しょうが

しょうが

しょうがはおろして薬味や料理の調味料、魚料理のにおい消し、あるいは生姜湯などで使われるのが一般的かと思います。
しょうがには、夏に売られている葉しょうがと通年出回っている根しょうがの二通りがあります。

生姜の栄養成分としては、ビタミン類は少ないのですがミネラルが比較的多く含まれています。
例えば、しょうが1かけ当たりでマグネシウムは約2mg、カリウムは約20mg、食物繊維が0,2g程度と、特に目立った量ではないのですが、そこそこ含まれています。

 

しょうがに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 葉しょうが・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 11  0,5  0,2  2,1  5  310  15  21  0,4  0,4

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 微量  0,02  0,03  14  3  0  1,6  0

根しょうが・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 30  0,9  0,3  6,6  6  270  12  25  0,5  0,1

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 微量  0,03  0,02  8  2  0  2,1  0

栄養成分の詳細
しょうがに多く含まれる栄養成分。

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しょうがの効能

しょうがの特徴は、栄養価よりも独特な辛味成分です。

この辛味の主成分は「ジンゲロン」と「ショウガオール」と呼ばれるもので、強力な抗酸化作用がありますのでガンの予防に予防に大変効果を発揮するのです。

さらに、強い発汗作用や殺菌作用、食欲増進作用もありますので、動脈硬化や肝臓障害、あるいは高血圧や風邪などにも有効とされます。

又、しょうがにはツンとくる独特の香りがありますが、この成分には「シネオール」、「ジンギロール」、「ジンギべレン」などが含まれています。
これらの成分には、保温作用や消炎作用、などがあります。この効果は血行を良くしますので、疲労回復や冷え性などを改善します。

 

しょうが旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・根ショウガは通年、葉ショウガは夏
  • 理想的な保存方法・・・ラップで野菜室、あるいは冷凍すれば品質が変わらず長持ち
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1週間程度(葉ショウガ)

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