クランベリーとは
クランベリーとは、つつじ科の植物で北半球の沼地などに生息しています。クランベリーには、「ツルコケモモ」・「ヒメツルコケモモ」・「オオミノツルコケモモ」・「アクシバ」の4種類があります。
酸味が強いのが特徴で、ジュースやソース、お菓子の材料などに用いられます。
クランベリーの働き・効能
クランベリーに多く含まれる「キナ酸」は、体内に吸収されると馬尿酸という酸性物質に変化して、細菌の繁殖を防ぎます。
これにより、腎盂円や膀胱炎、尿路感染症を予防するといわれます。
ポリフェノールの一種「プロアントシアニジン」が含まれているので、これは膀胱炎を予防する効果が期待できるとされます。
さらに、最近の動物実験では、クランベリー製品、サプリメントなどを定期的に摂取すると、乳がんの進行を抑制する可能性があるとされています。
アンチエイジング効果
アンチエイジングとは老化防止などといわれます。
老化防止に有効とされるのは活性酸素の除去ですが、それには抗酸化力を持つ成分を摂取することが必要です。
抗酸化物質には、ビタミンCやビタミンE,カテキン、フラボノイド、カロテノイドなど、多くの成分がありますが、クランベリーはベリー系の植物の中では、ORAC(活性酸素吸収能力)が最大といわれます。
クランベリーの上手なとりかた
クランベリーは非常に強い酸味を持ちます。
そのため、生食には向いていませんので、ジュースやソース、などにして利用するのが良いでしょう。