ちまき

ちまき

ちまき(粽)は、餅やもち米を笹などの葉で巻いてイグサ等で周囲を縛った食べ物です。
使われる餅はもち米やうるち米、米粉等が使われます。

中国発祥の食べ物で、そのまま蒸しり茹でたりして食べられます。
日本には平安時代の頃に伝わったようです。
当時は保存食として利用されたのですが、その後各地で工夫が加えられ今では和菓子としての地位を確立しています。

端午の節句との関係

端午の節句と言えば柏餅と粽です。
柏餅を食べるのは日本独自の文化ですが、粽のほうは中国から端午の節句と共に日本に伝来したものです。

主に、縁起がいいとされる柏餅は関東で、歴史を重んじる関西は粽を好んで食べる風習になっています。

東南アジアの粽

ちまきは東南アジアにも似たようなものがあります。その一部は以下のようなものです。

  • 中国・・・「肉粽」、「白米粽子(もち米のちまき)」、「豆沙粽(小豆餡のちまき)」、等。
  • 台湾・・・「南部粽」、「北部粽」、「客家粽」、「鹼水粽」といったもの。
  • シンガポール・マレーシア・・・「クトゥパッ(Ketupat)」。
  • インドネシア・・・「バッツァン」

ちまきに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

ちまき

エネルギー  タンパク質 脂質 炭水化物 ナトリウム  カリウム カルシウム  リン 亜鉛
Kcal(カロリー) g g g mg mg mg mg mg mg
153 1,3 0,2 36,4 1 19 1 20 0,2  0,2
ビタミンA  ビタミンB1 ビタミンB2 葉酸 ビタミンC  コレステロール 食物繊維 食塩相当量 
μg mg mg μg mg mg g g
0 0,02 微量 2 0 0 0,1 0

栄養成分の詳細

ちまきに多く含まれる栄養成分。

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ちまきに含まれる栄養成分の効能

原料がもち米やうるち米ですから糖質が多くなります。
糖質は体内でブドウ糖になり、小腸から吸収され肝臓に送られますが、一部は血液中に入り(血糖)、組織のエネルギー源になったり、筋肉グリコーゲンとして蓄えられることになります。

ちまきの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・笹の殺菌効果があるので短期では常温で保存
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・3日位・(冷凍の場合は長期保存が可)

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