手も忘れずに。
時には、沢の深さが膝付近まであるような所を渡らなければならないためウエダー(胴長靴)を持って行くようにしましょう。

ぜんまいは沢の斜面のような所に比較的多く自生しています。しかも急斜面には太い茎のものが生えています。
斜面は滑りやすいところも多いので、滑りにくい足袋等に履き替えなければ危険です。

ぜんまいは「オス」と「メス」に分けて呼ばれています。
見分け方は、先端の渦巻きが膨らんでいるのがオス、平たいのがメスです。

採取するにはメスのほうです。
オスのほうは「胞子葉」というもので、これを採ってしまうと翌年から増えません。又、メスのほうは光合成を行う「栄養葉」というものですから、1本か2本残すようにします。
ぜんまいは一株から5~10本程度出ていますから、それを全て採ってしまうと枯れてしまうこということになります。

ぜんまいのアク抜き

ぜんまいはアクがある山菜です。
一般的なアク抜き方法としては、沸騰した湯に木炭か重曹をぜんまいと一緒に入れ煮ます。
落し蓋をして1分程煮たら火を止めて一晩おいて、次の日に水洗いします。

乾燥ぜんまいのアク抜き

アク抜きしたもを乾燥させて保存するのが一般的ですが、スーパー等で売られているものはそのまま干したものが多く出回っています。
そのため戻してアク抜きをしなければなりません。

まず乾燥したものを洗ってよごれを落とします。
たっぷりのお湯を沸騰させきれいにしたぜんまいを入れ茹でます。
煮ていると湯が黒くなります。何回か水を取り替え茹でると色が澄んできます。そうしたらアクは抜けていますので後は水にさらして出来上がりです。

ぜんまいの食べ方・料理

一般的には煮物や和え物、炒め物、等でアレンジして利用されます。
良く食べられる煮物としては、油揚げと糸こんにゃく、人参を細めに切り醤油と砂糖、みりん、だし汁で煮たものがあります。

ぜんまいに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

干しぜんまい・乾燥

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 293  14,6  0,6  70,8  25  2200  150  200  7,7  4,6
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 59  0,10  0,41  99  0  0  34,8  0,1

干しぜんまい・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 29  1,7  0,1  6,8  2  19  20  16  0,4  0,3
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0  0,01  1  0  0  5,2  0

栄養成分の詳細
ぜんまいに多く含まれる栄養成分。

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ぜんまいの効能

干したものは上記のように豊富なミネラル、ビタミンを含みます。食物繊維もかなり多く含んでいます。
茹でることでそのほとんどは抜けてしまいますが、それでも食物繊維は比較的多く含まれているほうです。

食物繊維は腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を正常にする働きがあります。

ぜんまいの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・春から初夏
  • 理想的な保存方法・・・乾燥
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・1ヶ月以上は保存が可能

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せり

せり

せりはセリ科の多年草。 多年草とは複数年にわたり生存する植物のことです。
大きなものでも高さ2・30cm程度で、葉は地面に這ったように伸びていきます。

春の七草の一つで、休耕田や野山の湿地等に多く見られます。

春の七草とは

1月7日の朝、7種類の野菜が入ったお粥を食べる風習があります。
1月7は「人日の節句(じんじつのせっく)」ともいい、古くからこの風習が行われています。

セリ以外にこの時食される7種類の野菜とは以下のようなものです。

  • なずな(薺)・・・道端にはどこでも生えている一年草(越年草)。アブラナ科。別名は「ぺんぺん草」。
  • はこべら(繁縷)・・・ナデシコ科ハコベ属の一年草(越年草)。多くの種類があるが、七草では「コハコベ」を差す。
  • ごぎょう(御形)・・・正式には「ハハコグサ(母子草)」。キク科ハハコグサ属の一年草(越年草)。これも田舎に行けば道に生えている。
  • ほとけのざ(仏の座)・・・正式には「コオニタビラコ(小鬼田平子)」。キク科一年草(越年草)。田や湿地に見られる。
  • すずな(菘)・・・「カブ(蕪)」のこと。アブラナ科の野菜。
  • すずしろ(蘿蔔)・・・「ダイコン」のこと。アブラナ科の野菜。

これらの6種類にセリを入れて「七草がゆ」として、邪気を払い万病を除く占いとしての意味や、冬場の野菜不足を補うこと等が目的で昔から行われている習慣です。

せりの産地

ほぼ全国に自生しています。
水はけが良い湿地や田んぼ、畑、あるいは小川のほとり等、田舎に行けば比較的どこでも見られます。

全国どこでも栽培されています。
生産量が多いのは、宮城、茨城、秋田、大分、等が挙げられます。

せりの選び方

育ちすぎていないもの。香りが強いもの。茎がしおれていないもの。緑が濃いもの。変色していないもの。

せりの食べ方・料理

おひたし、天ぷら、和え物、サラダ、鍋の具、汁物の具等が挙げられます。

秋田の郷土料理「きりたんぽ鍋」にはかかすことができない食材です。
又、田舎では蕎麦を打った後、茹でたせりを混ぜて「せり蕎麦」を良く作ります。

せりに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

せり・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 17  2,0  0,1  3,  19  410  34  51   1,6   0,3
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 160  0,04  0,13  110  20  0  1,3  0

