がん(癌)の分類
がんは大きく3つに分類されます。
白血病や悪性リンパ腫、骨髄腫などの造血器でできるがん。肺がん、乳がん、胃がん、大腸がん、子宮ガンなどの上皮細胞でできるがん。そして、骨肉種、横紋筋肉腫、平滑筋肉種、脂肪肉腫、血管肉腫などの肉腫です。
がんが発生するメカニズムはまだ不明な点が多いのですが、もともと体内にある正常な遺伝子が活性酸素などにより傷つき、突然変異を起こすことが原因で起こると考えられています。
がんの原因と症状
がんは死亡原因の1位です。
がんが起こる原因としては、なんらかのきっかけでDNAが傷つき、異常な増殖を繰り返した結果起こるといわれます。この原因は特定のものを除けば、遺伝よりも環境因子が関係していると考えられています。
職業性発がん物質とは関係ない環境で過ごしていても、塩分や脂肪など特定の栄養素を過剰摂取したり、喫煙やアルコールの飲みすぎは癌とかかわりが深いといわれます。
又、肝炎などが慢性化した場合もがんに進行するケースもあります。
早期発見、早期治療が何より大切です。
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がんに有効な栄養素
がんは発生部位により原因や治療方法などが異なります。
そのため、予防法も一様ではありませんが、免疫力を高める食事をとるとがんに対する抵抗力がつくといわれています。
免疫力が高まるものは、ビタミンA・C・Eなどの抗酸化ビタミンです。これらを十分に摂取し、逆にがんの原因になるとされる脂質や塩分を過剰摂取しないようにしましょう。
がんに対抗する免疫力を高めるには、栄養バランスがとれた食生活をするのは何より大切です。
緑黄色野菜にはβカロテンが多く含まれ、色の成分の抗酸化作用やがんの増殖を防ぐ働きがあります。
又、βグルカンが多く含まれる干ししいたけやまいたけは、免疫力を高めがん細胞の増殖を抑え、縮小させる効果があります。
がんに効く食品
- βカロテン・・・モロヘイヤ・西洋かぼちゃ・にんじん・春菊
- βグルカン・・・干ししいたけ・まいたけ・アガリスクたけ
・・・など