タウリン(2-アミノエタンスルホン酸)

 タウリンの働き・効能

タウリンには、交感神経抑制作用があります。これは塩分をとりすぎることで起こる高血圧を改善する効果があります。

さらに、血中の総コレステロール値を下げ、善玉コレステロールを増やします。結果として脳卒中や動脈硬化、心不全、心臓病などを予防します。

そのほかにも、肝臓の解毒作用、気管支喘息、腸内細菌の異常繁殖などを予防する効果もあります。

 

タウリンには「体、細胞を正常状態で保つ作用(ホメオスタシス」がある。例として、血圧上昇に対する下降作用などがこれに該当する。特に、肝臓に対して働きかける作用を持ち、大まかに分類すると以下のようになる。

  • 胆汁酸の分泌を促成し、肝臓の働きを促す作用。
  • 肝細胞の再生促進作用。
  • 細胞膜安定化作用。

また、タウリンは抑制性神経伝達物質として想定されている

引用元:wikipedia-タウリン

 

脳卒中・動脈硬化・心不全

脳卒中とは、脳の血管が破裂したり、詰まることで起きる疾病です。

いくつかの種類がありますが、おおまかなところでは、脳の血管が詰まる「脳梗塞」と破裂する「くも膜下出血」や「脳出血」に分けられます。

脳卒中になる人は、毎年25万人以上にのぼるといわれ、日本人の死因の3位となっています。ちなみに、1位はがんで2位は心臓病です。

糖尿病や高脂血症などの生活習慣病が原因となることがほとんどです。

動脈硬化とは、文字どおり動脈が硬くなる疾病で、コレステロールや中性脂肪が動脈にたまり、やがては硬くなったり詰まるなどして、動脈の柔軟性や弾力性が失われます。

そうなると、血液の循環が悪くなり、やがては狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血、などに繋がっていくのです。

心不全は、心臓の機能が低下することをいいます。そうなると、各臓器に十分に血液が流れなくなってしまいます。

急に起こるものは「急性心不全」で心筋梗塞などが原因となり引き起こします。「慢性心不全」もありますが、これは心臓弁膜症や心筋症が原因となり心臓の働きが低下し、運動時の動悸や息切れ、呼吸困難などが慢性的に続いてしまいます。

 

タウリンを多く含む食材

タウリンを多く含んでいる食品は、さざえ・とこぶし・とこぶし・帆立貝・はまぐり・たこ・など。

 

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VAAM・ヴァーム(アミノ酸混合栄養液)

 

VAAM・ヴァーム(アミノ酸混合栄養液)の働き・効能

VAAM・ヴァーム(アミノ酸混合栄養液)は、大スズメバチの幼虫の口から出る液体で、17種類のアミノ酸を含んでいます。

VAAM(ヴァーム)の働きとしては、脂肪の燃焼促進効果で糖の燃焼を抑え、乳酸の生産を抑制し、筋肉疲労を抑える効果があります。

さらにダイエット効果や肝機能を高める効果もあるようです。

 

VAAMはその名のとおりアミノ酸の混合液である。たんぱく質を構成する生体アミノ酸は20種類あるが、VAAMにはそのうち17種類が含まれる。

プロリン、グリシン、アラニン、グルタミンなどの含有量が高く、これらは脂肪の分解プロセスにあるクエン酸回路を活性化させる。糖を使うとクエン酸回路が動き出すまで10数分かかるが、VAAMは直ちにクエン酸回路を稼動させるため、脂肪の燃焼が効率よくなされる。

引用先:wikipedia-VAAM

 