栄養成分の詳細
せりに多く含まれる栄養成分。

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せりの効能

せりに目立つのはビタミンAです。 カリウム、葉酸も多く含まれます。
ビタミンAは目に必要不可欠なロドブシンという物質を作るのに重要な働きをしています。

葉酸は赤血球が新しくなるときの細胞分裂に必要とされたり、核酸(DNAやRNA)の合成に働く補酵素として細胞の分裂や成熟に深くかかわったり、さらに、アミノ酸の合成、神経細胞や脳の神経伝達物質の生産などに関与しています。

せりの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・天然のものは春・栽培されているものは通年
  • 理想的な保存方法・・・新聞紙で包み野菜室へ立てて保存
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・香りがあるうちに食べる(1~2日)

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ズッキーニ

ズッキーニ

ズッキーニはウリ科カボチャ属の野菜です。ペポカボチャの一種で、一年以内に枯れてしまう一年生植物。

ペポカボチャ(ペポ属)とは、かぼちゃの園芸品種を多く含むもので「そうめんかぼちゃ」等がこれに当たります。「おもちゃかぼちゃ」とも呼ばれます。
ズッキーニは色も形もきゅうりに似たものが良く見かけられますが、丸いものや色が黄色いものもあります。

ズッキーニ

ズッキーニの種類

ズッキーニはイタリヤやフランスでは一般的な野菜です。
丸いものや黄色いものの他に、未成熟なものを花が付いた状態で利用したり、その種類は数多くあります。

  • 緑のズッキーニ・・・良く見かけるきゅうりを太くしたような形をしている。「ダイナー」や「ラベン」、「オーロラ」、「ブラックトスカ」等の品種があります。
  • 黄色のズッキーニ・・・皮が柔らかく黄色いのが特徴。品種は「オーラム」、「ゴールドラッシュ」、「ゴールドトスカ」等。
  • 丸い形のズッキーニ・・・形が丸いもので色は黄色や緑、薄緑と様々。品種は「トスカーナ」、「ゴールディー」、「ピアチェンツァ」等。

ズッキーニの産地

原産地は特定されないようですが、メキシコの巨大カボチャが祖先だと考えられるようです。
今では世界各地で生産されています。そのため国により呼び名も様々です。

名称は様々で、アメリカとオーストラリア英語では zucchiniズキーニ)、イギリス英語やフランス語ではcourgette(コージェット, クルジェット)、 イタリア語で zucchina(ズッキーナ)、南米ではzapallo italiano(サパージョ イタリアーノ)。中国語で西葫芦(シーフール)、 美洲葫芦(メイチョウフール)、翠玉瓜(ツイユークワ)。 またアメリカ合衆国ではズッキーニや近似種をまとめてsummer squashと呼んでいる。スカッシュとはカボチャ属の実のことで、カボチャのような秋冬が旬のものはwinter squashと呼ばれる。

引用元:wikipedia・ズッキーニ

日本の産地で生産量が最も多いのは「宮崎県」。シェアは40%にも上ります。それに次いで富山県、千葉県、となります。

おいしいズッキーニの選び方

未成熟なものを良く利用されます。あまり育ちすぎていない適度な大きさに育ったものを選びましょう。
傷があるもの、色に斑があるもの、変色しているもの、しなびているもの、軽いものは避けるようにしましょう。

ズッキーニの食べ方・料理

油との相性が良いので肉を入れた炒め物や揚げ物、等に適しています。
黄色い品種は生でも利用されます。

代表的な料理は「ラタトゥイユ」という南フランスの煮込み料理。

ズッキーニに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

ズッキーニ・水煮瓶詰め

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 14  1,3  0,1  2,8  1  320  24  37  0,5  0,4
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 27  0,05  0,05  36  20  0  1,3  0

栄養成分の詳細
ズッキーニに多く含まれる栄養成分。

 

 

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ズッキーニの効能

カリウム以外はそれほど目立つ成分は含まれていません。カリウムも320mgですからけして多いほうとは言えないでしょう。
ただ、他の成分も微量ながらバランスよく含まれていると思います。

カリウムは血圧を下げる効果が期待できます。

ズッキーニの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・夏
  • 理想的な保存方法・・・新聞紙で包み野菜室へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・3~5日が限度

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