核酸とは
核酸とは、遺伝情報を含むDNAとタンパク質合成をつかさどるRNAの総称です。
核酸は人体の細胞分裂と再生をつかさどる成分です。
核酸には、遺伝情報を集積するDNAと(ディオキシリボ核酸)と、情報に基づきタンパク質を生成するRNA(リボ核酸)の2種類があります。
核酸の働き・効能
核酸は加齢と共に合成量が減少します。減少していくと老化が進みますし、新陳代謝がうまくいかずさまざまな病気にかかりやすくもなります。
核酸には、新陳代謝を促進して老化を防ぐという効果があります。
さらに、傷ついた遺伝子を修復する効果がありますのでがんの予防や治療にも有効ですし、細胞を活性化しますので認知症や動脈硬化を防ぐという働きを行います。
生理的に必要なアミノ酸
アミノ酸の中には、体内dタンパク質を作る以外に、血中などにバラバラに遊離した形で存在しているものがあります。この遊離アミノ酸には、生体内代謝で代謝中間体として重要なもの、ホルモンやビタミンの成分として働くものがあります。
細胞の中のDNA(ディオキシリボ核酸)やRNA(リボ核酸)を作っているのは、アデニン、グアニン、などのプリン塩基、チミン、シトシン、ウラシルなどのピリミジン塩基です。
これらの合成材料になるのは、アスパラギン酸やグルタミン、グリシンなどのアミノ酸です。
核酸を多く含む食品
白子や煮干、さけ、たら・・・など