 17種類のアミノ酸

VAAMに含まれる17種類のアミノ酸には、どのうようなものがあるのかと、その働きを簡単に紹介してみたいと思います。

プロリン

角質の保湿作用、コラーゲンの合成促進、表皮細胞の増殖活性、一度壊れたコラーゲンを修復する力、等。

リジン

肝臓機能の向上、疲れを取る、集中力の向上、体の組織の修復や成長、等。

グリシン

コレステロール値の改善や美肌効果、高血圧や脳卒中防止効果、安眠・睡眠改善効果、等

チロシン

神経伝達物質のドーパミンやノルアドレナリンの原料になりるもので、脳の機能の働きを助ける。

スレオニン

脂肪肝の防止や新陳代謝の促進、成長促進作用、等。

ロイシン

肝臓の機能を高めること、筋肉を強化するのに効果、等。

バリン

成長の促進効果や筋肉の強化、血圧中の窒素のバランスを調整する効果、等。

フェニルアラニン

脳機能の向上、血圧を下げる作用、等

アルギニン

免疫機能を機能を強化する成長ホルモンの合成し、体脂肪の代謝を促進。

イソロイシン

成長促進や神経の働きを促進、肝機能向上、血管を拡張する効果、等。

アラニン

最もエネルギー源として利用されやすいアミノ酸の一つ。

グルタミン酸

脳機能の活性、疲労回復、等。

トリプトファン

催眠、鎮痛、精神を安定する作用、等。

ヒスチジン

子供の成長促進、慢性関節炎やストレスの緩和をする作用、等。

セリン

肌の保湿、脳機能の維持、等。

メチオニン

コレステロール値を下げ活性酸素を除去、等。

アスパラギン酸ナトリウム

疲労に対する抵抗力が増すことや、尿の合成を促進してアンモニアを体外に排出する作用。

 

 

VAAMを多く含む食材

大スズメバチの幼虫の口液。

 

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ヒスチジン

ヒスチジンの働き・効能

ヒスチジンは必須アミノ酸の一種です。(必須アミノ酸は体内で合成されないアミノ酸)

ヒスチジンという成分は子供の成長にとり必要不可欠な成分です。
その後の研究で成人にも必須であることがわかりました。慢性関節炎やストレスの緩和をする作用があります。

 

「ためしてガッテン」の効果

NHKのためしてガッテンでヒスチジンに関連したダイエット情報が放送されたようです。

「半年で-43k・・・」ということですが、本当なのでしょうか?

放送の内容を簡単にまとめてみると、「食欲抑制効果を持つ「脳内ヒスタミン」の原料となるのがヒスチジン、脳内ヒスタミンは、満腹中枢を刺激することにより食欲を抑えることができる物質で、しかも量が多いほどその効果はある」、といったようなものです。

ヒスタミンを増やすには、咀嚼(そしゃく)を30回程行なうことらしく、かめばかむほど良いというわけではないとのことです。(咀嚼とは、物を噛むこと、あるいは噛み砕くこと)

これは、既に実験で行なわれた結果だといわれます。

しかしヒスチジンは、血液脳関門を通過することができ、脳内でヒスタミンに変わるとのことですが、はたして1日にどの程度が適量なのかは研究されてはいないとのことでした。

ということは、普段の食生活で摂る以上にヒスチジンが含まれるサプリメントを摂ったとしても、ダイエット効果があるかはどうかはなんともいえないということではないのでしょうか。

それより、この放送により関連するサプリが売れたということですから、効果という点では宣伝効果のほうが大きかったのかもしれません。

 

ヒスチジンを多く含む食材

スレオニンを多く含んでいる食品としては、かじき・かつお・かつお節・本マグロ赤身・ぶり、など。

 

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スレオニン

 スレオニンの働き・効能

スレオニンは最後に発見された必須アミノ酸として知られています。

本当は「トレオニン」なのだが threonineと書くため、スレオニンと読まれることが多いらしい。

必須アミノ酸とは体内で合成されないアミノ酸で食品から摂らなければなりません。8種類あります(幼児は9種類あります)

その働きとしては、脂肪肝の防止や新陳代謝の促進、成長促進作用などがあります。

 

脂肪肝とは

脂肪肝とは、糖分や脂質のとりすぎで肝臓に中性脂肪がたまった状態のことです。通常は3~5%は含んでいますが、5%を超えると脂肪肝といいます。

アルコールの摂りすぎでも脂肪肝になりますが、アルコール性の脂肪肝の場合は「肝硬変」になります。

肝硬変とは、肝臓が小さくなり、しかも硬くなる状態のことです。そうなると、正常に機能する細胞が減少して肝臓が持つ本来の働きが損なわれます。

それを放置して、同じ生活習慣を続けているといずれは「肝臓ガン」になってしまいます。

脂肪肝には自覚症状はありません。

そのため、発見するには定期健診を受けるしかないでしょう。

脂肪肝を改善するには、低脂肪・低カロリーの食事をとるようにしすることと、アルコールの飲みすぎはやめることです。

 

