腎臓の病気と有効な栄養素

腎臓の働きと病気

腎臓の働きとしては、体内の水分量を一定に保つ、血液中の成分を正常に維持、有毒物質を尿と排泄、赤血球にかかわるホルモンや血圧を調整するホルモンを生産するなど重要な役目をしています。

腎臓病は、これら腎臓の働きが悪化することで起きる病気です。
様々な要因で腎機能が低下すると、排泄されるはずの水分や塩分、老廃物などが溜まり、血圧が上がりむくみが出たり、体液が中性を保てなくなり、重篤なケースでは死にいたることにもあります。
やっかいなのは、初期のうちは自覚症状がないことです。そのため、気づかないうちに進行してしまいます。

 

腎臓の疾患には、急性・慢性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、糖尿病性腎炎、急性・慢性腎不全、尿路結石などがあります。
尿路結石以外は食事療法を行なうことで、悪化を防いだり進行を遅らせることが可能です。

特に慢性腎不全や糖尿病腎症は薬物療法では効果が期待できないので、腎機能を温存する方法として、カロリーや塩分、タンパク質などを調整する食事療法が重要になります。ただ、栄養療法は病状により異なりますから、自己判断ではなく医師や管理栄養士に相談しなければなりません。

 

栄養成分についての知識
栄養成分についてのの詳しい解説は
下記のリンクをご覧ください。

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腎臓の病気に有効な栄養素

食生活のポイントとしては、水分補給とタンパク質を適量とること、薄味をこころがける、この3つです。
腎炎・腎不全に効果的な食事は、低タンパク、高エネルギーの食品を摂取することです。。大豆などに含まれる良質のタンパク質をとることです。

エネルギーは糖質や脂質でとります。治療用特殊食品を用いると便利です。
ネフローゼ症候群に効果的な食事ですが、このネフローゼ症候群とは腎臓の糸球体が壊れる病気です。これには良質のタンパク質を控えるようになってきています。腎炎、ネフローゼ症候群でむくみがあるときは水分制限をします。

尿・尿管結石に効果的な食事ですが、動物性タンパク質は結石が大きくなる原因ですから控えるようにしましょう。結石の原因になるシュウ酸を含むほうれんそうなどは控えめに。水分は、排泄濃度を下げるため十分にとりましょう。

生活習慣の見直し

睡眠をしっかりとりましょう。睡眠は疲労を回復して、免疫力を高めます。できるだけ質の良い睡眠をとることが大切です。
適度な運動で病気の予防をしましょう。ストレスの解消にも役立ちます。
ストレスにより腎臓をとりまく毛細血管が萎縮してしまうこともありますから、ストレスはその都度発散しましょう。

腎臓の病気に効く食品

  • EPA・・・養殖はまち・きんき・まいわし・さば
  • グリシニン・・・大豆・大豆製品
  • マグネシウム・・・乾燥ごま・ピーナッツ・玄米・納豆・牡蠣
  • 食物繊維・・・ライ麦・干し柿・えんどう・乾燥インゲン豆
    ・・・など

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