なす

なす

なすには、丸いナスや通常の長細い形のなすなどがありますが、どちらの場合もそれほど栄養価には差はありません。
栄養価じたいも、食物繊維は比較的多く含まれますが他は、ビタミンミネラル類は含まれますが特に目立ってどれが多いというわけでもないのです。

しかし、なすの色素などには高い癌抑制効果などが「ありますのでじょうずに料理して食べると良いでしょう。特になすは油との相性は良いですから、漬物のみならず様々な料理に向いているといえます。

 

なすに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 なす・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 22  1,1  0,1  5,1  微量  220  18  30  0,3  0,2

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 8  0,05  0,05  32  4 1  2,2  0

なす・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 19  1,0  0,1  5,1  微量  220  18  30  0,3  0,2

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 8  0,04  0,04  22  1  微量  2,1  0

栄養成分の詳細
なすに多く含まれる栄養成分。

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なすの効能

なすのあくには体を冷やす作用があるポリフェノールが含まれています。
この効果で、よけいな熱をとることは可能ですが、冷え性の人はアクを取りたべるようにしたほうが良いでしょう。

なすにはコリンという物質も含まれますが、これは血圧を下げて胃液をの分泌を促し、肝機能も強化しますので高血圧や食欲不振に効果を発揮します。

最近の研究では、なすに高いがんの抑制効果があることがわかりました。これは色素に含まれるナスニンというもので、活性酸素の発生を強力に抑制します。
さらに、血管にコレステロールが付着するのを防ぎますので動脈硬化も予防できます。

さらに、プロレアーゼインヒビターという物質も含まれていますが、これには炎症をしずめる作用があり、口内炎や胃炎、肝炎などに効果を発揮します。発ガン物質の抑制効果もあります。

 

なすの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・夏
  • 理想的な保存方法・・・暑い季節はポリ袋に入れ冷蔵庫野菜室へ。10℃程度の季節は室温で保存
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・2~3日

 

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