過剰摂取

スレオニンを過剰摂取するということは、まず通常の生活ではありえません。しかし、過剰にとった場合は消化機能の低下や頭痛などが考えられるようです。

又、不足した場合は、食欲不振や体重の減少、などがおきるようです。

 

スレオニンを多く含む食材

スレオニンを多く含んでいる食品としては、鰹大豆・干し湯葉・しらす干・本マグロ赤身・ゼラチン、など。

 

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チロシン

 チロシンの働き

チロシンは、フェニルアラニンという必須アミノ酸から作られる物質です。

チロシンは神経伝達物質のドーパミンやノルアドレナリンの原料になりるもので、脳の機能の働きを助けます。

チロシンが不足した場合は、循環機能やエネルギー代謝の低下、低体温、やる気の低下、無気力など、乳幼児では成長発育障害や精神知能の発育遅延がおこることもあるようです。

ナットウや味噌などの表面に出る白い結晶や、たけのこの水煮でも白いアクのようなものが見えますが、それがチロシンです。

チロシンを効果的に脳に送るためには、糖質が含まれる食品とともに摂ると良いといわれます。

 

りんごを変色させる原因となる物質としても知られている。 タケノコの水煮では、節の中に、しばしば白く析出したチロシンが見られる。 納豆では長く発酵させると、大豆タンパク質の分解が進み水に溶けにくいチロシンが豆の表面にプツプツと現れる。食感もジャリジャリとした感じになる。この状態を納豆業界では「チロっている」と呼んでいる。

引用先:wikipedia-チロシン

 

 チロシンの効能・効果

脳内神経伝達物質にドーパミンがありますが、これは満足感を起こさせる快感物質です。

チロシンは、このドーパミンをたくさん出させる作用を持っていますので、神経を安定させやる気をださせるような効果があります。これは、同時にうつ病の改善にも役に立ちます。

又、この神経伝達物質を回復させることで、慢性疲労症候群を軽減させます。慢性疲労症候群とは現代病ともいえるもので、特定の要因があるわけでもないのに、長期にわたり疲労感、倦怠感が続く症状です。

 

過剰摂取

チロシンの過剰摂取による人体への悪影響はそれほどないようですが、甲状腺ホルモンがチロシンから作られることから、摂りすぎは甲状腺ホルモン亢進症になるおそれがあるようです。

甲状腺ホルモン亢進症とは、甲状腺ホルモンが異常に多く分泌される病気で、発汗、動悸、微熱等がおき、理解力や集中力の低下、精神不安定、不眠などの神経症状、月経異常、等の症状があらわれます。

又、ノルアドレナリンを増やすことになりますから、過剰に摂り過ぎた場合、血圧が上がる可能性があります。

 

 

チロシンを多く含む食材

チロシンを多く含んでいる食品としては、鰹節・たらこ・脱脂粉乳・プロセスチーズ・しらす干、バナナ、アボカドなどです。

 

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フェ二ルアラニン

 フェ二ルアラニンの働き・効能・効果

フェ二ルアラニンも必須アミノ酸で、神経伝達物質の材料となります。(必須アミノ酸とは体内で合成されないアミノ酸です)

フェ二ルアラニンは、ドーパミンやアドレナリン、ノルアドレナリンになり、脳機能を向上させうつ病の改善にも効果があります。

他にも、フェニルエチルアミンという物質の材料でもあります。これは恋愛中に放出されることから恋愛物質とも呼ばれます。

ただ、血圧を下げる作用を併せ持ちますから、妊娠中の人や高血圧、心臓病の人がサプリメントとして摂取する場合は医師に相談するほうが良いでしょう。

 

抗うつ効果

フェ二ルアラニンは体内で、ドーパミンやアドレナリン、ノルアドレナリンという「神経伝達物質」の原料になります。

ドーパミンは、人の感情や意欲、ホルモン調整などに関与する物質です。アドレナリンは、心拍数や血圧、血糖値を上げる効働きがあります。そして、ノルアドレナリンは、記憶や痛みを無くしたり、不安を引き起こす働きを持ちます。

この3つの物質を合わせて「カテコールアミン」といいます。

うつ病の症状が現れるのは、アドレナリンとノルアドレナリンが不足したときです。そのため、フェ二ルアラニンを摂るということはうつ病の予防になるということになります。

 

うつ病とは

ストレスや病気などが原因となり、気分が落ち込んだり憂鬱になる状態のことです。

このような症状はだれでも起こりえるのですが、普通はその原因を解決することで、時間が経過するともに回復してくるのが一般的です。

しかし、うつ病の場合はいつまでたっても気分が回復せず、強い憂鬱感が長く続いてしまうのです。そのため、仕事ができなくなったり、食欲がなくなったり、睡眠がとれなくなったり、ひどくなると自殺にいたる場合もあります。

うつ病の治療としては、抗うつ薬による「薬物療法」、患者の話を聴いたりアドバイスをするなどの「精神療法」、頭皮に電極をつけ電流を流す「電気けいれん療法」などがあります。

 

フェ二ルアラニンを多く含む食材

フェ二ルアラニンを多く含んでいる食品としては、大豆・干し湯葉・鰹節・きな粉・脱脂粉乳、など。

 

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イソロイシン

イソロイシンの働き

イソロイシンは血清中にも存在する必須アミノ酸で、成長の促進や神経の働きを促進する効果、肝臓の機能向上効果、血管を拡張する効果などがあります。

必須アミノ酸とは、体内で合成されないアミノ酸です。

ロイシンやバリンと一緒で、分岐鎖アミノ酸類(BCAA)に分類されますが、これは筋繊維を構成するたんぱく質の主成分ですから筋肉の増強や成長促進などの効果を発揮します。

弊害としては、イソロイシンを過剰摂取した場合、ロイシン、バリンのバランスが崩れ、体重が減少するなどのような傾向が現れます。

BCAAという呼び名は、3種類のアミノ酸(ロイシン・イソロイシン・バリン)の総称である「分岐鎖アミノ酸」を英語で表した時(Branched Chain Amino Acids)の頭文字をつなげた呼び方です。

ご存知の様に、人間の筋肉や内臓、血液などはタンパク質から合成されます。そしてこのタンパク質はさらに細かい単位であるアミノ酸から合成されるわけですが、BCAAは特に筋肉を合成する時にたくさん必要になるアミノ酸なのです。

 

BCAA

BCAAは、ロイシン・バリン・イソロイシンという3種類のアミノ酸ののことです。

「分岐鎖アミノ酸」に分類されるのですが、これは英語でBranched Chain Amino Acidsと表記され、その頭文字を合わせてBCAAと呼ばれています。

筋肉を増強するためには、筋トレを行なう前に摂取すると効果があります。

動物の肉類に多く含まれていますが、手軽に摂るという意味では、サプリメントを利用するのもいい方法かと思います。特に、筋力トレーニングを行なう人たちには人気があるようです。

 

分枝鎖アミノ酸(branched-chain amino acids、BCAA)とは、分枝(任意の炭素原子に2以上の別の炭素眼原子が結合)のある脂肪族側鎖を有するアミノ酸である。タンパク質を構成するアミノ酸では、ロイシン、イソロイシンおよびバリンの3種の分枝鎖アミノ酸がある。

引用先:wikipedia

 

イソロイシンを多く含む食材

イソロイシンを多く含んでいる食品としては、鶏肉・豚ロース・牛レバー・脱脂粉乳・ナチュラルチーズ、など。

 

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アスパラギン酸

アスパラギン酸の働き・効能

アスパラギン酸とは、アスパラガスから発見されたアミノ酸です。
アスパラギン酸を多く含む食品としては、大豆や湯葉、高野豆腐、しらす干などがあります。

アスパラギン酸の効用としては、疲労に対する抵抗力が増すことや、尿の合成を促進してアンモニアを体外に排出する作用があります。そのため、結果的には中枢神経をまもるということにも貢献します。

他にも、エネルギーや窒素の代謝を助ける働きもありますので、烈しい運動をしたときでも疲労の度合いが少なくなるようです。

 

アスパラギン酸は、中枢神経系の興奮性神経伝達物質である。大脳皮質、小脳及び脊髄に存在する。

引用先:wikipedia-アスパラギン酸

 

 

アスパラギン酸の効果的なとりかた

アスパラギン酸を手軽にとるとしたら、もやしやアスパラガスが有効です。
含まれるアスパラギン酸を生かす方法は、新鮮なものを選び、ゆでずに調理するほうが良いでしょう。

 

過剰摂取と不足したとき

過剰摂取したときの副作用は報告されていないようです。・・・というか、アスパラガスを食べ過ぎるということは日常生活ではあまりないと思われます。

アスパラギン酸が不足してくると疲れやすくなってしまい、様々な外的刺激に対する抵抗力が落ちるようです。

 

アスパラギン酸を多く含む食品

アスパラガス、もやし、豆類、さとうきび、肉類、桃、小麦胚芽、うなぎ、まぐろ、大豆や湯葉、高野豆腐、しらす干、等。

 

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トリプトファン

 トリプトファンの働き

トリプトファンは必須アミノ酸の一種です。

必須アミノ酸とは、体内で合成されないアミノ酸で9種類があります。体内で合成されないので、食物から摂る必要があります。

トリプトファンは体内に取り込まれると、マグネシウムなどの栄養素とともに、催眠、鎮痛、精神を安定する作用があるセトロニンという神経伝達物質を生成します。

セトロニンは、メラトニンという物質になり、加齢を遅らせることができるとされ、アンチエイジングには人気があるようです。他にも、免疫系にも働きかけ抗がん作用や心臓病、うつ病の抑制、アルコール依存症の緩和などの効果も発揮します。

 

不足したとき

トリプトファンが不足すると、脳内神経伝達物質のセレトニンが減少しますから、不安症や不眠症、恐怖症、うつ病、等の神経的な症状を引き起こすおそれがあります。

うつ病などの病気が増えている現在では、偏食やダイエットにより必要なトリプトファンが摂取できなかうなったことが原因ではないでしょうか。

 

トリプトファンを摂取するときの注意

トリプトファンを長期間過剰に摂取すると、肝硬変をまねく恐れがあります。

これは、動物実験で肝臓の脂肪に変化がでたことで発見されました。

 

トリプトファンを多く含む食品

かなり多くに食品に含まれています。例えば、肉類や豆類、卵、乳製品など。

必須アミノ酸なので基本的には食品中のタンパク質が多いほど多く含まれる。したがって、肉、魚、豆、種子、ナッツ、豆乳や乳製品などに豊富に含まれる。またチョコレート、燕麦、バナナ、ドリアン、マンゴー、ナツメヤシ、牛乳、ヨーグルト、カッテージチーズ、鶏卵、家禽類の肉(ニワトリ、アヒルなど)、ゴマ、ヒヨコマメ、ヒマワリの種、スピルリナ、ラッカセイなどに含まれる、という報告がある

引用先:wikipedia-トリプトファン

 

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カルニチン

 カルニチンの働き

カルニチンは人間の肝臓で合成されるアミノ酸で、筋肉の中に多く存在します。

働きとしては、心臓と骨格の脂肪の代謝の調節作用や、コレステロールの抑制もします。

 

カルニチンは、生体内で脂質を燃焼してエネルギーを産生するに当り、脂肪酸を燃焼の場であるミトコンドリア内部に運搬する必須の役割を担う。

現在、サプリメントや機能性食品分野に多く使用され販売されている。

引用先:wikipedia-カルニチン

 

カルニチン欠乏症

カルニチンが不足すると、脂肪肝、低血糖症、、筋肉疲労や筋肉痛、悪化してくると筋肉壊死まで起きかねません。他にも、ミオグロビン尿症や錯乱を伴う高アンモニア血症まで引き起こすおそれがあるといわれます。

ミオグロビン尿症とは、筋細胞の融解(壊死)で、ヘム蛋白であるミオグロビンが血中に遊離し、尿から大量に排出される状態です。

アンモニア血症とは、血液のアンモニア濃度が異常に高くなる疾病です。

 

ダイエットに効果があるのか

主に、ダイエット用サプリメントとして使用されているのですが、その効果はどんなものなのでしょう。

脂肪の代謝にはカルニチンは必要です。もし不足した場合、脂肪の代謝が阻害されることになり、カルニチン欠乏症の症状があらわれてくることがあります。

では、カルニチンをたくさん摂れば脂肪の代謝は進むのかというとそうではありません。

脂肪の代謝が行なわれるのは、身体がエネルギーを必要としているときですから、カルニチンが十分にある人にさらに補給したからといってそれ以上の効果は期待できないということになります。

 

カルニチンを多く含む食材

カルニチンを多く含んでいる食品としては、牛や豚などの赤みの肉やかつお・さば、などの魚肉。

 

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